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【社員インタビュー】新卒研修で作ったものが自社サービスに!?これからの会社の技術分野を担う21新卒エンジニアの紹介

こんにちは、Wantedly運営担当の高田です!

ヘッドウォータース(以下HWS)では毎年4月に入社する新入社員研修の一環として、与えられた課題を解決するためのWebサービスを開発しています。
目的はWebサービス開発を通して、「要件定義」や「顧客へのヒアリング」「機能設計」から「開発」「テスト」までを一通り経験してもらうことと、新入社員同士でコミュニケーションを密にとってチーム開発を体験することで、配属後の業務でも即戦力として活躍するために行っています。

今回紹介する「SyncLect Flow」は2021年新卒として入社した社員が研修によって作成したサービスで、
昨年HWSの自社サービスとして正式にリリースされました。

「SyncLect Flow」がどういったサービスなのか、リリースされるまでの話を2021年新卒の竹川さんにインタビューしました!
竹川さんは現在入社3年目ですが、すでに業務で大活躍しており、今後のHWSを担うエンジニアです。HWSに新卒社員として入社した後、どのようなステップを踏んでキャリアを形成していくのか参考にしてもらえればと思います。

竹川さんのプロフィール

──主な業務は何をされてますか?

21新卒として入社後はSystem Reliabilitibyグループ(主にインフラ構築を担当するGr)に配属されました。
1年目はインフラをメインに業務を担当していました。
2年目の去年はインフラの仕事半分、データサイエンスやIoT案件の開発を半分行いました。
また22年度新卒社員研修のメンターや新しく入社した社員の教育も担当しました。

来年からはデータサイエンス系を主軸にやっていく予定です。

──竹川さんってどんな性格なんですか?

基本テキトーです。笑
あとめんどくさがりな反面、我が強いです。
そういった性格なこともあって、新卒研修の時は色々あったり。。。

──その話、初めて聞きました。笑
この後のインタビューでぜひとも詳しく聞いてみたいと思います。

SyncLect Flowがリリースされるまで

SyncLect Flowについて:https://www.headwaters.co.jp/service/SyncLect_flow.html

──次にSyncLect Flowがリリースされるまでの話を聞きたいのですが、SyncLect Flowとは一体どういったサービスなのでしょうか?

社内稟議の申請から承認までのフローを自動で行ってくれるサービスになります。
もともと僕達2021年度新卒の代で出された課題が「管理本部の業務負担を減らしたい」でした。
コロナの影響もあって全社員リモートワークになったのに、稟議の申請が発生するたびに紙による申請・承認のため出社する必要があったり、業務フロー自体が多くて大変でした。
そういったこともあって、稟議の業務フローが本社に出社しなくても出来て、かつ申請の度に数枚の紙を使って申請していた作業を自動化してペーパーレスにできるサービスを作って欲しいというのが背景になります。


──社内で実際に課題だったことを解決するためのサービスだったんですね。
昨年末に自社サービスとしてリリースされましたが、それまでは開発期間はどういったことをされてたんですか?

まず、研修に取り組み始めた4~5月の新卒研修中は、とりあえず動くもの・最低限使えるものを作成しました。
開発に使ったツールとしては主にMicrosoftのOffice365やPower Platformを活用しました。
具体的にはユーザーの入力画面としてMicrosoft Formsを利用し、申請があった際の管理本部への連絡や申請した人への通知といった裏側の処理をPower Automateで実現させました。

その後、新卒研修期間が終了して、社内でサービスとして提供できそうだという声が高まり、本格的に自社サービスとしてリリースするためにプロジェクトが始動しました。

・自社サービスの立ち上げという中々体験できないことに携われていい経験になりそうだと感じた。
・営業や書類作成、設計など経験してみたかった。
といったこともあったので、迷わず手を挙げてプロジェクトに参画しました。

6月からは仮想顧客となる管理本部の方が求めていた機能の開発や、クライアント画面のデザインを刷新しました。
また、初めはMicrosoft Formsでクライアント側の画面を作成していましたが、顧客のニーズに応えるためPower Appsへのリプレイスも行いました。

結果として実際にコーポレートサイトから問い合わせがきて、営業や資料作成をすることができたのでとてもいい経験が積めました。



──新卒研修の後からリリースされるまでの間にリプレイスや追加機能の開発など色々なことをされたんですね!
今後の予定は何かありますか?

