こんにちは、グロービスの経営管理本部・人事部の本田です。
このたび、新しい働き方を実践していくために、ニューノーマル時代におけるワークスタイル・ウェイを制定しましたので、今回はそのお話を共有できればと思います。
グロービスでは、制度としてもともと存在し、活用もされていたリモートワーク。ただし、部門やチーム毎に活用のされ方にばらつきがありました。
しかし、新型コロナウィルスに伴う緊急事態宣言期間を経て、全社員が原則リモートワークになり、リモートワークが特別な働き方ではなく、「当たり前」となる日常へと変化しました。
グロービス社内で実施した「リモートワーク状況調査アンケート」でも、移動時間の有効活用化や集中力UPによって、多くの方が生産性を落とすことなく、うまくリモートワークを活用頂けていることが確認できました。
■リアル(対面)の「場」でないと実現できない価値がある
一方で浮かび上がってきたのは、リモートだけでは満たし切れない要素があるということでした。
・雑談や、他部署/他チームとの偶発的な接点が減った
・相手の状態・表情が読み取りにくい
・新人スタッフにとってはキャッチアップがしにくい 等
■リアルならではの3つの価値
つまり、リアル(対面)の場でないと実現できない「リアルならではの価値」があると考えました。それは下記3つです。
①良きコミュニティ形成
②良き企業文化醸成
③良き関係性創出
全社員が完全リモートワークがいいとも思いません。一方で、昭和の時代のように全員出社がいいとも思いません。そこで、グロービスは議論を重ね、新たに「ワークスタイル・ウェイ」を制定し、基本方針とすることを決め、すでに実行に移しました。
■ワークスタイル・ウェイの制定
■ワークスタイル・ウェイ
グロービスは、21世紀のリーダーとして、新しい働き方を積極的に実践するものとする。良きコミュニティ・企業文化・関係性を生み出すリアルな「場」を重視しつつ、最先端のテクノロジーを駆使してオンラインやリモートを積極的に取り入れるものとする。
<重要な3つのリアルな場>
・良い仲間が集い、相互啓発を通して自己実現できる良きコミュニティを形成する場。
・グロービスウェイに則りクリエイティブで楽しく且つ規律ある企業文化を醸成する場。
・ビジョン達成に向けて互いに信頼し皆で協力し合える良き関係性を創る場。
これに伴い、新しい働き方5原則を定めました。
<新しい働き方5原則>
1)勤務:週2日以上推奨だが、部門・チームの特性によって方針決定
2)会議:リアル・オンライン選択自由
3)オフィスレイアウト:フリーアドレス(部門・チーム推奨スペースあり)
4)チームビルディング:原則月1回リアルでの「場」作りを行う(場所や内容は部門・チーム単位で方針決定)
5)オンボーディング:新入スタッフはHR・部門・チームで徹底的にフォローする
「理想的企業システムの実現」に向けて
グロービスは、経営理念の1つに「理想的企業システムの実現」を掲げています。
21世紀のリーダーとして、フェアでオープンな理想的企業システムを構築し、維持することを考えてきました。
新しい働き方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
皆さんもぜひグロービスで一緒に新しい働き方を実現しませんか?(^^)