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第10期上半期AWARD受賞者インタビューVol.4/絶妙な役割分担でパフォーマンスを最大化。逆境に熱狂した採用チームの半年間。

こんにちは。『Gunosy 第10期上半期締め会』の表彰式で受賞した社員へのインタビュー、今回はCEO賞に輝いた人事部採用チームのみなさんにマイクを向けました。この半年間を振り返るとまさにGunosy Prideの“逆境に熱狂せよ”だった、と口を揃える三人。どういった取組みが入賞に結びついたのか、その軌跡をたどります。

田中さん(上)/コーポレート本部 人事部
前職はゲームアプリの会社で主にエンジニアの中途採用を手掛ける。2019年5月入社。

高松さん(中)/コーポレート本部 人事部
広告代理店にてメディアセールスを経て主にビジネス職・エンジニア職採用業務に携わる。2019年7月入社。

栗原さん(下)/コーポレート本部 人事部 部長
インフラ系企業を皮切りにさまざまな組織で人事労務キャリアを重ねる。2019年8月入社。

採用チームをリスタートさせるまで

ーこの度はCEO賞受賞おめでとうございます!

三人:ありがとうございます!

ー今回、半期で30名以上の採用を達成した点が評価されての受賞と聞いていますが、そもそもどんな経緯でチームが立ち上がったのですか?

高松:もともとこの三人はほとんど同じタイミングで入社してきてたんですね。最初は田中さんで、次が私。そこに栗原さんが一ヶ月後ぐらいに入ってきて。

栗原:ただ、私は給与計算や制度設計など労務として入社したので、最初は採用についてはノータッチでした。当時は組織運営部だったかと。二人は採用推進部でした。人数も多くかなりしっかりと業務分担がなされていて、田中さんはエンジニア採用のみ、高松さんはビジネス職の専任だったと思います。

高松:当時は社内でもビジネスとエンジニアの文化が違っていたような気がしますね。採用チーム内でも担当職種によってカラーやルール、運用の仕方が個別でありました。でも当時は違和感はなかったような…

田中:入社したての頃はとにかく目の前の仕事を覚えたり、情報のキャッチアップに必死だったからじゃない?

高松:確かに。私も中途採用に携われる、という新しいミッションに夢中だったからね。新卒研修にも関わらせてもらったりしてたし。だからあんまり気にならなかったのか。

田中:ただ同じチームなのに相手が何をやっているのかを把握したほうがよいのではないか、という課題感は持っていましたね。

栗原:そうこうするうちに採用ニーズが急激に変化したんだよね。それで組織の状況も変わっていった。田中さんはIRを兼務しはじめたり、高松さんも私寄りの業務に関わるようになって。

高松:私と田中さんだけがそれぞれバラバラで採用に携わっている。しかも他業務と兼務ということもあり連携はできていなかった。ほぼ採用がなかったので、なんとかなってはいたものの。

ー栗原さんはどのタイミングでジョインしたのですか?

高松:栗原さんはその時、労務系の部署のマネジャーでした。で、私が栗原さんと仕事をするようになってから口説いたんです、私の上司になって!って(笑)。いろいろ話しているうちに、会社全体を俯瞰して見ていて、なおかつ会社の課題を正しく理解できている人だとわかった。もうこの人しかいない、と。

栗原:実はそれ以前から部長職に、という打診はもらっていたんです。でも私がそういった役職にモチベーションをあまり見出すタイプではないんですよ。そもそもマネジャーも半年ぐらい「いや、適任が他にもいると思いますので」とか言ってやんわり回避したり(笑)。

ーじゃあ高松さんのプッシュがなかったらこのチームは

栗原:なかったかも知れませんね。それぐらい高松さんに背中を押されたのが大きかった。本来、労務みたいにコツコツやるのが好きだし、採用については私のキャリアはさほど強くない。だけど高松さんが本当に困ってるのを見て、もしかしたら私にもやれることがあるかもと思って。

田中:その頃、私と高松さんの間でもお互いの大変な状況は共有しあってましたよね。このままだと採用チーム自体のプレゼンスがなくなっちゃうかも、とか。

高松:以前は兼務状態が多く、スムーズに連携できていなかったんです。採用担当者としてフローを回すだけではなく、専門性を発揮して経営側に働きかけないと上手くいかないと危機感を抱いていたんです。

とにかく自由に動いてもらう

ー田中さんも同じような感覚を?

田中:その頃はエンジニアの新卒採用を一人でやらなきゃならなくなって、どうしようみたいな感じでした。そうこうするうちに栗原さんが部長になって、私も採用チームの一員として再始動することになった。正直、よくも悪くもこれからどうなるのかと不安ではありました。

高松:最初はそんなに採用枠もなかったよね。

栗原:それまでも採用以外の人事領域は私の管轄だったんだけど、新たに採用が加わったことで人事全体を見ることになって。それから1〜2ヶ月ぐらいだっけ?あっという間に怒涛の採用がはじまったよね。

ータイミング的にはギリギリでの船出だったんですね

栗原:今期は採用計画を大幅に上げるぞ、という話は労務部門の責任者として知っていました。ただその時はまさか自分がその数字にコミットするとは思ってなかったんですけどね。

ーまず何から着手されました?

