こんにちは、葵ビットです!
今回はHRForceの中心事業である「Recruiting Cloud」について解説していきたいと思います!
・そもそもどういうプロダクトなの、何ができるの?
・ポテンシャルを秘めたプロダクトなの?
この2つの疑問にお答えできればと思います!
前回までで、HRForceが今置かれている市場背景について解説していますので、
Part.1記事(HRF 事業解説 Part.1「いま人材業界で何が起こっているのか?」)
Part.2記事(HRF 事業解説 Part.2「採用マーケティングって一体、何なのか?」)
こちらも参照しながら読んでいただけると嬉しいです!
目次
1.Recruiting Cloudの概要
2.Recruiting Cloudの仕組み
3.Recruiting Cloudのポテンシャル
~Recruiting Cloudの概要~
「Recruiting Cloud」は、企業の採用マーケティングを支援するプラットフォームです。
簡単に理解するためのキーワードは「コスト」と「手間」の削減です。
Recruiting Cloud上で可能な業務を一部羅列していきます。
・国内約160の媒体から、最もコストパフォーマンスが高い求人サイトを算出して提示する(コスト)
・出稿するサイトに合わせたフォーマットの求人を自動作成できる(手間)
・求人への応募をRecruiting Cloud上で一括管理できる(手間)
・募集中の求人の効果を自動検証できる(手間)
前回記事までで触れてきましたが、「採用マーケティング」は非常に「手間」と「コスト」のかかる、簡単に言ったら「面倒くさい」ものです。新しい採用施策に人員を割く余裕のない中小企業では、採用マーケティングの導入に伴って発生する手間とコストで多くが頓挫します。
つまり、Recruiting Cloudは、
採用マーケティングがなかなか進まない要因である費用(コスト)と業務(手間)をテクノロジーに代替させ、次世代の採用を支援している。
これが「Recruiting Cloudの提供価値」と言えます。
~Recruiting Cloudの仕組み~
Recruiting Cloudがいままでの求人サイトと何が異なるのか、解説していきたいと思います。
要素は「AI」と「アドテク」です!(Recruiting CloudはAIアドプラットフォームと表現されます)
「アド」とは「advertisement」、広告の意味です。
みなさん「trivago」をご存知でしょうか。ホテルを検索する際、web上に散らばったホテル情報を集約し、サイトごとに違う宿泊価格を同一サイト上で比較してくれるサービスです。
これには最新のアドテクが使われており、Recruiting Cloudでもこれに近い技術が使われています。
図で従来型とRecruiting Cloudを用いた求人出稿を比較しています。
従来であれば、担当者が各求人サイトから見積もりを受け、サイトのユーザー層から応募見込みを比較して予算を配分していました。
しかし、Recruiting Cloud上であればアドテクを用いて、各サイトのコストと集客力をシミュレートし、どのサイトにどれだけの予算を配分すべきか、一目でわかります。(求人をクリックしたターゲットにのみ料金が発生するという、CPC型広告の特性もこれを実現した大きな要因の一つです。)
つまり、アドテク活用で理論上「最も安く」求人を出せることが1つ目の大きな特徴です。
2つ目に、「AIの活用」です。Recruiting Cloudはクライアントの採用を支援する中で、ビッグデータ収集を行い、AIが学習することによってあらゆるコンテンツの最適化が行われていきます。
例えばHRForceがこれまで作成した求人は1,374,468であり、その単語数は163,218,075に上ります。これをAIが学習し、より効果の高い求人作成が実現します。
AI学習によってさらなる提供価値の向上に繋がるサイクルが組み込まれていることが、Recruiting Cloud の大きな特徴です。
~Recruiting Cloudのポテンシャル~
vol.1の記事にて、インディードは大きな進化を遂げてこなかった人材業界の「ディスラプター」になる可能性がある、と表現しました。
それは、ほぼ全ての求人が1サイト上で閲覧可能になる、という圧倒的利便性を求職者に提供し、「求職者」が「企業」と出会う入り口をインディードが掌握する可能性を秘めたプロダクトであったからです。
Recruiting Cloudも同様のポテンシャルを秘めていると私たちは考えています。
下の図を見てください。
Recruiting Cloudは最新のアドテクノロジーを用い、企業がどの求人サイトを用いるべきか最適化し、出稿できるという企業への圧倒的利便性を提供します。
つまり「採用マーケティング」を実践する企業が増えるにつれて、Recruiting Cloudは次世代採用の当たり前を提供していく。求人メカニズムの上流に位置することで、「企業」が「求職者」と出会う入り口を担うポテンシャルを持っているのです。
「検索エンジンを最も活用し、検索エンジンの最大のライバルであり続ける」
これがHRForceの提供する「Recruiting Cloud」です。
~まとめ~
今回はHRForceの中心事業である「Recriting Cloud」を解説しました。
要点をまとめるとこのようになります。
HR Forceの事業展開をお伝えする記事は一旦、今回で最後になります。
今回の記事を通して、
・web広告に馴染みがないと分かりづらいHRForceの事業内容
・市場背景を読み取ったHR Forceの事業戦略
・「ダイレクトリクルーティング」と「採用マーケティング」と「インディード」の関係性
などが伝わればいいなと思い、3本書かせていただきました。
今回の記事で全てを把握できていなくても構いません。これからの人材業界、その仕組み作りに携わっていきたい、一歩ずつ学んで変えていきたいという気概に溢れた学生の方に是非ご応募いただきたいと思います。
少し長い投稿でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
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