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この記事でわかること・Wizで新規事業を立ち上げるメリット・Wizにマッチするハイクラス人材とは・Wizで働く面白さ、やりがい
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Wizは、様々なDXサービスを展開し、日本のデジタル化を推進しているITの総合商社です。「300を超える幅広いサービス展開」、「総合コンシェルジュ」を強みに、価値のあるDXサービスの提供を行い、ヒトと企業の課題を1つでも多く解決できる企業を目指しています。
そんなWizをさらに成長させるべくジョインしたメンバーが“Wizを語る”本企画。今回は、Wizで保険事業を新規に立ち上げた、石田部長にインタビューしました。
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プロフィール東京海上日動あんしん生命保険株式会社での経験を経て、保険代理店・株式会社エイチームフィナジーの立ち上げに参画。2020年10月、Wizに入社し保険事業を発足。Wiz子会社・株式会社えらべる代表。
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ITの会社がなぜ保険事業を始めるのか
タカハシ:本日はよろしくお願いします。早速ですが、Wizにジョインされる前のご経歴を簡単にお伺いできますか?
石田:大学卒業後に保険会社に就職し、そこからずっと保険業界にいました。その中で、いずれは保険代理店で仕事をしたいという目標を持っていたため、48歳のときに保険代理店の立ち上げに携わりました。それがWizに入社する3年前の話です。
タカハシ:ずっと保険代理店を希望されていた理由はなんでしょうか?
石田:お客様により近いところで仕事をしたいと思っていたからです。保険会社というのは保険代理店を挟んでお客様と関わる形なので、直接お客様と関わりたい!という想いはずっと持っていました。
タカハシ:代理店立ち上げから3年を経てWizにご入社されたということですが、Wizへ入社された経緯をお伺いできますか?
石田:知人よりWizをご紹介いただきました。代理店立ち上げの経験を活かして今度は自分で、という気持ちがありましたので、一度話を聞いてみようと思ったのがきっかけですね。ITや通信サービスを扱う会社がなぜ保険代理店を立ち上げようとしているのか、と興味をもちました。
タカハシ:山崎社長とお話されたと思うのですが、どんな印象でしたか?
石田:「Wizが展開する幅広いサービスの顧客接点を活かし、保険事業を立ち上げたい」という考えを聞いて、目の付け所がすごくいいなと思いました。またそれができるWizはスゴいなと感じました。
タカハシ:Wizと保険事業にシナジーを感じられたんですね。転職の際に様々な企業を検討されたと思うのですが、その中でWizを選択した決め手はなんでしょうか?
石田:裁量権を与えてくれたというのが大きいです。「石田さんの経験を最大限活かして自由に対応してほしい」と言われましたね。その分「しっかりと売上を上げて欲しい」、ということも合わせて言われました。言われたことといえばこの2つです。あとはもう細かいことはほとんど言われず全面的に任せてもらえる形でした。
タカハシ:経験を活かして自身で保険代理店を立ち上げたい、という想いとガッチリあったということですね。
“法令順守”という守りの部分の重要性
タカハシ:現在Wizで石田さんが何をやられているかお伺いできますか?
石田:簡単にいうと“保険事業で売上をあげる”、“法令遵守”、の2つを行っています。Wizのグループ会社として立ち上げた、株式会社えらべるの代表を務めていますので、保険事業の全責任を負っている形です。
タカハシ:“売上をあげる”というのは想像がつくのですが、保険事業における“法令順守”というのは具体的にどのようなことでしょうか?
石田:“法令順守”は保険事業にとってめちゃくちゃ重要な部分です。我々の一番上には金融庁があり、金融庁の管下でビジネスを行うため、守らなければならないルールが他の事業と比べても桁違いに多いです。お客様へのご説明の仕方を一つ間違うだけで、廃業する可能性もあります。
タカハシ:お客さまやお取引先に信頼いただくためにも、コンプライアンスの徹底は必要不可欠であることが改めてわかりました。石田部長が保険業界にずっといらっしゃる理由はなんでしょうか?
石田:お客様の万が一のときに助けたい、サポートしたい、というのが大きな理由です。使命感のようなものを感じていて、そこはずっとブレないですね。70歳まで保険業界でやりたいなと思っています笑
タカハシ:お客様の人生の節目に関わるというところに、やりがいと責任の重さを感じられているんですね。
石田:そうですね、儲けを単純に追うのではなく、保険の仕事にはやはり「お客様をサポートしたい」という使命感が必要だと思いますね。
Wizは前年比の2倍、3倍を目指す
タカハシ:Wizへの入社前と入社後にギャップはありましたか?
石田:3つあります。まずはじめに、自分が想像していたよりも若い方が多いことにびっくりしました。自分の子供が今26歳なのですが、そのくらいの年齢の方々がたくさん、責任ある役職について活躍していますよね。保険会社では平均年齢が40歳を超えるところもありますので、カルチャーショックを受けました。
二つ目は多角的なビジネスを行っているところです。限界を決めず色々な方面でチャレンジしているなと感じています。
三つ目は成長スピードが早いという点です。保険業界だと対前年比105%で予算を組むことが多いのですが、Wizは2倍、3倍を目指しますよね。求められるものが大きいなというのは感じます。
タカハシ:特に今やりがいを感じられているところは何でしょうか?