栗原:高松さんと田中さんのやり方を融合させることからでした。以前の体制では情報共有されていなかったので。そのあたりが整備されてから採用目標数が増えればよかったんですが、若干フライング気味でのスタートだったよね。

高松:私はビジネス職しかやってなかったし、田中さんはエンジニアだけだったもんね。

田中:私もビジネスサイドのことを知らなきゃと思ったし、いままで属人的だったのをとっぱらって高松さんと連携していくようにしました。あとは私たちだけの力じゃ回らないから、現場を巻き込んで一緒に採用に取り組んでいこう、みたいな意識が芽生えました。

栗原:とにかくあの時に私が心掛けたのは、この半年間は二人に自由に仕事をさせること。基本的に細かいフローや仕事の回し方、やり方には口を絶対に出さない。高松さんは機動力高くて、田中さんはきめ細かく補佐できる。それぞれの持ち味を生かしていこうと考えました。

高松:あと栗原さんには経営会議でも相当がんばっていただいたと個人的には思っていて。経営陣はGunosyの採用力が以前同様に高いままという認識だったんです。でも1年ほど採用していない間にエージェントから振り向いてもらえない存在になっていた。

そんな採用現場と経営の認識を栗原さんにしっかりと調整してもらえたのが、本当に助かりました。

田中:結果的にそういうひとつひとつの取組みが、私たちにとって動きやすい環境に結びついたわけですよね。

見事なまでの役割分担

ー成果に結びついたターニングポイントはなんでしたか?

栗原:一番大きかったのは田中さんが奮起してくれたことです。オペレーションって目立たないんですけど、そこに徹すると言ってくれたんですよね。粛々と書類選考を回すとか、モチベーションが保ちにくい業務にも関わらず。

田中:決してやってなかったわけではありませんが、アトラクト寄りの工程は意識的に高松さんに寄せましたね。

栗原:やはりあそこで田中さんがオペレーションに集中してくれたのが大きかったと思います。とにかくこの採用数を満たすためにはやるしかない、って言ってくれて。役割分担があればこその成果といっても過言ではありません。

高松:栗原さんには経営陣とのコミュニケーションを、田中さんには私が動きやすいところまでのオペレーションを担ってもらえて本当に助かりました。そのぶん私は推進力を発揮できた半年だったなと。それぞれが役割を自覚して徹底できたからこそ、短期間で30名以上の内定承諾につながったんですよね。

田中:1年前はほとんど採用してなかったんだもんね。そう考えると他事業部の役職者や現場の方々にご協力いただけたのもありがたかったです。

ー今後のチームのビジョンを聞かせてください

栗原:一人ひとりのスキルを伸ばしていくことですね。さらに業務の幅も広げていこうと考えています。上期はいわばKPIを追うフェーズ。そのためにも各々の得意を活かす半期でした。ただ、この先を見据えて採用を続けていくためには再現性が必要。それぞれの強みだけでは運用に限界があります。

高松:上期は特に、私の強みが最大化されるような土台を作っていただけましたからね。

栗原:そうそう、だからこれからはみんなが均等に活躍できる配置とか役割分担、さらに業務フローの見直しを図っていきます。採用の質を上げるためにどういう戦略を練るか。それが下期で形になれば来期はかなり楽になるかと。

高松:私はGunosyの採用チームって専門性をもっともっと磨いていけると思っていて。採用市況とか職種知識、法律まわりの知識なども含めて。社内でのプレゼンスをもっと上げて、とりあえず採用チームに任せれば大丈夫、みたいな安心感を提供できるようになりたいです。

田中:今回、苦しみながらもたくさんのポジションの採用活動は上手くいったかな、と思います。だから栗原さんのおっしゃる通り、一発屋じゃなくて効果を持続できる再現性を手に入れたい。そのために今回得た知識や振り返りを継続していければと考えています。

ーちなみに採用チームが一番意識しているGunosyPrideは?

高松:それはもう「逆境に熱狂せよ」ですよ。

栗原:表彰のときに木村さんもおっしゃってくださったもんね。

田中:逆境に熱狂せよをまさに体現して、みたいな。

栗原:いやホント、この半年を振り返ると逆境に熱狂した期間だったなと思います。確か高松さんの単独インタビューでも…

高松:はい、まったくおんなじこと言いました(笑)。

ーありがとうございます!抜群のチームワークを見せていただきました。今後の採用チームの発展も期待しています。あらためてCEO賞受賞おめでとうございます!

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