こんにちは!grooves With編集部です。
今回は、グルーヴスが展開する、ITエンジニア向けのスキルアップ・キャリアアップ支援プラットフォーム「Forkwell(フォークウェル)」のマーケティングを担当している川原 光貴に、ベンチャーであるグルーヴスを新卒で選んだ理由や、ユニークなキャリアパスなどを話してもらいました。
川原 光貴(Kota Kawahara)
イギリス ブリストル大学院 経営研究科 国際経営専攻を卒業。2020年に新卒でグルーヴスに入社し、Crowd Agent のカスタマーサクセス、セールス、イベント運営のサポートを経て、現在はForkwell のマーケティングを担当。
マーケティングの仕事について
ーー川原さんの現在のお仕事を教えていただけますか?
まず、マーケティングチームは、グルーヴスが展開している2つのプロダクトを、より多くの企業や転職者に活用していただくために、広告、セミナー、DM等の様々なタッチポイントを作って集客を行っています。
そこで僕は、Forkwell というITエンジニアと企業を繋げる採用プラットフォームのITエンジニア側の集客担当をしています。
具体的には、キャンペーン施策の企画や広告作成、広告代理店に広告運用をお任せする際のベンダーコントロールなどです。
広告作成では、まず上長がざっくり決めた広告予算を月ごとに配分、調整しながら投資する費用を決めていきます。その上でターゲットに対する訴求ポイントを洗い出してキャッチフレーズを考えたり、その広告からForkwell にご登録をいただくには、どういったページ内容であれば登録してくれそうかなどを考えたりしています。
友人が謎に推す企業、グルーヴス
ーー川原さんのグルーヴスとの出会いを教えてください。
知ったきっかけは友人の紹介なんですよね。
就活の企業選びの軸は、「人材系」「ベンチャー企業」「自走して働ける企業」この3点で探していました。
5社くらい選考を受けていた時、仲の良い友人から「グルーヴスって会社知ってる?たぶん、川原の就活の軸にぴったりだよ」って言われて。
友人は、残念ながらグルーヴスとは縁がなかったらしいのですが、自分がグルーヴスに入るんじゃないかってぐらい、ゴリ押しで(笑)
他の企業は全く勧めてこなかったのに、グルーヴスだけすごい推してきましたね。
ーーそこまで言われたら気になりますよね(笑)
実際に調べてみて、いいなと感じてWantedly で即DMを送りました(笑)
特に「自走できる」部分は、就活をしていてどの会社も同じようなことを言ってたんですけど、面接の時に重本さんのエピソードを聞いて、グルーヴスは本当に自走できる会社なんだと思いました。
気になる重本さんとは…?お時間がある方はぜひ読んでみてください。
ーー”自走できる”にこだわりを置いたのはきっかけがあるんですか?
学生時代に4〜5個バイトをしていたのですが、全部数ヶ月続いてないんです。
何か揉めたとかではなく、ルーティン業務が多く「自分じゃなくてもいいじゃん」ってやめました。
その中で唯一続いたバイトが学童保育で、業務に関して各々自分で考えて行動するんです。どうやったらこの子がお利口にしてくれるかとか、勉強してくれるかとか自分で考えて行動する、これが自分に合ってると感じたので「自走できる」ことはとても大切にしました。
だから、多くのバイトをやめてきた過去を知っている、大学の友達に会ったときには「まだその会社辞めてなかったんだ」って言われますね(笑)グルーヴスは本当にあってるなと感じます。
ーーその他にもグルーヴスと相性がいいなと感じる部分はありましたか?
環境面でも、働き方がすごく新しいなと思いました。
現在はコロナ禍になって、リモートワークは当たり前ですが、グルーヴスは2016年からリモートワークを導入して、毎週水曜日をフルリモートデーにしてた過去もあって。
働き方に対して、会社的に前向きな風潮があるのも、相性がいいと思いました。
ーー実は噂で聞いたんですが、入社については親御さんの猛反対もあったとか…
そうなんです。親からは大手に入れってずっと言われてて、形として大手も受けてはいました。でも、最終的に「グルーヴスに入ります」って言ったら、めっちゃ止められて。
親は世代的に、入った会社にずっといなきゃいけないみたいな感覚をいまだに持っていて、僕自身は転職は当たり前の時代になっていると思っているのでそこを説得しましたね。
安心してもらうために、グルーヴスがどんな会社か、どう成長してきて、今後どうなっていきそうかなどの資料を作って母親にプレゼンして、やっとOKをもらいました。
ユニークすぎる入社してからのキャリア
ーー実際に入社してからはどんな仕事からスタートしたんですか?
