働きながら学び続ける薬剤師のためのアプリ「ためとこ」が生まれるまで
“学びたいけど、時間がない”―薬剤師のリアル
薬局や病院、ドラッグストアで働く薬剤師にとって、日々の業務は想像以上に多忙。
調剤業務に加え、患者さまの対応、在庫の管理、地域連携など、広がり続ける薬剤師のニーズ。
「業務をこなすだけで1日が終わってしまう」
「勉強の時間を確保できない」
そんな声が多くの薬剤師から聞かれます。
また、医療者ならではの不規則なシフト勤務を行う薬剤師もいれば、転職してキャリアアップをする薬剤師や、育休・産休を取得する薬剤師、リモートワークで働く薬剤師も増えつつあります。
それでも、薬剤師には「学び続けること」が求められています。
薬機法の改正、調剤報酬の改定、新薬情報、地域包括ケアとの連携、在宅医療・・・。
変化の激しい医療現場で、患者の最前線に立ち続けるには、アップデートが不可欠です。
私たちYTLは考えました。
「もっと自由に、楽しく、そして継続的に学べる場があればいいのに」と。
形だけの研修では意味がない。 “実務に活かせる学び”を届けたい
近年、薬剤師には「研修認定単位」の取得も義務化が進み、各地で集合研修やe-Learningが開催されています。しかし、現場の声を聞くと――
- 「単位取得が目的になってしまっている」
- 「レベルが高く、普段の業務に活かせないこともある」
- 「勤務後や休日などに実施されることが多く、負担になっている」
という“学び疲れ”や“形骸化”が課題になっていました。
私たちは、薬剤師の「リアルな声」や「業務で本当に困っていること」にフォーカスし、
“単位取得のため”ではなく、“現場で活かせるため”の学びを届けたいと考えるようになりました。
■ そして誕生した「ためとこ」――薬剤師の、スキマ時間の学び場
そんな想いから開発されたのが、薬剤師向け学習アプリ「ためとこ」です。
名前の由来は、「知識」・「スキル」・「キャリア」をためておける場所。
スキマ時間に気軽にアクセスし、薬剤師として必要な知識やスキル、キャリアを“ためておく”ことができます。
「ためとこ」の特長
- 最短5分で完結する、スキマ学習スタイル
- 現場で使えるテーマ(新人向け動画、在宅医療やOTC対応など)に沿った実践的講座
- 研修認定薬剤師の単位取得に対応(1単位から取得可能)
- 月額プランは初月無料で見放題、1単位取得した翌月も基本料無料
- マルチデバイス対応で、スマホでもパソコンでも学習可能
- 業界では類を見ない、テキストコンテンツで楽しく学べる
- 月に1〜2本ずつ新しい講座が追加される、定期更新型のコンテンツ設計
「ただ流し見するだけ」ではなく、
“薬剤師の成長につながる学び”を設計するため、薬剤師をはじめとした医療者がコンテンツを制作しています。
■ 「学びたい」という気持ちを、いつでも応援できる存在に
「ためとこ」は、まだ始まったばかりのサービスです。
でも、私たちは確信しています。
薬剤師がもっと気軽に、楽しく学べる世界があれば、医療現場はもっと良くなる。
その第一歩が、このアプリです。
YTLは「ためとこ」を通して、医療者がよりよい医療を届けるお手伝いをしていきます。