15歳の時に「嫌われる勇気」という本に出会い「人間の幸せの本質は他者への貢献感である」との言葉に強く心を打たれた。
当時、学校生活において自分の存在意義を見出せず、日々無力感に悩まされていた自分にとって、これからの自分の生き方を示す一節となった。
これまで人類は、個人が集まり、役割分担をし、強い集団をつくることで、繁栄してきた。
強い集団をつくる上で、自分自身が最も必要とされる(ありがとうと言われる)役割を担えた時に強い喜びを覚える(幸せを感じる)脳の仕組みが重要な役割を果たしたとのことで、他者貢献=人間の幸せの本質は生物学的にも腑に落ちた。
自分の人生において「ありがとう」だけを追求することを決意し、自分理念として「ありがとう量の最大化」を掲げるようになった。
その日から、無力感を感じる時間をとことん排除し、貢献感だけ感じられる選択を心掛けた。
小学校から続けてきた野球部を辞め空手部に転部し部長を務めたり、惰性で続けていた人間関係も刷新したり、当時「教育を変える!」と意気込んでいたことから、規模と時間軸を考慮した結果、将来の夢も教員から起業家へと変化した。
※より詳細のエピソードは以下の記事をご覧ください!
その後も「ありがとう量の最大化」を追求した結果、様々なライフイベントを経て人生が激変し、現在に至る。
Gabが取り組む事業もこの考え方をベースに成り立っている。
事業をつくるということは「顧客課題に対する解決策を提供する」ことである。
Gab対顧客での「ありがとう」が生まれれば事業としては成り立っているが、それだけでは「ありがとう量の最大化」とは言えない。
例えば、モノを売る事業において、顧客にとって必要なデザイン性、機能性、安さを追求するあまりに、環境問題や人権問題に加担をしてしまう商品の場合、Gabに対して「ありがとう」と思わない遠くの国の人や未来に生きる人が存在することになり「ありがとう量の最大化」の理念に反する。
ゴミ拾い活動を推進する事業において、遠くの国の人や未来に生きる人にとってありがとうと思われても、参加する当人が「めんどくさい」「楽しくない」と感じていたら「ありがとう量の最大化」の理念に反する。
とにかく、どんな事業に取り組むにしても、Gabの理念として「ありがとう量の最大化」に反することだけは絶対にやりたくない。
Gab対顧客も然り、社内の役割分担においても「ありがとう量の最大化」ファーストのカルチャーを浸透させていきたい。
何なら、もう十分、便利さ、豊さが成熟した現代において、人生を懸けて挑戦する意味って「ありがとう量の最大化」しか残ってないんじゃないかとすら思っている。
少なくても僕は「顧客課題に対する解決策を提供する」はもちろんだが、さらに広範囲に「ありがとう」を徹底する事業づくりに挑戦することにしか、モチベーションが湧かない。
誰かの悲しみの上に成り立つ事業を拡大しても心の底からの貢献感が得られないからだと思う。
Gabでは「ありがとう量の最大化」という人類における普遍的な幸せにつながる事業しか挑戦しない。
仕事を通じて、心の底からの貢献感を得たい方と、人類から「ありがとう」と言われる仕事がしたい。
Global appreciated breakthrough = Gab
代表 山内萌斗
事業拡大に伴い絶賛仲間集め中ですので、Gabの企業理念に共感いただけた方はぜひ以下のURLよりカジュアルにお話しましょう!※最強のチームをつくることにフルコミット中です!
引用(弊社note):https://note.com/gabinc/n/n1dc1d044cca7