最初の配属先は、クラウドエージェントのカスタマーサクセスチームで、人を採用したい企業のサポートとして、求人票の改善提案や企業が抱える採用課題のヒアリングをしてから、求人に落とし込んでいました。
でもその後、組織変更に伴って、業務量が一時的に少なくなったタイミングがあったんですね。そこからは「求人票かけます!」「動画編集できます!」など、自分で出来ることを社内に発信して、新卒ではありましたが会社に少しでも貢献出来ないか動きはじめました。いわゆるフリーみたいな状態ですね…。
ーー社内フリーですか?!?!
はい(笑)
グルーヴスは全従業員が日報を書いて、それを全員が見れるようになっていて、そこでもコミュニケーションを取ることが多いのですが、そこに「僕、今フリー素材なんで仕事なんでも振ってください」って書き込んで。
そしたら、社内でプチバズりをして(笑)
そこから声がけをいただいて、いろいろな仕事を任せていただくようになりました。クラウドエージェントのセールスチームに入って商談をしたり、大規模なオンラインイベントの運営サポートをしたり…。色々な経験を経て、気づいたらマーケティングにいました。
ーー新卒でこの経験はユニークすぎですね(笑)
めっちゃ楽しかったです。でも、後にも先にも僕だけだと思いますね(笑)
ーー最終的にマーケティングに配属されたのは何かきっかけがあったんですか?
真相は謎なのですが…。
入社して、初めてオフィスに出社した日の飲み会で、取締役の大畑さんに「将来どの部署にいきたいの?」って聞かれて。「マーケティングチームにいつか入りたいです。」って話すと、「新卒は入れてないからなぁ。」と、2〜3秒の会話をしました。
その4ヶ月後ですね、「マーケティングどうですか。」ってお話をいただいたのは。
マーケティングって新卒ですぐ行けるポジションではないとわかっていたので、様々な経験を積ませてもらっていたのも、声をかけてもらった理由かもしれないですね。
社内で経験を積んでマーケティングへ
ーー念願のマーケティングチームに配属されてからはいかがでしたか?
Webマーケティングに携わらせてもらったんですが、未経験なのでまず言葉が全くわからなかったですね。
例えば広告代理店とのミーティングでも、CPAが〜、CVが〜など専門用語がわからず、言葉についていくのが最初はすごく大変でした。
でも、会社のフラットな雰囲気のお陰で質問しやすかったり、勉強をして言葉の壁を超えて仕事ができるようになりました。
ーー大変でしたね…マーケティングチームでのやりがいはどんなところに感じていますか?
メインの業務は、ITエンジニアの方々にForkwell を知ってもらうことなんですが、例えば動画広告、バナー広告などのストーリーやイメージを自分が考えて世の中に発信したものが、結果としてクリック数やForkwell の登録数などの数字に出てきた時はとてもやりがいを感じますね。
脳汁が出る感じで、すごい楽しいです。
組織横断のプロジェクト活動
ーー川原さんはマーケティング業務だけでなく、プロジェクトにも参加されているんですよね?
はい。グルーヴスでは、組織横断プロジェクトがいくつか存在していて、僕は「Unip」という、グルーヴスをよりよくしたい人が集まるチームに所属しています。
そこでは、グルーヴスのビジョンなどを社内に浸透させるための施策を考えたり、半年に1回全社従業員が集まって半期の振返りや今後の目標などを共有する「キックオフイベント」があるんですが、その企画・運営を行ったりしています。このプロジェクトには、入社して3ヶ月で「こういうの興味ない?」とオファーをいただいて参加しました。
ーー新卒で部署以外のプロジェクトに入るのはどうでしたか?。
正直、最初の頃は大変でしたね。
内定者インターンをしていた新卒もいた中で、僕は入社前にインターンの経験もなく、社内の状況も把握してない状態で、プロジェクトに入ったので…。
でも、すごい自分好みのお仕事でした(笑)
ーー改めて、グルーヴスの采配はすごいなと感じます。
グルーヴスのいいところは、この規模だからこそ、ちゃんとメンバー全員の特性をすごく見てくれてるし、ちゃんと発信したら耳を傾けてくれるところですね。
さっきの大畑さんとの一瞬の会話も聞き逃さず、その後に反映してくれているのがすごくいい例だと思います。
ーーそうですね。プロジェクトに入って、大変だけど良かったなと感じたことはありますか?
