こんにちは!株式会社Hostyインターン生の永里です。
夏が終わり、冬の足音がだんだんと聞こえてきそうですね…。そんななか、Hostyではそんな肌寒くなってきた季節に負けじと、先月末、京都支社メンバーも福岡へと集結し、熱い討論を交わしてきました!2日間に渡る第1回全社合宿の内容をレポートさせていただきます!
合宿の趣旨
本社を福岡へと移転、メイン事業を民泊運用代行からカジュアルなコンパクトホテル運営へと転換し、Hostyにとっては、第二の創業期と言っても過言ではない大切な日々を過ごしています。この時期だからこそ、Hostyの成長角度がグッと高くなるためには、
①お互いのことを今まで以上に理解して、チームワークを深める
②全員が「組織をつくる」当事者であるという意識を持つ
ことが必要だ!…と日々課題を感じていました。ただ、普段は福岡と京都で別れていたり、福岡でもオフィスが2つあったりと、なかなか全員が一堂に会す時間がなく、横のつながりを深められていないのが実情。そこで、「業務で忙しい」という言い訳をするのを辞めて(笑)、「メンバー全員で何かを成し遂げる」大切さを実感できるきっかけを作ろうと、この合宿を開催するに至りました!
なんと、福岡本社・京都支社から集まった13名の中には、初めて顔を合わせるメンバーも多数でドキドキでした。(ずいぶん長いことオンラインだけでやり取りをしていたメンバーがいたことに改めて気づきました。)
合宿の全体像
今回の合宿は1泊2日に渡り、「組織について考えを深める」ことをテーマにして実施しました。前述の繰り返しとなりますが、目的は以下の2つです。『①お互いのことを今まで以上に理解して、チームワークを深める②全員が「組織をつくる」当事者であるという意識を持つ』そして、その目的を達成するために以下のスケジュールで合宿を進めていきました!
日常業務から離れて、頭を空っぽにして一つのことを集中して考えるということは普段はなかなかできません。だからこそ、どれだけ有意義にできるかを考えて2日間を設計しましたが、これまたすごく難しくて悩みました…。当初から定めていた【合宿の目的】から逆算して意識したことは、「ブレスト」と「ディスカッション」の2点。どちらも意図することとしては似通っておりますが、「ブレスト=自分の意見をひたすらアウトプット」「ディスカッション=他者との意思統一、相互理解」と定義して、前述2点を包括できる機会創出を企みました。
グループワーク【ミニ課題・本課題】
この2日間、ミニ課題2つ、本課題1つの合計3つのグループワークを通して、「組織をつくる」ことについて全員の理解を深めていきました。ちなみにテーマは以下の通りでした!
目的にもある通り、「組織をつくる」ことを考える際に、「どれだけ組織を自分ごと化して考えられるか」が非常に重要と考えていました。なので、まずはミニディスカッションで、自分の経験に上に置き換えて考えてもらいました。そして、全員と議論できるよう2チームに分かれ、毎回メンバーシャッフル!普段なら直接関わりのない部署のメンバーとも会話を交わすことでより、ひとつの会社、組織で働く仲間のことを互いによく知ることができました。実は企画段階では考えていなかったのですが、グループワークの数が多い=プレゼンテーターが多いということにもつながり、「全体の前で話す機会」を多くのメンバーに経験してもらえて良かったなと思いました!その人が”どうやって伝えるのか”、メンバーそれぞれの個性が合間見えた瞬間でした。
ミニ課題に対する経営陣からのフィードバックでは、『強いチームにはモチベーションがある。変化に柔軟性がある。常に満足しない心がある。ゴールとプロセスが明確にある。』という話がありました。「一つひとつの言葉が意味するところは何かを整理した方がいい」という代表の言葉もあり、ミニ課題を取り組んだことは、本課題に入る前に「組織について考える」ための思考のきっかけとなりました。
経営陣2名はグループワークには参加せず、フィードバックをくださりました。真剣な表情の社長の山口とは反対に楽しそうな合宿企画&進行者の織井。
そしてミニ課題を終えた後はお待ちかねのランチターイム!ランチは身体に良さそうな和食のケータリングで、鶏肉・鮭・秋刀魚の3種類から好きなメニュー争奪戦。笑
ミニ課題で議論を通して会話が広がり、ざっくばらんな話がランチ中や休憩中にも飛び交っていました!