石田:事業立ち上げから右肩上がりで売り上げを伸ばせているところでしょうか。やはり結果が出ているということは、それだけお客様から信頼を得られているということでもありますので、やりがいを感じますね。今後はさらに加速させ、年間10億円の売り上げをつくることを目標にしています。
また、メンバーが成長していく姿にもやりがいを感じています。他の営業とは違い、保険は、お客様の深い部分までヒアリングすることになるので、メンバーのトークの質がかなり重要です。
タカハシ:お客様と一番に接する、石田さんが率いるメンバーの方々の役割がとても重要かつ難しそうです。
石田:メンバーには毎週研修を行い、月に一度はコンプライアンスに関するテストも実施しています。少しずつでも知識の習得をしてもらうようにしていますね。また、先ほども話にでた“守り”の部分ですが、お客様に誤ったご説明をしていないかの確認は私自身が必ずしています。メンバーのトークのログを日々聞いているので、メンバーの成長を実感でき、それもやりがいになっていますね。
タカハシ:すごい量のトークログをチェックされているということですよね…!
石田:そうですね…2日間全部トークログ聞いている時もあるくらいですね。ここはもう私がやっぱり責任持ってやらなきゃいけないところなので。
タカハシ:その他に苦労されている点はありますでしょうか?
石田:現状の課題は、お客様とファイナンシャルプランナーの方がお会いする“面談率”をあげることです。この面談率を上げるためには、私たちがまずお客様のニーズをしっかりつかむことが重要です。この面談率があがると事業が一気に拡大するはずなので、やはりトークの質は最重要ポイントですね。
タカハシ:メンバーの教育にやりがいと苦労を感じられているんですね!
“顧客接点”の多さが最大の魅力
タカハシ:保険事業を行う上で、Wizだからこそできていることはありますか?
石田:“顧客接点”が多くあることが最大の魅力ですね。Wizは、光回線・電気・ガスなど生活インフラや集客・業務効率化・コスト削減などのサービスを幅広く扱っているので、顧客接点が非常に多い、これはものすごい強みだと思います。
タカハシ:初めて聞く会社から突然、「保険に入りませんか?」と電話がかかってきてもお客様はなかなか落ち着いて話を聞けないですよね。“顧客接点”が既に多くあるというのは事業を立ち上げる上で、かなり重要だと感じました。
石田:あとは、同業他社と非常に良い関係を築いているというのもWizの強みだと感じています。トップ同士仲が良く、ビジネス提携も多くおこなっているというのは独特の世界観ではないでしょうか。
タカハシ:Wizが主催する運動会にもご参加いただいたりしていますよね。
石田:同業他社の方と一緒にグラウンドを走るというのはなかなかないですよね。笑 パートナーさんをとても大事する会社だなと思います。私は保険業界に30年以上いますが経験したことはないですね。
いかに具体的にビジネスの絵を描けるか
タカハシ:Wizとマッチするハイレイヤー層の人材はどんな方だと思いますか?
石田:“ビジネスの絵を描けるか”だと思います。さらに、それを具体的に数字で示せるかどうかじゃないでしょうか。Wizには新規事業を積極的に立ち上げる企業カルチャーとリソースがあるので、具体的なビジネス案をもつ方にはもってこいの環境だと思います。
あとは、Wizに限らずですが、“攻めと守りが両方できる”、“人材教育ができる”というのも事業責任者として重要ですよね。
タカハシ:今後、石田さんがWizで成し遂げたいことは何でしょうか?
石田:一つ目が、Wizの子会社として経営している、株式会社えらべるを上場させたいという想いがあります。
二つ目は、“えらべる”の中にファイナンシャルプランナーをもちたいと考えています。現在はファイナンシャルプランナーに送客するという業務を行っていますが、ゆくゆくは“えらべる”内で保険の契約まで完結できるビジネスモデルをつくることが目標です。
タカハシ:上場したい理由は何ですか?
石田:やはり信頼性もあがりますし、社会から認められるというところでしょうか。知名度があがるとよい人材が集まるというのもありますね。また、単純に、サラリーマンとして自分の会社を上場させるというのは夢でもあります。
あと、鹿児島に拠点をもちたいという想いもあります。
タカハシ:鹿児島ですか!?
石田:今Wizがオーナー企業としてプロバスケットボールチームの“鹿児島レブナイズ”を運営していますが、私も保険事業で地方創生に貢献できたらと思っています。レブナイズとのシナジーも何か生み出せたらいいですよね。
タカハシ:保険事業で地方創生、おもしろそうです!
石田:あとはもう早めに若い方にバトンタッチしたいと思っていて。やはり若い方の方が発想が柔軟なんですよね。私は30年以上保険に携わっていて、保険に関しては誰にも負けない自負はあるのですが、逆に新しい発想が出てこないというのも絶対あると感じています。
今後10年、20年と、Wizグループの保険事業を伸ばしていく上で若い方が経営トップとなって柔軟な発想でもってやっていくというのが一番だと考えています。
タカハシ:Wizで新規事業を立ち上げたリアルなお話、ありがとうございました!
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