このサービスで管理本部の稼働時間を削減できたので今後はPM(プロジェクトマネージャ)の稼働工数削減を目論んでいます。
また、セキュリティ面やクオリティの向上も狙っていきたいですね。
具体的には、現在Share Point上でデータを管理してるんですが、より厳格にデータの管理をできるようにしたいので、Dataverseにリプレイスしたいですね。


──今後さらにSyncLect Flowが進化していくんですね、とても楽しみです!
SyncLect Flowについての説明ありがとうございます!
ちなみに私もつい最近、稟議を申請する機会があって使いました。本当に助かります。。

大変だった新卒研修

──次は新卒研修時の話を深堀って聞いてみたいと思います。
そもそも4月に入社して、すぐWebサービスを作ってほしいと課題を出されたと思いますが、大変じゃなかったですか..?

めちゃくちゃ大変でした。笑笑
そもそも「稟議」って何?ってとこから始まりましたね。管理本部の方に説明してもらってもいまいちピンとこず....
開発以前にそういった問題もありましたし、実際開発に着手した時も当時はPower Platformが登場したばかりということもあってあまり普及してなくて、調べてもなかなか情報が出てこない状況でした。
結局GW(ゴールデンウィーク)前まで何も手をつけることができなかったんです。

さらにもう一つ問題が起きていて、新卒メンバー間で中々意見がまとまらず、食い違いが発生してました。
でも今思えば、4月に入社して知り合ってすぐの関係だったのに、あそこまで思ってることを率直に言える関係だったのは逆に良かったのかなーと振り返ったりもしますね。笑

──おお〜これぞ研修って感じのことがあったんですね
僕は中途で入社したので、逆にそういったことが羨ましかったりします
そんな状態からどうやって、完成まで持っていったんですか?

社内のベテランエンジニアやコンサル部門のリーダーを務める方に相談させてもらったりして、なんとか完成させることができました。
自分達では気づけなかった視野で指摘をしてくれたりと、とても助かりましたし、勉強になりました。
また新卒メンバーの中で役割ごとにチームを分けたりなど、開発の体制を変えたりしたこともプラスに働いたと思います。
最終的に仲間を頼る大切さを実感できる、有意義な時間になりました。

またこの研修を通して、開発以外にもヒアリングや資料作成など色々な経験をすることができました。
何より自分達が作ったサービスで社内の課題を解決できたので、達成感がありました!

──まさにHWSのValueの一つでもある「仲間に背中を預ける」ですね✨
研修でたくさんの経験をできたからこそ、現在の竹川さんがあるのだと思いました。

来年以降入社する新入社員に向けて

──来年以降もどんどん新卒社員が入社してくると思いますが、どんな人と働きたいですか?

気負わず色々なことに挑戦できる人と働いてみたいですね。
あとは困難なこと・難しいことがあっても周りを頼ってなんとかこなしてくれる人だと良いなーと思います。


──来年の新卒研修ではどんなものを作ってほしいですか?

Power Platformを使ったサービスを作ってほしいです。
具体的には現在社内で使ってる外部ツールや少し古くなったWebサービスをリプレイスして欲しいですね。

──HWSで約2年働いてみて感じた魅力は何ですか?

私が感じた魅力は色々と挑戦できる点です。今回のSyncLect Flowのように手をあげれば挑戦できたり様々な経験ができる会社だと思いました。

──今後のキャリアビジョンや目標などはありますか?

キャリアビジョンとしてはデータサイエンティストを突き詰めて、マネジメントよりもエンジニア路線で頑張ろうと考えています。
社内に目標となる人がいるのでその人のように技術面から周りをリードしていく存在になりたいです。
また、最終的には他の人に負けないものを習得したいと考えています。



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