GRASグループのミッションは「テクノロジーを通じて、人の選択肢を広げる」こと。サービスを使ってくださる方の選択肢を広げるだけでなく、自社の従業員の選択肢をも広げられる会社でありたいと思っています。
今回は、経営企画本部・労務総務グループリーダーの中野由美さんに登場していただきました。中野さんは結婚・出産などさまざまなライフステージを経てGRASグループに参画し、150%成長のための組織の基盤づくりに注力されています。年齢・性別・出身地や国籍などの生まれによらず、誰もが活躍できる機会を手にできるGRASグループの、働く環境についてお話を聞いてきました。
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― GRASグループでどのようなお仕事をされているか、教えてください。
経営企画本部の総務・労務グループリーダーとして、GRASグループの従業員が安心して働けるような環境作りをしています。具体的には、等級管理や給与計算、社会保険や入退社に関する手続き、社内規定の管理運用などです。
― 入社の経緯を教えていただけますか?
2018年に採用グループのアシスタントとして入社し、採用から入社までの対応全般を担当していました。そこから総務・労務を兼務するようになり、2020年に正社員に登用されました。2021年から総務・労務グループのリーダーを任されています。
前職は映像・アプリなどを制作するベンチャー企業で経理・総務を担当していたのですが、結婚・出産がありフルタイムでの勤務からはしばらく離れていました。家庭にいる時間が長くなると、どうしても視野が狭くなって考え方が保守的になりがちです。新しいことに挑戦して成長したいという気持ちがあり、子育てが落ち着き始めたところで、フルタイムの仕事を再開したいと思っていました。ウェブリオ辞書を使っていて社名に親しみがあったこともあって、ウェブリオ(現・GRASグループ)に応募しました。
― どのようなタイミングで正社員に登用されたのですか?
当時、面接以外の採用に関するところを全て引き受けていたのですが、採用フロー全体を見てロスをなくしたり質を上げたりなどの改善できるポイントが多くありました。ベンチャー企業で基本的に人員が少ないので、手が回っていないこともあって。それをアシスタントではやりきれないので、正社員登用の機会があったときに手を挙げてチャレンジすることにしました。
GRASグループは社歴や経験を問わない会社で、とにかく「やってみなさい」と機会を与えてくれて背中を押してくれます。逆に言うと、経歴があっても結果が出せなければ評価されません。採用領域で経験があった訳ではありませんが、チャンスを与えてもらって感謝しています。
― 未経験の領域でのチャレンジだったんですね!
人事グループのメンバーの退職が重なったこともあり、私がいきなり人事の中核業務を仕切ることになりました。ただ「結果が出ればやり方は問わない」というカルチャーなので、よくも悪くもそれまでのやり方を踏襲する必要がなくて。
GRASグループは社歴や経験を問わずに挑戦させてくれますが、裏を返せば「やったことないから」は通用しないということ。「手伝うからやってみて」と、ある程度の道筋と大枠は示してくれたので、あとはやりきるだけでした。プレッシャーはありましたが、新しいことに挑戦することが好きですし、目の前の課題をクリアする度に「次もできる」と自信がつきます。その繰り返しでここまでやってきた感じですね。
こういった環境で仕事ができて充実していますし、機会を与えてくれた会社には感謝しています。年齢や経歴に関わらず採用してもらい、アシスタントだからと不当な扱いを受けたこともありません。こういう立場で仕事をすることは予想もしていませんでしたが、自分の可能性を高められ、選択肢を広げることができて嬉しいですね。
― GRASグループは「風通しがいい職場」といわれることが多いです。なにかエピソードはありますか?
アシスタントとして入社して1か月くらいだったと思います。当時、ある部署の採用がうまく進んでいませんでした。採用業務をこなしていくうちに、部署と人事の間で、採用条件にミスマッチが起きていることが分かったんです。それについてミーティングで問題提起してみたところ、マネージャーがすぐに動いて是正してくれました。入社してまもないアシスタントの意見をすくいあげてくれて驚きましたね。どのレイヤーのメンバーの発言にも同等に耳を傾けてくれるので、より仕事に主体性を持って取り組むようになりました。
― 他に、GRASグループの強みと感じられるカルチャーはありますか?
非常に合理的で、決断が速い。決断から実行までのスピードも速いです。昨年、緊急事態宣言が発令したときも、すぐに勤務形態をフルリモートに切り替えましたし、フルリモートでうまく行くことが分かったら、本社を小規模なオフィスに移転しました。
猛スピードで事が進み、変化が起きる会社なので、これからはノウハウや知見が蓄積される仕組みづくりにも力を入れたいと思っています。総務・労務の領域では会社の制度を強固にすることですね。人生には様々なイベントが発生しますが、働く人がおかれる状況が変わっても、働き続けられる制度を作っていきたい。女性なら出産を経ても復帰したり、住む場所に関わらない働き方、例えば離島に移住しても仕事を続けられるとか。イレギュラーなことが次々に起こる時代ですが、会社の制度がしっかりしていれば対応できます。その根幹をしっかりさせるのが、私の責務です。
― 小学生のお子さんを育てながら、グループリーダーという役職につかれました。子育てとの両立は難しい面もあったのでは?
とても合理的な社風で、基本は「やるべきことが終わっていればいい」なので、子育てに関わらず、休みをとることに対する精神的・物理的な障壁がまったくありません。家庭の事情で急に休む必要がおきても、メールかチャットで連絡をすればOK。チームに仕事の代打をお願いしても「ハーイ」と快く引き受けてくれますし、「〇〇さんは今日来れないんだね。じゃあ代わりにやろう」と、考え方がとてもシンプルです。なので、休みが重なってしまったときも、必要以上に引け目を感じることもなく、とても助けられました。GRASグループの、とても好きな文化のひとつです。
グループリーダーになったら、自分がそれまでやっていた仕事はほんの一部分だったんだなと痛感しました。意識の持ちようも、視野の広さもまったく足りていなかった。リーダーとして決断を繰り返すことで訓練になりましたし、立場に自分を作ってもらったんだと思います。
― これから様々なライフステージを経てキャリアを築いていく方たちにメッセージをお願いします。
どういうレイヤーからでも上に意見が通る、とても風通しのよい職場です。主体性を持って仕事ができ、成長しようと自ら手を挙げ努力する人に対して、手厚くバックアップをしてくれます。包容力のある会社ですし、そういうところに期待してほしい。仲間が増えることを、楽しみにしています。
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◇略歴◇
中野由美 Yumi Nakano
前職は映像・アプリ制作のベンチャー企業で総務・経理を担当。2018年にウェブリオ(現:GRASグループ株式会社)に入社。2021年よりコーポレート推進部・労務総務グループリーダー。今期は社内規定運用整備に注力。
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