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東北大で薬学を学び「人を喜ばせること」が得意な僕がグローカルに入るまでとこれから

セールスアンドマーケティング事業部 シニアコンサルタント 志村 匠斗 SHIMURA Takuto

こんにちは。

株式会社グローカルの採用担当の佐野と申します。

グローカルに少しでも興味をもってくださったみなさまへ、
グローカルの魅力をお伝えしたいと思っています。

現在、シニアコンサルタントとして活躍している志村さんへインタビューしました。

どうゆう想いで入社をされて、どんな仕事をやっているのかなどぜひみなまさにも知っていただければと思います。

1989年東京都日野市生まれ。

名前の由来は「泰山北斗」。学生時代は音楽活動にハマる。

東北大学薬学部・同大学院薬学研究科卒業後、就活では製薬メーカーを中心に回り、
医療用医薬品メーカーと一般医薬品メーカーで悩んだ末、開発サイクルが早くプロダクトに関われる機会もある、後者を受験する。

第一志望の会社に役員面接まで行くも落ち、面接官に言われたひとこと「君の発想は研究というよりも商品開発寄りだね」が胸に刺さる。

「それなら製薬業界じゃなくてもいいかもしれない」と気づき、
自分がやりたいことだった「人を喜ばせること」を実践できる場として、人材サービス会社・株式会社キャリアデザインセンターに入社。

営業として未開拓領域だった医療・製薬業界を開拓するなど、約3年間在籍。

その後ものづくりに特化したビジネスマッチングを提供するリンカーズ株式会社を経て、2022年春にグローカルに参画。

コンサルタントとして主に顧客のマーケティング課題解決に日々奔走している。

グローカルに入社した理由を教えてください。

最初のきっかけは、キャリアデザインセンターの2年目に当社代表の浅野と出会ったことでした。

当時は営業とお客さんという関係性。

最初は正直「めんどくさいおっさんだなぁ」という印象でした(笑)。

何しろ、人材の要求レベルが高くて集めるのに苦労しました。

1次面接を代行したり試行錯誤していくなかで、見かねた浅野が求める人物像のペルソナ化や、求人票がどうあるべきかなどをレクチャーしてくれました。

それらのノウハウを他のクライアントでも試したら、あれよあれよという間になんとMVPを獲得・・・!素直に「すごいノウハウだ」と思いました。

ただ、一方で「人材紹介では企業を救えないな」と感じました。

例えば、転職市場において優秀なエンジニアは本当に取り合いがすさまじく、
仮に大手と中小の両方で内定が出ると、だいたいの人は大手に行く方がほとんどです。

これでは中小企業は苦しくなる一方だと感じ、リンカーズというものづくり企業のビジネスマッチングの会社に転職し、
中小企業が持っている技術を最大限活かすマッチングをしていくことで、中小企業の事業に直接貢献することを志しました。

リンカーズでは自由にやらせてもらってはいたものの、自分の中で描いていた理想とくらべて現実はなかなか厳しかったです。

たとえば、大手企業向けに中小企業の技術を提案していく際にも、大手企業は組織に階層が多いためどうしても動きが遅くなってしまう。

またそうした会社には、お金は出さずに情報だけ取っていくという担当者も少なからずいるのが現実です。

ある日、浅野とゴルフの打ちっぱなし行ったときにそんな悩みを相談したら、「それならウチに来ない?」と誘われました。

確かにグローカルなら、中小企業をマーケティング面でも人材面でも直接支援できると感じましたし
、間に他者や他社を介在させる必要もないので、支援している実感が湧きやすい、そしてきっと得られる知見も全然違うだろう。
と考えて、入社を決めました。


グローカルでの現在の仕事内容を教えてください。

担当している主な業務としては、クライアントのマーケティング課題を解決するコンサルタントとしての業務が8割です。

残りの2割は自社開催のセミナー運営や、ホワイトペーパーと呼ばれるお役立ち資料の作成を担当しています。

いわゆるコンテンツマーケです。

コンサルタントとして担当している数は現在8社10案件で、クライアントの業界はIT・SaaS・メーカー・人材研修系・制作会社と多種多様で飽きません。

ホワイトペーパーの作成では、採用戦略の虎の巻的なものとか、インディードの運用マニュアルなど、当社のノウハウの一部をコンテンツとしてまとめています。

どのような内容や切り口にすれば喜んでもらえるのか、そして問い合わせにつなげられるのか、戦略から一貫して考えられるので楽しいです。

入社当初はSFA(営業支援)ツールの導入を担当していた時期もありました。

「毎日何かに詳しくなれる」そんな環境が心地いいです。


グローカルで働く中で感じている充実感はどんなことですか

自分が楽しいと感じることは、やはり「新しいクライアントの課題を紐解いて解決していくこと」です。

グローカルに相談してこられるクライアントには、当然ですが常に課題があり、
それに対して何ができるかを何のしがらみも政治もなくゼロベースで考えられることって、幸せなことだと思います。

