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【CFOインタビュー】過渡期のフェーズで入社する魅力とは?――「自分を変えることができる環境がある」「切磋琢磨しながら成長することができる」

こんにちは!株式会社ギャプライズ HR推進室の長谷川です!

今回は、経営企画室の執行役員CFO、干山 峻(ほしやま しゅん)のインタビューをお届けします。ギャプライズにジョインした経緯や、現在の業務内容、社内の雰囲気、自身のキャリアプランなどについて語ってもらったほか、候補者の方に向けたメッセージもお伝えします!

■約9年間、大手監査法人で会計士としてIPOなどに携わる

――ギャプライズにジョインする以前の社会人歴を教えてください

大学2年生のときに会計士試験に合格し、BIG4と呼ばれる大手監査法人で学生非常勤として、その後は常勤として約7年間在籍していました。いわゆる、大手監査法人における一般的な会計士のキャリアですね。

さまざまな業種を担当しているなかで、当然IT企業を担当する経験もありましたし、私が所属していた部署がIPO(新規上場)を専門としていたので、上場準備のお手伝いをすることも多かったですね。また、私は部内では英語が得意な方でしたので、英文報告書の監査や日本法人が持っている海外子会社とのやり取りなどに携わっていました。

――ギャプライズに転職したきっかけは何だったのでしょうか?

インチャージ(現場主任)の経験を積み、割と一人前になったタイミングで、事業会社からお誘いをいただくようにもなったんです。しかし、そのころは自分のチームをいくつか持っていましたし、裁量権を持って働くことができていたので、仕事が楽しくて。何度か先方とお会いする機会はあったものの、監査法人を離れる決断には至っていませんでした。

そんなときに監査法人を辞めて独立した後輩から連絡があり、ギャプライズを紹介されました。「イスラエルをはじめとした海外のツールを扱っている会社で、英語ができるIPO経験のある人材を捜している」という話を聞き、「イスラエル関連の事業会社は面白そうだな」と興味がわきました。

そこで、代表の甲斐と会って話すことになったのですが、ベンチャー企業経営者のステレオタイプである「イケイケで何でもやるぞ!」というよりは、「真っ当なことをしながら、きちんと成長しよう!」という思想の方で。話も面白かったですし、第一印象がとにかく良くて、ギャプライズでぜひ一緒に働きたいと思いました。また、会社が求めているものと、私の能力がピンポイントでマッチしていたことも、ジョインを決断するきっかけになりました。

■”100人の壁”を乗り越え、「過渡期にいることがエキサイティング」

――入社して2年半が経ちましたが、現在はどのような業務をされているのでしょうか?

執行役員CFOとして、経営企画室という部署を統括しています。私たちはベンチャー企業で、新鮮さがある一方でまだ整っていない部分が多々ありますので、十分に足りていないところを横断的に手掛けている真っ最中です。そのなかでも一番大きなプロジェクトはIPOに向けた上場準備で、私は主に証券会社や監査法人との渉外などを担っています。また、もうひとつの大きな業務として、会社全体における事業計画の取りまとめをしています。このほかにも投資先企業とのコミュニケーションなど、多岐にわたる業務を遂行中です。

――上場準備をされているとのことですが、やりがいは感じますか?

やりがいは非常にありますね。私はもちろんですが、上場準備に携わるメンバーたち全員が、「上場する瞬間に立ち会いたい!」というモチベーションを持って取り組んでいます。その一方で、IPOはあくまで企業が成長していく中でのイベントのひとつに過ぎないとも思っています。

現在、メンバーが100人前後ですので、いわゆる“100人の壁”をちょうど乗り越えたところ。今までは、少人数が勢いで遂行していたことを、組織として再現性高くやっていくというところにシフトしてきています。個人の力に頼りきることも、ルーティンだけになることも良くないと思うので、その両立を探っている過渡期にいることが、すごくエキサイティングですね。

――では、ギャプライズにおける事業面の魅力を教えてください

ギャプライズの事業は、Webマーケティングという業種に属していますが、「イスラエルをはじめとした海外のツールを扱っている」という明確な独自性を持っていることが大きな魅力だと思います。Webマーケティング業界には、それこそ広告代理店もいれば、Web制作専門の事業会社もいて、ものすごい数の企業が競争しているんです。そのなかで、こういった明白な独自性を持っている企業は、あまりないと感じます。

また、海外の提携パートナー(ベンダー)とのやり取りはもちろん、大手企業を含めた国内企業とのやり取り、そのどちらも経験できることも魅力の一つだと思いますね。監査法人時代にさまざまな企業と関わってきましたが、他に類を見ない特徴のある会社だと思います。

■組織の魅力は、海外の最先端ビジネスモデルを受け入れる風土

――組織面での魅力は何でしょうか?

