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ギグる仲間たちと挑戦できる風土を。先陣切って“ハメを外せる”フルスタックを目指して – フロントエンドエンジニア・片岡隆一

GIG社員インタビュー第31回目はフロントエンドエンジニアの片岡隆一さんにお話をお伺いしました。

片岡 隆一(かたおか りゅういち):フロントエンドエンジニア。地元SIer・Web制作会社にてWeb制作全般とシステム開発、ネットワーク構築を行う。2019年6月GIGにジョイン。GIGの行動指針である「JUST HACK IT.」の模範的な社員を目指して日々活動中。

ほんとうに役立つものを作りたい

――エンジニアを目指すようになったきっかけを教えてください

小学生のとき、身近にあったもので一番興味をそそられるものがPCでした。地元がICT教育に力を入れていたこともあり、ホームページを作る授業がありました。そのことがきっかけでWebサイトを作りはじめました。そこから自分のサーバーで運用したりネットワーク構築したりと発展していきました。

そして、周りの人の中で一番ITに詳しくなり、人に頼られることが増えていきました。好奇心から色々実験して身につけていったスキルが誰かの役に立つことを体感し、次第にエンジニアを志すことにしました。

――前職ではどのような仕事をしていましたか?

前職は官公庁や社会福祉法人・医療法人を主な取引先としているSI企業で働いていました。WebシステムやWebサイト制作全般、サーバー・ネットワーク構築やWindowsアプリケーションの制作等幅広く携わっていました。Webサイト制作についてはデザインやお客さんとの打ち合わせも含めてほぼ一人で行っていましたね。

――GIGにジョインした理由を教えてください

チームで物事を成し遂げたいという強い思いからGIGへの転職を決めました。

一人でやるのはやりがいある反面、やっぱり寂しかったり、可能性が狭くなったりしてしまいます。チームでやれば、その分野を極めている人たちと相乗効果を起こしながら、いいものが作れるんじゃないかと思ったんです。

また「テクノロジーとクリエイティブでセカイをより良くする」というGIGのミッションが自分の理念に合っていました。デザインだけで物事を進めようとすると、それはデザインではなくて、ただの視覚表現になってしまいます。かといって、テクノロジーだけで進めようとすると、複雑になって、利用者に使ってもらえなかったりする。

技術を使えば新しいものは色々できますが、単に使ってみたいという気持ちだけで進めるとお客さんを振り回してしまいます。「最近デザインのトレンドはこうなっているけれど、それで本当に課題は解決するのだろうか」と課題の本質を深掘りし、解決に導かないと「Good is good.」にはなりません。

クリエイターのなかにはアート気質が強く、自分の作りたいものを作るためにお客さんを誘導する人もいますが、それではいいものはできません。作品を作ることとプロの仕事は別です。お客さんと関わる以上は「頼んでよかったな」って思ってもらいたいですね。

フルスタックを目指して未経験領域にも挑戦していく

――現在フロントエンドエンジニアとしてどのような仕事をしていますか?

実はGIGにはバックエンドで応募していたんです。ただ、もともとフルスタックのエンジニアを目指していたので、バックかフロントかのこだわりは特になくて。面接を進めていく中で、フロントエンドとしてまずはやってみようと思い、今に至ります。

現在はクライアントワークを中心に、WordPressやMovable TypeなどのCMSを使ってWebサイトやWebメディアを制作しています。

――GIGで成長を実感したエピソードはありますか?

GIGに入った当初はまだフロントエンドの技術が未熟でした。にもかかわらず、初めて触れるNuxt.jsを使った案件に挑戦する機会を与えてもらったんです。チャレンジングな経験で、無事納品もできて、ひとつ成長できたかなと思います。

未経験領域でも「こういう風に挑戦して行きたい」と思って動いたことに対して、挑戦することを許容してくれる文化がGIGにはありますね。つまり成長できる機会が多いです。

――エンジニアとして今注目している技術はありますか?

ピンポイントで「これ」というものはないんですが、AWSなどを複合的に使って自動化し、人の手間を減らす技術に注目しています。

人はもっと課題の深掘りをして、本質的な解決を追求するところに脳や時間を使った方がいいと思います。人が単に手を動かす作業はなるべく全部自動化して、そうしてできたものの精度を向上させることに脳や時間を充てられるようにしたいです。

ゼロから構築してある程度完成したという段階で、人間の気力ってピークに達してしまうんですよね。でも、そこからちょっとしたミスやいろんなボロが出たりする。そういうところに時間を使うのはもったいないので、自動化していくことには価値があると思っています。

Webを超えた体験や価値も提供できるエンジニアに

――GIGの社風について教えてください

「自分がこんなことやりたい」と言うと「やろやろ!」とみんなのってくれますね。そういう「ギグ(GIG)る」文化があるのはいいなって思います。

――「ギグる」ってなんでしょうか?

「JAZZる」という言葉に近くて、その場にいる人たちが即興で奏で合うのを「ギグる」っていうみたいです。まさにみんな「やろやろ」って集まって来てくれます。そんなふうに一緒にやってくれるアクティブな人がたくさんいて、いい意味でGIGは学校みたいな感じですね。

――GIGで今後挑戦したいことを教えてください

全体的なことでいうと、挑戦できる風土や文化を今よりもっと醸成させて、発展させたいです。「こういうことやってもいいんだ!」という事例を、先陣切っていろんな人を巻き込みながら作り出していきたいです。せっかくみんな「ギグる」文化があるんだから、ちょっと笑えてみんなが盛り上がれるような感じで、「いいハメ」のはずし方をしていきたいですね(笑)。

個人的なことでいうと、もっと多く、かつ強い価値を提供できるようになりたいです。Webにとらわれることなく、Webを超えた体験や価値も提供していけるようになりたいですね。多角的にやっていけるフルスタックを目指します。

――ありがとうございました!


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