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卒業生が語る、オーランのホーム感

オーランは、一度繋がれば卒業してからもまた一緒に仕事ができるという考えがあるため、メンバーが退職することにネガティブな印象を持っていません。

そこで、今回は2021年に晴れてフリーランスとなった卒業生に取材を行い、オーランでの日々を振り返っていただきました。

プロフィール
渡邉 福光
フリーランス、Webディレクター。Web広告の制作会社で映像やバナーのディレクションを経験するも会社が倒産し、2019年にオーランに入社。大手携帯キャリアやテレビ局での常駐を経て2021年に独立。

「自分の積みたい経験」があった

ーまず、オーランに入社した経緯を教えてください。

前職はWeb広告の会社で、映像やバナー制作のディレクションをやっていました。でもその会社が倒産してしまい、繋がりのあったオーランに入社することになりました。当時から、自分はあまり会社員に向いてないと思っていたので、面接では西さんにそのあたりの気持ちを隠さず話しました。

縛られるのが得意じゃない、できれば裁量を持って仕事をしたい、将来は独立を考えていると。正直、独立するために足りない経験を、ここで積めればいいなという下心もありました。そのため、採用する側からすると、すごくマイナスなんじゃないかと思ったのですが、西さんはすべて承知の上で、逆に「独立へのステップとして、オーランで本当にいいのか」と心配してくれました。

その懐の深さに、この人とぜひ一緒に働いてみたいと思いました。こちらからすると、倒産で困っている僕を、社員として長く働く可能性が低い僕を「拾ってくれてありがとうございます」なんですけどね。

ーオーランに入社してからはいかがでしたか?

前職ではWebを半年、映像を1年経験した程度でしたが、ディレクションの経験を評価いただいて、入社してすぐに大手携帯キャリアのサイト制作・運用を担当することになりました。ここでは、運用の仕事を1から学ぶことができました。

その次に経験したのは、テレビ局での番組サイトの制作です。目が回るほど忙しい現場で僕の力量ではついていくのが精一杯でしたが、処理速度が鍛えられました。

最後の常駐先は大手出版社で、アンケートフォームの作成、メルマガの配信などの細かい業務まで、幅広く取り組みました。ちょうどチーム体制が変わる過渡期だったので「仕組みや体制づくりでも、できることがあればやってほしい」と言われ、チェック体制の整備、タスク割り振りなど、チーム運営や業務を潤滑に回すためのマニュアルづくりなども経験しました。

常に「個人の利益」を考えてくれる

ー渡邉さんから見たオーランの環境について、教えてください。

オーランでは、仕事を決める際には毎回、その仕事をやりたいのか、できるのか、体調面は大丈夫かなど、細かく確認をしてくれます。また、それだけではなく人事の千代田さんが開催していた2か月に1回の「キャリアMTG」というランチ会があって、そこで仕事の話やプライベートな話をする機会もありました。(現在はオンラインでの開催)

そこでは「プライベートのことでも、困ったことや悩みがあったら何でも相談してくれていいよ」と常に伝えていただいて、実際に込み入った相談はしませんでしたが、社員一人ひとりのことをここまで気にかけてくれるのかと、それだけで十分支えになっていました。オーランにはとにかく優しい人・面白い人が多くて、仲間意識も強いので「このまま社員を続けるのもアリじゃないかな」と思うくらいでした。

ーそれでも独立された理由は、何だったのでしょうか?

初志貫徹、決めていたから、というのが答えですね。そのため、入社してちょうど2年になる2021年12月をめどに「独立したい」と相談しました。すると西さんが「良かったら、オーランのお客さんを紹介するよ。大手より、オーランの方が紹介手数料も低いと思うし」と言っていただきました。どこまでサポートしてくれるのだろうと、すごく嬉しかったのを覚えています。

実際に契約する前に、業務内容や時間的なことを調整いただいて、結果的にかなり好条件な案件を任せていただけることになりました。他の会社から独立したフリーランス仲間からは「SES企業を辞める時に誓約書を書かされた」なんて話を聞いたこともあったので、すごい違いだなと思いました。

僕の他にもオーランを卒業してフリーランスになっている人が何人かいますが、オーランはそのほぼ全員と繋がっていると思います。オーランを出てわかるのですが、ずっとホーム、家族みたいな感じがあるんです。西さんが会社の利益より「メンバーのため」を徹底しているおかげだと思います。だからこそ、自分も退社してからもオーランとの繋がりを大事にしたいと素直に思えたのだと思います。


おわりに
卒業生である渡邉から、オーランで経験したことや退職する時に感じたことを話していただきましたが、いかがだったでしょうか?

オーランはオーランを経由して独立を目指す方の応募にも、前向きな姿勢で取り組んでいますので、興味を持っていただけたら嬉しいです。

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