「イスラエル」や「海外ツール」というワードに魅かれて入社した人が多い印象で、今までのキャリアをそのまま使って仕事をしていくというよりは、足りない部分は学びながら仕事を進めていくマインドの人が多いところです。また、入社前は、「イケイケで海外志向の人が多いのかな?」と思っていましたが、実はバラエティ豊かな人材がそろっているところも魅力的かなと思います。必ずしも入社前から出来上がったプロフェッショナルでなくても、学びながら活躍できる土壌があるところが、個人的にはすごく良いなと感じています。

また、組織構造においても、私たちが成功すれば提携パートナーも成功する代理店の関係があるため、海外のパートナーがビジネス上のアドバイスをたくさんしてくれるわけです。彼らは海外スタートアップ最先端の組織ですから、直近で流行り始めた新しいビジネスモデルや手法、成功事例などを教えてくれたりして。海外から「こういう新しいことをやってみないか?」と言われたら、「じゃあ、やってみよう!」と取り入れる風土があることもギャプライズの魅力だと思います。

――ギャプライズの今後の展望について、どのようにお考えでしょうか?

もっと外と関わりを深めていきたいと考えています。特に提携パートナーとの関係において、今では海外ベンダーの方から「日本でツールを売ってくれる会社があるそうだ」ということで声をかけていただき、業務提携をしている状況です。そこを私たちの方から「こういうことが出来るツールが欲しい」という発信ができるようにしていきたいですね。

また、私たちはイスラエルのスタートアップとビジネスを通じた強いつながりがあるので、将来的には一定の資本提携も含めて関わっていくという選択肢もあります。もちろん資本面だけではなく、人脈面での関わりも一層深めていく方向性になると考えています。

――ご自身のキャリアビジョンについて教えてください

今後は事業サイドにも積極的に関わっていきたいと思っています。また、現在の業務は特定領域の知識が必要な実務が多いので、他のメンバーが私の業務を今すぐにできるかといったら、できないわけです。そのため、積極的にメンバーに仕事を教えることで彼らのキャリアや成長にもつながるし、私も手離れできて組織の力になるので、後進の育成をもっとしていきたいです。自分で手を動かす手軽さを乗り越えて、他のメンバーたちに仕事ができるようになってもらえることは、会社にも自分にも必要なことだと考えています。

■不確定要素を「ポジティブに楽しめる人」が望ましい

――今後、どのような方にジョインしてほしいですか?

根源的な話になりますが、不確定要素をネガティブではなく、ポジティブにとらえて楽しめる方にジョインしてほしいと思います。仕事の進め方や気質ということに関しては、リーダーシップを持って進める方も、大きく目立ちはしないけれどコツコツ進める方も両方必要だと考えています。また、海外のスタートアップとの関わりが多く、Webマーケティング業界自体の変化も激しい状態ですので、変わっていくことに対して好奇心を抱けることも重要かなと思います。

――バックオフィスにおいて必要な要素は何でしょうか?

今いるメンバーと一緒に切磋琢磨しながら、成長できるような存在が望ましいですね。バックオフィスはやりたい業務だけでなく、必須でやらなければならない性質の業務が多いので、分からないことがあれば自分で調べたり、「これまでできなかったことをできるようになりたい!」という気概のある方が合っているのかなと思います。

――最後に、候補者の方にメッセージをお願いいたします

現在のフェーズをお話すると、2つの状況があります。ひとつはイスラエルに限らず、海外のスタートアップから提携のオファーがたくさん上がってきている状況ですので、今後は新しい仕事がもっと増えそうだと予測しています。2つ目はその一方で、今までやってきた事業がある程度確立してきている状況だということです。

それらの上で上場準備をしていることもあり、色々な側面で過渡期に入っているので、そこが個人的には一番の入社メリットかなと思います。「自分を変えたい!」と思っていても、なかなか自分を変えられないと思うんです(笑)。常に変化を繰り返している環境に身を置くことで、強い意志を持って「自分を変えたい!」「成長したい!」という方、一度お話しできたら嬉しいです。

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