そうして考えたり調べたりヒアリングしたりしていった結果、何らかの方向性が見えたとか、
この部分がうまく進んだとか、そういう小さな達成感の積み重ねが、自分を成長させてくれているという実感があります。

コンサルティングの期間は3か月がひとつの区切りになるので、
3か月ごとに少なくとも1社は新しいクライアントに出会えるのも、自分にとっていい刺激になっています。

一方で、コンサルティングというものはすぐに目に見える成果がでず、
ゴールまでのプロセスがわかりにくこともあります。

そんな時にどうクライアントに説明するのかなど、違った課題もみえてきます。

そうした課題にぶち当たることも含めて、いろいろな経験が積めるという喜びがあります。

また、浅野がこれまでやってきたのは、いわば職人芸のようなコンサルティングです。

これを自分の中で咀嚼して体系化しながら実践し、
クライアントが納得して前に進めるようにするサイクルが出来つつあるのは、この仕事を通して実感できるやりがいだと思っています。

コンサルティングの現場ではいろいろなフレームワークを駆使しますが、それらはあくまで道具にすぎません。

クライアントの課題ごとにそれらを独自に解釈して何が本質なのか、競合に勝てる強みは何か、それを誰にどう伝えるのかを徹底的に考える。

その結果、クライアントやその先にいるお客さんが喜んでくれたら、それほど嬉しいことはないですね。


今後、3年後のビジョンを教えてください。

自分が理系出身だからかもしれませんが、クライアントに対してなるべく第3者的な視点を忘れないようにしています。

主観的に見ることで、変に偏見や予断を持ちたくない。第3者の立場を維持したい。

クライアントに変に近寄りすぎると、先方の意向に対してついついそのまま動いてしまう。

第3者の立場でいた方が、ブレずにお客さんの事業を見ることができる気がします。

その先にあるのは「仕組み化」です。

それができれば、再現性も高くなるし、なるべくたくさんのクライアントのなるべく多くの課題を、成功に導きたいと思っています。

そういうサイクルが回っていけば、型化が進み、もっともっと規模を大きくしていけるのではないかと考えています。

そして3年後には、自分の立場が上になって別の経験を積めている、そんな状態が理想です。

たとえば子会社の社長とか、つねに理想は持っています。

現状よりさらにクライアントが喜ぶアウトプットを出すためには、「経営者」という武器が必要になるかもしれないと本気で思っています。

自分の行動原理の源泉は「自分で自分を認めてあげたい」ということなのかもしれません。

価値判断の基準が世の中の常識などよりも圧倒的に自分自身で、
自分ができないことができる人はすごいし、自分ができることは(実態はどうであれ)みんなができることだと思う。

自分ができないことには憧れと悔しさがあるので、高めようという発想になる。子どもの頃からそんな子でした。

なんでもできる人を目指していたから、勉強だけじゃなく音楽活動にも熱中できた。

要は、「生きている実感」が欲しいんですね。

サウナで整う時みたいな感覚です。

自分を強くすることで、自分自身の変化を観察したい。

Z世代に顕著ですが、いま有名になる人って、いわゆるマネージャーじゃないじゃないですか。

組織よりも、個の時代になってきていると思います。

そういう意味でも、コンサルタントは性に合っていると思います。


今後入社してくる方にどのようなことを伝えたいですか。

かつての私のように、既存の常識や業界のあたりまえ、
誰かがひいたレールといったものに疑問を感じていたり、違和感を感じていたりする方って、いまの時代に意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私の場合は就活での強烈な経験を通じて自分が本当にやりたかったことに気づくことができ、
そういったものに縛られずに心のままに動いてきて今があります。

その結果、毎日のように新しいクライアントや、新しい課題、新しい知識と出会うことができ、忙しいながらもとても充実した日々を過ごせています。

薬学部で実験に明け暮れていた日々よりも【価値ある化学変化を起こせている】という、確かな実感や手応えがあります。

「クライアントを支援できている実感」や、「自分自身が成長できている実感」を得たいという人には向いている環境ではないでしょうか。

新薬でも新事業でも、0→1は偶発的な要素がものをいうので再現性は低い。

でも、1→10や10→100には再現性があります(一番難しいのは0→100)。

顧客に対して1→10や10→100の価値を出してきたグローカルのやり方を、
グローカルが10→100になろうとしている今のフェーズで、一緒に働いてみませんか。

自分という個を強くしたいという方、お待ちしています。

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