rootは「Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜」をVisionに、事業の成長によりそい、デザインを実践しようとする人々を支え、世界をより良く前進させていくことを目指すデザインファームです。
随時rootには新しいメンバーが入社し、組織が成長しています。日々状況が変わり続けるなかでも、新しくジョインするメンバーがスムーズに、ワクワクと スタートダッシュを切れる環境を作っていきたいと考え続けています。
そこで、今回のテーマは新しいメンバーの早期戦力化・定着のために取り組む「オンボード」。このnoteでは、リモート中心のはたらき方のなかで私たちがオンボードに取り組む様子と裏側についてお伝えします。
心理的安全性を保つためにオンボード方法をアップデート!
突然ですが、みなさんは新メンバーのオンボード…どうしていますか? オンボードといえば「採用した人材の戦力化と定着化を図る取り組み」と言われ、多くの企業で重要視されていますよね。
私たちもオンボードを重視し、あるべき状態をこう定義しています。
採用した人材の戦力化と定着化のためには、
「新メンバーが安心・安全、スムーズに。そしてワクワクと⾃⾝が実現したかったビジョンを実現できている状態を目指す。」
こうした状態を目指すには、採用〜内定、内定後〜入社まで、一貫して新メンバーが適応しやすくなるはたらきかけ(社内・本人へ)が必要不可欠。
ここに、それぞれの役割から設計や、フォローすることで上記に掲げたような状態が生まれ、新メンバーが活躍でき、企業からみた際にも早期の戦力化と定着が図れるものだと考えています。
とはいえ、言うは易く行うは難し…。
以前のroot社内を様子を振り返ると、リモートワーク中に疑問を抱えた新メンバーが「これって、誰に聞けばいいんだろう?」と迷ってしまう場面を見かけたことがありました。
新メンバーの立場からすればスムーズな業務遂行ができず、スタートダッシュが切れないことにストレスを感じていた部分があったと思います。
また、rootはリモートワークになる前からジョインしていたメンバーと、リモートワーク体制に移行してからジョインしたメンバー間では、理解できているベースが変わり、それにより両者にギャップがある状態が生まれていました。
よりよいオンボード体験をデザインしていくべく、誰かにサッと疑問を聞きやすい関係性やしくみをつくること、そもそも疑問を抱えた時に自身で解決できる環境をアップデートすることで、こうした課題は減少するのではないかと考えました。
上記のようなケースを一例として、新メンバーがより、安心・安全、スムーズに、そしてワクワクとはたらける環境を目指し続けたいと今年度からオンボードにおいてアップデートを行いました。
・入社日に全社の理解と自身がrootにジョインした決意や理由を振り返り深めるオリエンテーションの実施
・新メンバー向けのオンボードガイド資料「スタートダッシュガイド」作成
・ スムーズに、安心してコミットできるようにチューター(レイヤーによる)、メンター(現場とHR両軸)制度を導入
・チューター、メンター、採用チームが一丸となってオンボード設計に着手
・Gather[※]を活用して、入社日にメンバーが「そばにいる」感覚の醸成
※「Gather」とは、あそび心のあるゲーム風UIが特徴のオンラインコミュニケーションツール。rootにおけるGather導入・利用の様子についてはこちらから!
実際に実施してみた様子について、お伝えしていきます!
初日からワクワクできる入社体験づくりを
直近は10月入社メンバーがジョイン。
初日は、これから活躍できるようフォローするメンバーたちで、新メンバーの入社を歓迎!
Gatherでのwelcometimeとなりました!
