みなさんお久しぶりです。KoTakeです。画像の方は、ダニエル・シルバさんです。今日は、最近のインクルーシ部の活動についてのレポートです（インクルーシ部とは？立ち上げの経緯）。

11月に発足したインクルーシ部は、今後どのように活動していけば良いのだろうか？と悩んでいました。そんな時は、詳しい人の話を聞くのが一番ですよね。それが、ダニエル・シルバさんです。ダニエルさんは、Googleで人材育成や採用に携わったのち、メルカリでダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）チームの立ち上げを主導した、この道の大先輩です。

ダニエルさんとは大学の同窓生だったのですが、日経新聞に掲載された記事を読んで初めて、ダニエルさんがメルカリのD&Iリーダーとして働いている（※当時）ということを知りました（日本経済新聞2019年5月30日『メルカリ、新フロアを公開　ダイバーシティに対応』）。この記事を見たことがインクルーシ部を始める１つのきっかけになったこと、今後の活動のために勉強会を開催したいこと、ダニエルさんにぜひ講師として参加してほしいことを伝えると、すぐにOKのお返事！インクルーシ部初の社内イベントが決定しました。

インクルーシ部だけの勉強会にするのはもったいなかったので、全社イベントである「特別研修」として実施しました。業務が忙しい時間とかぶってしまった人もいたのですが、社員の半数以上が参加してくれました。

ダニエルさんが転職した当時のメルカリと今のゲットイットに共通する点が多くあり、モデルケースとして非常に勉強になったのは言うまでもないですが、ダニエルさんのパッションに感銘を受けた人も多かったようです。私もその一人です。外国人にとって決して働きやすいとは言えない日本に、あえて戻ってきたダニエルさん。日本の企業で働く友人が辛そうで、なにかおかしい、もっとみんなが生きやすい社会に変えていきたいと思ったのだそうです。私自身、日本社会がしんどいと思う気持ちを抱えて生きてきたタイプですが、外国人として生きていくのはもっともっと大変なことだと思うので、話を聞いていて胸が熱くなりました。

（後編につづく）