HR戦略部の太田です。
フォルシアにはエンジニアが講師となって自分の得意分野や、今気になっている技術を共有する社内勉強会「devゼミ」があります。この記事では、devゼミがどんな場なのかを改めてご紹介しつつ、先日私が参加した回「Jevアイデアソン 〜その『判断』、AIに任せてみない?〜」の様子をお届けします。
devゼミとは?
devゼミは2019年度に有志のエンジニアが立ち上げた、社内のエンジニア向け勉強会です。
- エンジニア全体の技術力の底上げ
- 学ぶ習慣づくり
- 教える習慣づくり
の3つを目的としており、社内の誰でも受講でき、誰でも講師になれるのが大きな特徴です。
なぜ始まったのか
立ち上げ当時、新入社員研修などは充実していたものの、2年目以降やキャリア入社のエンジニアの勉強の場はそこまで整備されていない状況でした。特定のテーマを何週間もかけて学ぶ勉強会は主催者の負担が大きく、気軽に開くのが難しいという課題もありました。
そこで、さまざまなテーマについて、エンジニア同士がノウハウや好奇心を気軽に共有できる場として生まれたのがdevゼミです。
devゼミの特徴
devゼミでは参加者が聞くだけでなく、手を動かしたりディスカッションで学ぶことを基本にしています。ドキュメントで知見を「知る」だけでなく、ゼミの中で実際に「使ってみる」ところまでやることで、「知る」→「使える」のハードルを越えることを狙っています。
教える側も成長できる
参加者が「使える」レベルになるまで導くには、講師自身にも深い理解と準備が求められます。devゼミでは、毎回参加者からフィードバックを集めて講師に共有しており、教える側のエンジニアの成長も目的のひとつにしています。
テーマはエンジニアリングに関わることなら何でもOK
業務ですぐ役立つものから、業務には直接つながらないけれど面白い技術・ホットな技術まで、テーマは自由!これまでには、例えば次のようなゼミが開かれてきました。
- formatter導入のすゝめ
- dockerさわってみよっかー!
- PostgreSQL index事始め&複合indexを使ってみよう
- GitLab CI/CDであそぼ
- 知ってみると楽しい!git講座(非エンジニア向け)
git講座のように、ITコンサルや法務など職種を問わず多くの社員が参加した回もありました。
過去の記事でも詳しく紹介しています。
最近の開催回:Jevアイデアソン
テーマは判断に特化したAI「Jev」
JevはTypeSafe AI社が2026年9月に発表したソフトウェアの中での「判断」に特化したAIモデルです。ClaudeやChatGPTのように自然言語で対話・文章生成することを目的としたものとは異なり、アプリケーションから状態と型付きの問いを渡すと、選択肢・スコア・真偽値といった形で確率付きの答えを返してくれます。
開催の意図
講師は新卒9年目のエンジニア社員で、AIを用いた新規開発に取り組んでいるhatanoさん。
Claude CodeやCodexといったエージェントと会話しながら成果物を作り上げるノウハウは溜まってきていますが、「判断」に特化するAIとなるとこれまでとは異なる考え方・視点が必要になると考えました。
そこで職種を超えて自由にアイデアを出す場を設けて今後に活かせればと思い開催したとのことです!
これまでのAIエージェントとは違う考え方で使う必要がありそうなので、「頭を柔らかくして、Jevがどんな場面で使えるのかを自由に語り合おう」というのが今回のゼミの狙いになっています。
参加者について
このようなSlackで参加者を募集し、最終的に24名が参加しました!
参加者は新卒1年目から部長まで参加しており、普段はHR業務をしている私も事前にJevを少し調べた程度でしたが十分参加できる内容でした。
30分でデモからアイデア出しまで
当日はオンライン開催で、Jevの紹介とデモ(5分)→ グループディスカッション(15分)→ 発表(5分)という流れで進みました。
最初にhatanoさんからのJev紹介に始まり、Slackのメッセージを分類させる例や、Jev同士をリバーシで対戦させる例を見せてもらいました。
その後、4〜5人ずつ6つのグループに分かれ、「業務・開発の効率化」「サービスに組み込むなら?」「もはや会社に関係ないところでも!」という3つの切り口でアイデアを出しあいました。
出てきたアイデア(一部)
会社に関係ないアイデア出しが生まれるのもフォルシアっぽいですね笑
参加してみて
Jevは手探りな部分が多いものの、「まずはdevゼミに参加してみよう!」というモチベーションで集まってディスカッションできたのはdevゼミの良さだと感じました。
勉強会は様々な形式があると思いますが、今回のように新しい技術の場合は準備のハードルが高いことも多いので、まずは触ってみたい!触ってほしい!内容にはぴったりですね。
おわりに
devゼミは、「教わる」だけでなく「教える」ことも含めて、エンジニア同士で学び合う場です。テーマも形式も講師のアイデア次第で、ハンズオンからコンテスト、今回のようなアイデアソンまで、さまざまな形で開催されています。
新しい技術が次々と出てくるなかで、「まずはみんなで触って、使いどころを話してみる」場を気軽に持てるのは、フォルシアらしい文化です。