チームを超えて、いろんな役職やポジションの人と話すことが増えたので、メンバーとの関係構築の仕方はすごく勉強になりました。特に、コミュニケーションの取り方とか。
ーープロジェクトに入ると、視野がどんどん広がるいいところもあるかも知れませんね。
コロナ禍でのリモートワーク
ーー社内で色々な方とコミュニケーションを取られてきたと思いますが、コロナ禍での入社、仕事を始めた時はどうでしたか?
最初は、すごくやりにくかったですね。
「わからなかったら気軽に質問してね」と言われるけど、やっぱり対面で会ってないとその人との距離感がつかめなくて、質問しにくかったりするんですよね。
最初は、入社式も研修も全部オンラインだったので、何かちょっと悲しいなと思っていて、毎日バーチャルな人と仕事してる感じだったんですよね。
ーーその苦しさを乗り越えるきっかけはありましたか?
結構すぐ抜けられましたね。
オンラインで定期的にランチ会や飲み会を設定してくれて、いろんなチームの人や役職が上の人とも仕事以外の話を気軽にできるような環境を作ってくださって。
そうすると、わざわざ対面でなくても、ちゃんと距離感がわかってすごく楽になりました。
ーーもともと、リモートを行っていたグルーヴスだからこそ、リモートでのコミュニケーションや関係性の構築がすぐできたのかもしれませんね。
グルーヴスってどんな環境?
ーーグルーヴスの環境ってぶっちゃけどうですか?
僕にとってグルーヴスはベンチャーの例文みたいに理想で、そのポイントが3つあります。
まず一つ目、裁量権がすごいなっていう。自分が考えたマーケティング施策や、大きいイベントを任せてもらったり、若い人を信頼するような風潮がすごくありますね。過去を引きずらず、とりあえずできることをやってみようみたいなところがあって、それも若手に任せていただけるこの裁量権はすごいなと。
チャレンジして失敗することはありますけど、120%全力で向き合った結果に対しては咎められるのではなく、失敗した理由を上長とかメンバーで話し合って改善策を次に繋げてこうという感じで、失敗は成功の元ってぐらいにチャレンジはしやすいですね。
2つ目が、変化の量とスピードがすごいですね。ルールの改定や事業のアップデートなど、入社して2年弱ですが、ほんと大げさじゃなく、5年くらいこの会社にいる感じがします。タイムトラベルしたんじゃないかってくらいです(笑)
変化が楽しめる方はすごい好きだと思います!
3つ目が、人がいいところですかね。もちろん上下関係とかはありますけど、遠すぎず近すぎずというか、フラットな関係がすごくいいですね。
ーーいいところばかりですね。一方でここは…ってところはありますか?
これはベンチャーあるあるですが、研修が少ないですね。
最近は、改善されてきていますが、大手などと比べると少ないです。
でも逆に白紙の地図を渡されて喜ぶような人にはたまらないかもしれません(笑)
Forkwell を世界へ
ーー最後に今後グルーウスで目指すものはありますか?
僕の目標は「Forkwell を日本中のITエンジニアに認知させること」ですね。プライベートでITエンジニアの方と遭遇すると、つい「Forkwell って知ってますか?」って聞いちゃって、知らないって言われると悔しいと思っちゃうんですよね。
それを伸びしろだと考えて、Forkwell の名前をITエンジニア全員が知ってるみたいな状態にしたいですね。
そのために目下で考えている施策で言うと「Forkwell の名前がSNSで1日に数百回つぶやかれる」状態を作り出したいです!
さらにもっと大きな目標で言えば、グルーヴスは海外にも拠点があるので、Forkwell を海外に羽ばたかせたいなと思ってます。
ぜひ、この記事を読んでくださっている上司のみなさんその際は、お声がけよろしくお願いします(笑)
ーー川原さんの挑戦がどんどん続いていきますね!これからの川原さんにも注目していきます!今日はありがとうございました。
記事作成:22卒内定者インターン 下岡 優希
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グルーヴスでは、様々なポジションで積極採用を行っています。
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