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データ量が桁違い・・難易度の高いプロダクト開発に挑戦できているのはエンジニアの醍醐味

2020年10月に入社したわっきーこと、フロントエンドエンジニア脇野。(TOP写真右。)
入社時からフルリモートで勤務している彼に、フルカイテンでエンジニアとして過ごす毎日について聞いてみました!

先に開発について簡単にご説明しておくと、弊社は小売・卸売業向けの在庫問題を解決するSaaS「FULL KAITEN」を開発しています。

在庫問題の解決を通じて、「必要な商品が必要な量だけ流通する社会」を実現し、世界の廃棄・資源・不公平取引問題を解決する

というミッションをかかげており、FULL KAITENを通して社会問題にもなっている「大量生産」を「適量生産」に導きます。

現在お客様に提供しているFULL KAITENはVer2ですが、2021年にはさらに在庫をフル回転させる機能が追加されたVer3をリリース予定!目下開発中であります。

フルカイテンの開発環境について

バージョン3の新規開発を行っており、主にAWSのフルマネージドサービス、CircleCI、Github、Docker等を使っています。

助かるのは、皆が開発に注力できるよう、利用できるサービスはできる限り採用してもらっていることです。

特にCircleCIは全開発チームで導入することでV2で課題であったシステム領域における属人化の解消につながると考えています。

メンバーが提案したサービスを積極的に承認頂いているのでありがたいです。


フロントエンド開発にはどんな技術を使っているのか

フロントエンドの開発ではReact.js+TypeScript,GraphQL、テストにはjest,enzymeを使って開発しています。

グラフやテーブルなどの複雑なUIや認証機能など、OSSを使えるところは開発者・利用者数や運用状況を見た上で極力OSSを使うよう開発しています。

開発メンバーと役割について

フロントエンド以外の領域ではバックエンド、データ連携、データサイエンスチームがあり、各チームで裁量を持って開発を進めています。

今は新規開発の途中なので各分野にフルコミットしていますが、次のマイルストーン以降では興味のある領域のタスクをペアプロ、モブプロしながらやっていこうとエンジニアチーム内で話しています。

理由はスキルアップの為でもありますが、各領域での担当が1,2人くらいなので属人化してしまうとリスクがあるためです。

これはエンジニアメンバー全員で雑談(オンライン)したときに上がった話で、リモートの環境でも開発についてメンバーで話し合うことは、結構多い印象です。


関西メンバー。わっきーはセンター!現在はフルリモートだが、時々集まってオフィスランチなど

フルカイテンでの開発と前職との違い

これまではフロント、バックエンド問わずフルスタックで開発することが多かったのですが、フルカイテンではフロントエンドエンジニアとして専任開発をしています。

インフラ⇒DB⇒バックエンド⇒フロントの流れで開発するのに慣れているので最初違和感は感じていましたが、今はバックエンドのよこちゃんとこまめに認識合わせしながら進められています。

また、専任でやることでフレームワークの使い方やベストプラクティスを考えるのにより時間を使えるようになったので技術的な理解が深められていると思います。

特にフロントエンドは技術の進展が早いので、キャッチアップしていくために完全専任とはいかずとも主軸を置いてやっていこうと考えています。

FULL KAITENを開発する醍醐味は??

フルカイテンを使うことで在庫の圧縮ができた、金額としてどれくらい削減できたなどのサクセスの声をカスタマーサクセスのメンバから随時Slackに共有されるので、開発しているものがお客様に貢献できていることを実感できます。それだけでなく、お客様の事業規模にもよりますが、削減できた額がかなり大きいのでインパクトのあるソリューションなんだなと都度実感します。

また、フルカイテンはお客様の在庫情報を扱うのでかなりデータ規模が大きく、これまで開発してきたサービスのデータ量と比べると桁違いでした。いかにパフォーマンスを考慮した設計/開発をするかが重要になってくるので、難易度の高いプロダクト開発に挑戦できているのは醍醐味と言えます。

FULL KAITEN開発チームの良さ

エンジニア目線になりますが、バージョン3開発では自分たちでスタックを選定しており、AWSでつかうリソースもメンバの判断に一任されているので、スキルアップも図れて魅力だと思います。

もちろん運用することが前提なので何でも良いという訳では無いですが、その点の裁量が大きいのはエンジニアとして成長できる要素だと思います。また、開発プロセスやチーム開発のあり方についてもよくメンバで議論して改善中であり、その点に興味のある人にとっては挑戦できる良い環境だと感じます。

1日のシンプルなスケジュール

  • 午前
    • エンジニア進捗会議orBEとの進捗確認
    • 主に開発
  • 午後
    • 主に開発
    • レビュー指摘の修正
    • リファクタリング

フルリモートのメリット・デメリット

メリットは通勤時間の短縮です。オフィスまで往復で2h以上かかるところに住んでいますが、それが無い分タスクをこなしたり、家庭の時間に充てることができるので嬉しいところです。

デメリットは非言語的コミュニケーションがほとんど取れず、自分のタスク以外の状況が見えにくいことです。

オフィスでチーム開発をしていると、他メンバーの会話が聞こえたりメンバーが困っている様子が伺えるので受動的にチーム状況や進捗状況が把握できるし、エンジニア以外のビジネスサイドのことも情報として入ってきますが、フルリモートだとそれらの情報をSlackで探したり、ミーティングの時間を設ける等自分から情報を取りに行く必要があります。

慣れれば特に大きな問題では無いですが、開発に没頭しているときは難しいので、そういった課題を解決するためにもチームとして領域を横断した開発体制をとっていきたいと考えています。

以上、わっきーへのインタビューでした!いかがでしたでしょうか??

他にもたくさんのメンバーがフルカイテンで活躍しています!色んなストーリーを読んでみてくださいね。


※同じ日に入社した「よこちゃん」のストーリーはこちら。

バックエンドエンジニア横田の転職ストーリー ホリゾンタル→バーティカルSaaS開発へ | FULL KAITENへの転職ストーリー
10月からバックエンドエンジニアとしてフルカイテンに入社した横田です。FULL KAITEN V2の改良や新システムV3の設計に携わっています。 そもそも私がフルカイテンを知ったきっかけは、「バーティカルSaaS」というキーワードでフルカイテンを見つけたことでした。 ...
https://www.wantedly.com/companies/full-kaiten/post_articles/290298

※開発のサーバントリーダー「パンサー師匠」のストーリーはこちら。

開発のサーバントリーダー「パンサー師匠」。彼を動かしたのは「子供たちにどんな世界を残したいか」という問いかけだった。 | フルカイテン株式会社
フルカイテン開発チームは、「いいこと悪いこと含め等身大の自分たちを知ってもらうこと」を大切にしていて、そのうえで私達と働きたい!と感じてくれる人に出会いたいと願っています。このストーリーを読めば、フルカイテン開発チームについて下記のことが分かります。 ...
https://www.wantedly.com/companies/full-kaiten/post_articles/280016

FULL KAITENプロダクトサイトはこちら

在庫分析で売上・利益を増やすクラウドサービス|FULL KAITEN(フルカイテン)
FULL KAITENは、小売業の在庫運用効率を上げ、売上・粗利・キャッシュフローを最大化する革新的なSaaSです。 これまで小売業は、在庫をたくさん持つことで売上を作ってきました。しかしそのせいで、値引きが多発し収益性が悪化、また売れ残った在庫は、資金繰りをも悪化させ、長らく小売業界は低利益に喘いでいます。 こういった在庫問題は、業界の宿命的課題として何十年も放置されているのが実情です。 ...
https://full-kaiten.com/
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