本課題
そしてランチ後はいよいよ本課題へ!本課題では、「HostyのVision・Mission・Valueを考えてください。」という課題が与えられ、2日間計7時間かけてディスカッションをしました。全員で会社の指針について考える機会は今までなく、また、それぞれの部署の行なっている仕事や人生観によっても考え方が違ったため最初は両チームとも大苦戦、、、。ポストイットや模造紙を使いながら、ブレストにブレストを重ねてお互いの考えていることを言語化していきました。
1日目の終わりに中間プレゼンを終え、経営陣から様々な指摘を受けました。改善点を話し合うだけでは時間が足りず、、、両チームとも2日目の朝も集合時間前に集まり、プレゼン準備や議論を重ねていました。
そしていよいよ最終プレゼンへ、、、。プレゼンは各チームが全員で役割を決めて説明をし、その内容についてオーディエンスが質問をし、よりクリアにしていくという方式をとりました。発表内容は以下のようになりました。
▶︎Aチーム
▶︎Bチーム
プレゼンを終えてみて感じたこと
約7時間のディスカッションを通し、様々な社会経験・バックグラウンドを持ったメンバー同士で、様々な知識やアイデアを共有し、物事をみる視点・角度が増えることで、新しい発想やより良いアイデアが生まれる楽しさを実感しました。その際、個々人がそれぞれ、足りない知識・スキルが見え、新たな気づきを得る事ができたと思います。同時に、自身の考えを「伝える」ことと、それを相手に理解してもらい「伝わる」ということの違いも実感しました。ディスカッション、プレゼンにおいても同様に、「伝える」だけでは意味がありません。どれだけいいアイデアが浮かんでいても、それを聞き手に「伝わる」ようにするには、「相手の立場になって考える」必要があります。「相手の立場になって考え」、「伝える」ことによって初めて「伝わる」という双方向のコミュニケーションが生まれるのです。普段から意識しそれを体現していかなければ、Hostyの成長には繋がりません。よりHostyを成長させていくためには、今、この先、何が必要で何が足りないのか、相手の立場になって考え追究していくことが、私たちにはまだまだ足りていないことではないかと感じました。
プレゼンも終わり、ようやく一息ついて自然と笑顔が溢れていました!
経営陣の語る経営理念
本課題のプレゼン後、経営陣が事前に話し合っていた経営理念を全員に共有しました。
代表をして人事の織井から思考のプロセス、そして最終的なアウトプットの説明がありましたが、そこに至るまでの流れは非常に複雑かつ、本人からの説明が1番わかりやすいと思うので、別記事にて事細かに説明をしてもらおうと考えています!ただ、せっかくなので少しだけご紹介をさせていただきます。
『これからのHostyは上記のVisionとCultureを掲げて事業拡大を目指していきます。私たちが届けるサービス「mizuka」は普通のホテルではありません。今までの世の中にはなかった”無人コンパクトホテル”です。安くて、おしゃれで、快適な、ホテル。「これでいいよね」っていうユニクロやZARAのようなファストファッションが世の中にもたらした新しい価値観をホテル業界にも生み出します。そして、そのポジションを築くためにはいつだって「期待を超えていく」必要があると考えています。それは、プロダクト、カスタマー、そしてチームに対してもです。全てに向けて「サプライズを届けていく」ことを目指します。ヒト・モノ・コト。全てに対して期待を超えて笑顔にする。そしてそれが世の中の笑顔に繋がると考えます。』
合宿を終えて
合宿前には知り得なかったこと、考えていなかったことをたくさん発見・吸収できる良い機会だったと思います。一緒に働く仲間の今まで知らなかった姿をたくさん見ることができました。また、今回の合宿を通してメンバー間の理解やHostyという会社に対する共通意識がより深まりました。この合宿を糧に、さらにパワーアップしたHostyに今後乞うご期待です!!
おまけ
1日目の合宿終了後。鶴の一声ならぬ、社長の一声で夕食後、アバロン大会が開催されました。
みなさまは「アバロン」ご存知ですか?人狼ゲームの少し難しいバージョンのようなゲームで、グループワーク並みに盛り上がっていました〜!ちなみに私は顔に出やすいタイプなので撃沈していました。。。こんな感じで仕事以外の時間も和気あいあいとしています!そして2日目合宿終了後、Hosty Family会という名の懇親会を実施しました!その様子は別の記事でまたご紹介したいと思います:)
ご精読ありがとうございました!