WizのCMO募集！なぜ採用したいのか？

ついに、WizでもCMOの募集が始まりました！早速、メディア本部の山本役員とWEB事業部の村山部長に、「なぜCMOを採用したいのか？」「どんな人物が欲しいのか？」について語っていただきました。

今、WizにCMOが必要な理由

―CMO採用を始めた理由を教えてください。

山本：簡単に言うと、データ分析やマーケティングといった分野を全て自社完結させるため。今は外部と連携しながら進めている部分が多いけれど、社内に専任者を置いて自社で全部カバーできるようになれば、色々な面でメリットが多いからね。

とは言え、CMOは企業のデータドリブン的なマーケティングを担当するポジションだから、ビッグデータをきちんと活用・分析したうえで、部署間を横軸で貫いてブランディングとマーケティングをしてもらわないといけない。「適切なタイミングで、適切な人に、どんなモノを届けるか」ということを指揮する人だから経験も必要だし、社内から人材を輩出するのは難しいと思う。でも、マーケティングの責任者はやっぱり必要な訳で、CTOやCFOといった幹部の募集をかけていく中の一つとして重要だよね。

村山：WEB事業部としては、会社が今、これだけ勢いを付けてリスティング広告に取り組んでいる中で、クリック数を上げて、クリックした人に対するマネタイズをしたい。それに加えて、コンバージョンされなかった人にもマネタイズをしていきたいので、CMOやマーケッターのニーズは非常に高いですね。

山本：それもそうだし、今リスティングを担当している部署も、本来はCMO管轄でキーワードの設定などを行うべきだよね。LPの見せ方も、マーケティングのデータに基づいて「こういう形で作って、こういう人達に対して、このタイミングで広告を配信するのが一番効果的だからやりましょう」ということが要る。Wizの場合、獲得している顧客はたくさんいるけど、なかなかCRMができていない部分があるから、「本当に今のリスティングは効率が良いのか」とか、「その予算だったらもっといけるのではないか」とか、やっぱり知見がある人に意見を出してもらわないとね。

村山：そうですね。顧客の獲得から分析までを社内で完結できれば、ノウハウが貯まるスピードも速くなると思います。

山本：せっかく村山君とか営業部隊が獲ってきたものに対して、本当はどんどんノウハウを蓄積して、自分達で運用できるようになればいいのだけど、なかなかね…。人が育つような環境が、今はあまり無いのかもしれないね。社内にマーケティングのチームを作って、各サイトのマーケティング担当者が数字を見るとか、色々な部署にマーケティング担当者を置くとか、そういった感じになると良いのかな。

―確かに、客観的なデータに基づいて全体の指揮をとる人材が不足していますね。

山本：そう。社長の主観で判断することも少なくないし、アナリティクスを見て部分的な広告戦略を考える人はいるけど、全体的に見ている人はなかなかいない。

村山：やっぱり、社内にそういった人材がいてくれた方が速いですよね。

山本：社長とぶつかるポジションだと思いますけどね。社長が「やりたい」って言っても、「顧客目線で考えたらそれは違う」とか、「もっとこうした方が良い」って言わなければいけない人なので。

Wizが求めるCMO像とは

―WizのCMOには、どのような人物が相応しいと思いますか？

村山：あくまで理想ですけど、WEB事業部は回線を扱う部署なので、回線に携わった経験がある人だと、かなり話が速いですよね。そうでなくても、ECサイト以外で、コンバージョンをさせて顧客を獲得し、何かしらの商材やサービスを完売させた経験がある人が良いですね。

山本：そうだね。経験者だと話が速い。

村山：イメージもしやすいと思います。あとは、コミュニケーションが取れる人ですね。

山本：コミュニケーションは大切ですよね。チームを引っ張っていくような人じゃないといけないので、それができることは前提かな。CMOはマーケティングの責任者であって、顧客視点でデータを活用して、広告の一部だけではなく、物流も含めたサービスを届けるまでの一連の流れを全部見る。重要なのは、顧客視点やデータの解析、それに基づく適切なクリエイティブ。結局のところ、いくらデータを持っていても、きちんと分析をして正解を出してくれないと何の意味もないからね。仮説を立てられない人だと厳しいかなぁ。

―応募者にCMOとしての経験は求めますか？

山本：CMOの経験はそこまで無くても良いと思います。CMOと名乗っていなくても、マーケティング会社で企業のコンサルティングをした経験があれば、自然と似たようなことは経験していると思うし。Wizのような販売代理店ではなくて、自社プロダクトや自社メディアのマーケティング経験者が、僕のイメージには近いかな。Wizはサイトもたくさんあるから、どのような戦略を立てるかということ以外に、サイトのブランディングも業務に含まれていると思う。さっき村山君が言ったように、獲得系のサイトを経験した人だと良いのかもしれないね。自社プロダクトの経験だけだと、ちょっとイメージが合わないかも。

それ以外の要素だと、リーダーシップがあって、臨機応変な人。Wizのスタンスとしては、フットワークが軽い人が良いと思います。

村山：じっくり取り組むタイプよりは、とりあえず走ってみるタイプの方がWizには合いますね。

山本：一般的なCMOのイメージとは違う気もするけどね（笑）。でも、特にWEBの場合は、どれだけスピード感を持っているかが重要だから、スピード感のある人が良いかな。

村山：早急に結果が求められますしね。3ヶ月～半年とかのスパンで見るのが普通だと思うんですけど、Wizでは短期間で結果を求められることも多い。

山本：そのあたりの戦略を立てて、「短期的なリスティングできちんと稼いで、長期的なSEOとかで伸ばしていく」みたいな計画が立てられる人だと良いね。

データ活用に力を入れるフェーズに突入

村山：会社がWEBとアライアンスを主軸にする方針にシフトしているので、CMOはもちろんですが、それ以外にWEBマーケッターも必要ですよね。

山本：そうだね。顧客データをたくさん持っているけど、活用できていないから、そこを担ってくれるポジションに入ってほしいよね。今後、自社商材に力を入れていく可能性があるから、そろそろ自社内にCMOやマーケッターがいないと限界なんじゃないかなっていうタイミングだと思う。

―CMOとして入社する方に対して、「こんなことをお願いしたい」という具体的なイメージはありますか？

山本：さっきも言ったように、Wizが毎日獲得している顧客データをきちんと分析して、適切な顧客に適切な情報を届けることですね。

この前、外部顧問の方にお願いして、営業部の責任者達に対して「データをどう活用するか」というマーケティング的な知見や考え方に関する講習を行ったのだけど、それも今回のCMO採用の流れに近しいのかなと思う。顧問の方は「データをどう見たら、どんな答えが出てくるのか」についての知見が深いけど、Wizがデータ自体を溜められていないっていうのもあって、現場との歯車がイマイチ噛み合っていない感じだったんだよね。

―そもそもの「どんなデータを採るべきなのか」という部分のテコ入れから、CMOにお任せするイメージですね。

山本：そのとおり！

村山：本当、ゼロベースに近いですよね。Wizには、全国に約700名の営業担当がいて、CRM担当も含めた営業部の規模は900名近くになります。それだけの人数が日々獲得しているビッグデータを活用し、会社の指揮を執っていくポジションなので、やりがいはあると思います。挑戦心やスピード感のある人には、是非応募していただきたいですね。