事前に、Gather内で飾り付けや迎えるスペースの準備をし、迎える側もワクワクドキドキ。
その後のオリエンテーションでは、冒頭で、rootのバリューでもある「変化=成長」についてメッセージとしてお伝えしました。
また、あらためてrootのビジョンとマッチした新メンバー自身が、ジョインした理由やビジョンについて振り返り、考える時間を設けています。
ここからよりワクワクし、スタートダッシュをきるための大事な時間です。
rootのビジョンについてはCEOからのメッセージもあります。
その後コーポレート担当から、社内について最低限知っておいてもらえると安心して、安全にはたらいてもらえるという情報を共有、レクチャーする時間を設けています。日々の中で不明なことがあればどこで、誰に聞けばいいかも明確に伝えて、Slackチャンネルの設計も実施しています。
オリエンテーションのあとは新メンバーを囲んで行われた Welcomeランチ。
今後深く関わり、新メンバーをフォローするメンターとチューターとのオンラインランチです。
午後からは、初日に自身で設定してもらうことや、確認してもらうこと。rootで仕事をする上で今後必要な情報がすぐにどこにあるかわかるようにまとめた「スタートダッシュガイド」、通称スタガイを進めてもらいます。
その後のワークを経て、終業前には皆でGatherに集まり、おわりの会を実施。
新メンバーの1日を振り返りました。
初日の締めくくりに、明日からの出社が楽しみに、ワクワクしてもらえるような時間にしたいという思いを込めて設計しました。
新メンバーが安心して、誰かにサッと疑問を聞きやすい関係性やしくみをつくること、そもそも疑問を抱えた時に自身で解決できる環境をアップデートすることにフォーカスし、アップデートした今回のオリエンテーション。アップデートした効果は、いかに……。
1日かけてさまざまなコンテンツを体験した新メンバーからは、次のような感想があがっていました。
特に印象に残っているのは、Gatherを用いた開催方法とワークです。Gatherを用いることでまるでリアルに皆さんとお話しできていると感じてよかったです。メンバーの人柄や雰囲気、社内の雰囲気やカルチャーも感じられ、いち早くrootのメンバーとして成果を出せるように頑張っていきたいと思えました!(参加した新メンバーの声)
「meet」ではなく「Gather」を用いることで、新メンバーが在籍する他メンバーのことや雰囲気を捉えやすくなる効果があったようです!一方で、社内にオリエンや入社初日の様子が可視化されることで他メンバーが新メンバーを見守るような環境を作ることができ、新メンバーもまた輪の中にいる臨場感を得ることができ、双方にとって記憶に残る会になったとの声も寄せられました。
また、新メンバー用に入社初日から実施すべき内容・手順が記載されているroot特製「スタートダッシュガイド」もオンボード時に活躍してくれています!
随時アップデートしている通称「スタガイ」のおかげで、スムーズにセットアップや情報のキャッチアップができると、新メンバーからもいいフィードバックをもらっています。初動で「誰に聞けばいいのかな?」「スムーズに進まないな」という悩みを持つことなく、効率的にオンボードができます。それにより、立ち上がりやメンバーとのコミュニケーションが早くとれることにもつながっています。(HR/PXアドバイザリー 籔田)
外部環境やはたらき方の変化に合わせて着々とアップデートを続けるオンボードですが、その裏側にはオンボードを企画・運営するチームメンバーの存在があります。そのメンバー自身も、この機会をそれぞれ前向きに捉え、取り組んでいます。
まだ会社として整っている部分ばかりではないと思いますが、HRやマネージャーなどが中心となり、試行錯誤しているフェーズです。こうして企画・運営に関わることで、「rootの何を知ってもらうべきか」「そのために、どんな機会があったらよいのか」を考える良い機会となりました。
今回入社してくれたメンバーからのFBももらい、一緒に試行錯誤&パワーアップさせていきたいです!(運営メンバーからの声)
リモート中心体制にメンバーを迎えるのは何度目かになりますが、改めて今回の企画・運営を通して「一緒に仕事をしている仲間の存在感」を常に感じられることが重要だと気づきました。今後も新メンバーとの関係性をできるだけ早く作り上げ、マネージャーとして不安や悩みを打ち明けてもらえる相談相手になりたいです。(チューター(マネージャー)からの声)
root流・オンボードの取り組みと入社オリエンテーションについてお伝えしましたが、少しでも会社やメンバーの雰囲気が伝わっていれば嬉しいです!
これからジョインする新しい仲間も、リモート下で安心・安全、スムーズに、そしてワクワクと⾃⾝が実現したかったビジョンを実現できる状態を目指すために 、メンバー全員で仕組みを作ってまいります!
rootでは共にVision実現できる仲間を探しています!
rootでは、Visionである「Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜」の実現のため、デザインの根源的な力をより多くの人々、より多くのものごとへ活用することで、世界をより良く前進させていきたいと考えています。
共に、クライアントと事業の本質(芯)を見いだしながら、事業本来の価値をユーザーに届けたいと思ってくださる方!rootのVision・Mission・Valueに興味のある方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか?ご連絡お待ちしています!
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