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毎朝やってます!ITベンチャーがマインドフルネスを導入するワケ

ハカルス CHO室の菊本です。
毎日暑いですがみなさん夏バテなど体調崩されていないでしょうか??
ハカルスの本社がある京都でも連日38度超えを記録しています。。。

さて、今日はハカルスで毎朝行なっている『マインドフルネス』についてお話します。
なぜITベンチャーでマインドフルネスなのか、始めたきっかけ、続けて見えてきた効果などについて紹介して行きたいと思います。

世界的ブーム!?そもそもマインドフルネスって何?

マインドフルネスは、脳科学で「集中力の向上」や「自律神経の回復」、「ストレスの低減」などの効果が実証された、脳のエクササイズです。

GoogleやFacebook、Nikeといった大企業やシリコンバレーのスタートアップ企業など、既に世界の多くの企業でマインドフルネスが導入されています。
マインドフルネスのいいところは、いつでも・どこでもできること、また宗教色が一切ないのでハカルスのようなインナーナショナルなチームにも取り入れやすいところです。

ハカルスでは、今年の4月から毎朝のマインドフルネスを行なっています。

ハカルス流のやり方は、

  • 電気を消す
  • お香を焚く
  • 各自がマットの上に座り、姿勢を正す
  • 今起きていることに意識を向け、ありのままを受け入れる

たったのこれだけです。

「マインドフルネス」=「無」ではない?

指導者によってその捉え方は微妙に異なるようですがハカルスではマインドフルネスを『今、目の前で起きていることに意識を向ける、フォーカスすること』だと捉え、五感(眼・鼻・耳・舌・身)で感じた感覚に対する心の反応を客観的に観察していきます。

たまに、頭や心を無にすること、と勘違いされるのですがそうではないんです。

頭を空っぽにして今は仕事のことを忘れよう、なんて思っても、実際はなかなかできません。ただ、今を感じるんです。

話だすと長くなってしまうので、マインドフルネスについてのさらに詳しいことについては、ぜひハカルスのオフィスに来ていただき一緒に体験してください笑。

【最新保存版】マインドフルネス瞑想の効果・やり方まとめ | マインドフルネス瞑想ならcocokuri
2018.01.29 皆さまは、マインドフルネスという言葉を聞いたことがありますか? マインドフルネスとは、一言で表すと「今この瞬間の自分自身の身体や気持ちの状態に気づける、心のあり方」のこと。 語源は、仏教における「念(サティ)」を表す言葉であるmindfulnessの英訳語で、「心にとどめておくこと」「気が付くこと」「注意すること」などと訳されます。 ...
https://www.cocokuri.com/blog/effectiveness-mindfulness/


マインドフルネスを始めたきっかけと理由

そもそもハカルスのCHO室がマインドフルネスを初めたきっかけは、社員の心(メンタル)の健康もサポートしたいと考えたからです。

CHO室がハカルス社員に対して行った健康に関する調査の結果、
・集中力が昔と比べて格段に落ちた
・ぐっすり眠れない(眠りが浅い・夜中に目が覚める)
という課題を持っている社員が一定数いることが分かりました。

集中力や睡眠の質は、直接仕事のパフォーマンスに影響しますよね。

特に私たちのようなIT業界で働く人は、一日中パソコンの画面を見て仕事をし、寝る直前までもスマホの画面を見て過ごしている、なんてこともまぁ普通にあります。

そんな日々を送っていると、目から入ってくる情報量が他の感覚器(耳や鼻など)に比べて圧倒的に多くなってしまうだけでなく、常に何かを考えている状態で、脳を休めることができません。

マインドフルネスでは「今ここに集中すること」にフォーカスをしていくので、五感(眼・耳・鼻・舌・身)を偏りなく平等に使っていきます。5分〜10分の短い時間でも脳を休めて五感にフォーカスする時間を強制的につくり、またそれを毎日継続することでそれ以外の時間でも自分で自分をコントロールができるようになるのではないかと考えています。

仕事をしている時、他のやるべきタスクが次から次に浮かんできて、目の前の仕事に集中できない、なんてことありませんか??

マインドフルネスの最中も、仕事のことや心配事、また週末楽しみにしている予定のことなど色々な感情が頭をよぎってきます。でも、それで良いんです。

呼吸を整えて、また五感にフォーカスして、今に集中します。

経営者としての狙い

代表の藤原は、過去のハカルスブログでこんなことを語っています。

経営者として、自分が最も「職場に居て欲しくない人物」は、メンタルがダメな人。メンタルがダメな人というのは、具体的に言うと下記の項目に1つでもマッチする人を言います。
1)ネガティブなオーラを職場にばらまく人
2)日によって気分が大きく上下する人(精神状態が不安定、軽い躁うつ病とも言える)
3)ベンチャーで働いているのに基本待ち姿勢の人

3)と坐禅の関係を言うならば、自分でやるべき仕事を見つけて能動的に動くためには、やはりなんと言っても心が満たされている状態、つまり「やる気」がある状態であることが大前提です。逆に言えば、精神が不安定で「やる気」がある人には、自分は今まで1度も会ったことがないです。
業務中に坐禅をやるのは、表面的には社員の心身両方の健康づくりをトータルにサポートするという狙いもあるけれど、経営者としての自分の狙いは、上に書いた内容が包み隠さずの事実といったところです。


結局、効果はあるの?ないの??

約3ヶ月間続けてみて・・・劇的に何かが変わった!という効果はまだ感じられていません。。

ただ、なんとなく「気持ちの整理や切り替えが以前よりスムーズになった」「マインドフルネスの後はより集中力が高まる」と感じているメンバーがいます。

マインドフルネスの効果を測る手軽な手段を見つけられていないのですが、今後は効果の測定も含めてトライしていきたいと思っています。データ分析など技術チームとコラボできたらおもしろいなと思っています。

CHO室では引き続き、メンバーが「調子よく働ける!」ようにするために様々なことにトライしていきます!

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