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【Flyker's interview】僕らが働く理由|代表大瀧が一緒に働きたい人とは?

みなさん、こんにちは。採用広報担当です。
フライク社員の勇姿をお届けするこのインタビューでは、社員の想いにフォーカスしていきます。

今回は、大瀧社長への99問99答のインタビュー記事にて、ご自身のことをたくさん語っていただいた、株式会社フライク代表取締役の大瀧さんに、新オフィスを建設中である福岡・香椎でのエピソードや、フライクならではの “マインド採用” についてじっくり聞いてきました。

きっとフライクのことが好きになるはず。ぜひ、最後まで御覧ください。

PROFILE大瀧 龍 / Ryo Ohtaki
富士通グループ会社のSEや営業などを経て、2017年に上場前のfreee株式会社にジョイン。九州支社長と広島営業所長を兼任し、2019年には西日本の責任者としてマザーズ上場に貢献する。2019年にフライクの前身である「3rdコンサルティング株式会社」を創業し、2021年に株式会社フライクに社名変更。

香椎(かしい)から始まる、ぼくらのエネルギー発電。誰かのために働くことがすべての原動力だった。

🎤会社の拠点に決めた福岡市「香椎」に至るまでの、想い出エピソードについて教えてください。

まず香椎は、僕の実家がある場所なんです。小さい頃からおばあちゃん子でよく遊んでもらっていて、近所の遊び場リストを作るほど、本当に思い出深い場所でした。ちょうど大学院卒業後の進路を考えるタイミングで、就職先を憧れの東京にするか、慣れ親しんだ福岡にするか迷っていたのですが、結局大好きな祖母がいる福岡での就職を決意しました。しかし同じ年に、残念ながら祖母が天国へ旅立ってしまいました。福岡にいる理由が “祖母がいるから” だった僕は、働くことの意味を改めて考えるようになったんですね。ずっと誰かのために頑張ってきた自分にとって、祖母という存在が、とてつもなく大きかったんだなと。「自分はいったい何のために働くのだろうか?なぜ福岡にいる?誰のために働いているんだろう?」と、自問自答を繰り返していた時に、いつも傍で支えてくれていた彼女(今の奥さん)の大切さに気付き、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。「よし、この人のために働こう!」と決意を新たにして福岡を去りました。その後は憧れの東京で数年間働いていましたが、本当にご飯が合わなくて、、、(笑)大手企業とのご縁で来た場所でしたが、東京は住むところではなくビジネスをするところなんだ!と痛感しました。僕は思い立ったら即行動なので、家族と相談の上、故郷に戻ってきました。おかげで子供達も、今すくすくと育っています。

🎤実際に地元香椎に帰ってきて、改めて感じたことはありますか?

当初は、起業するなら博多か天神と決めていたんです。あまり教えたくない持論ですが、博多と天神ってビジネスがうまくいく条件が揃っているんです。ひとつには、とにかく物価が安いこと。ある意味、誰でも成功できるから「あれ、僕じゃなくてもうまくいくのか。自分にしかできないことってなんだろう」と考えていたタイミングで、福岡市唯一の遊園地“かしいかえん”※1が閉館したんです。ちょうどコロナ禍での不景気が閉館理由ではあったものの、なぜかその時にものすごい使命感を感じてしまって。何処ぞのヒーローみたいに、「僕がいたら(提案していたら)”かしいかえん”は、つぶれなかったかもしれない」と。そして香椎という場所でビジネスを始めることで、「僕自身がこの街のエネルギーを創ってやる!」という自信が湧き出たことを今でも覚えています。

前述した博多や天神のような中心地に比べて、福岡市の中でも少しはずれた位置にある香椎は、人材確保も資金調達においても様々な面で不利なこともあります。ですが、これぐらいの障害があった方がちょうどいいな!と感じましたね。負け戦で最後勝つストーリーの方が、僕の性に合っているしカッコいいな!と。勝つだけ、儲かるだけなら中心地で戦えばいい。それは誰でもできるから、ならば、「僕にしかできないことを、僕がしたい場所で始める」ことが一番幸せ!と感じていました。

※1 福岡県福岡市東区香住ヶ丘七丁目2番1号に存在していた遊園地。西日本鉄道が運営し、経営計画見直しのため西鉄が閉園を決断し、2021年12月30日をもって閉園。

野球部で実践した組織改変。
フランクな文化を創る根源はここにあった。

🎤ビジネスを始めてみて、軸が持てた瞬間やきっかけを教えてください。

今考えると、学生時代の経験や精神が軸にあるな〜と感じています。中学生時代に野球部だったのですが、当時は1年生で球拾いだけ。2年生では夏以降にやっと、初めてノックを受ける・バッティング練習に参加できるという文化があって、「なんだ?この3年間の無駄な過ごし方。。。」と不平を漏らしていました。3年生になった時に、僕らの世代で変えよう!ということで、1年生からすべての練習に参加させたんですね。そうしたらめちゃくちゃ成長しちゃって。試合に出るレギュラーが、僕らの世代より多くなったんです(笑)さらに先輩・後輩の垣根もなくし、呼び方もフランクに“大瀧くん”と変えました。この経験から「古いやり方を、そのままやる文化」ではなく、「自分たちで創る文化」にすることで、成功体験を得たのです。これは、今のフライクの根源にある考え方に繋がっています。


🎤そういった経験から会社の文化が創られた今、フライクでの職務・役職のこだわりはありますか?

フライクでは営業職、いわゆるマーケティング職の募集はしていない点ですね。IT企業にいるとよく聞くことなのですが、お客様が乗り気ではないのにゴリ押し営業をするスタイルや、お客様の成功のためと言いつつ、自社商品の追加提案・解約防止しか考えないようなカスタマーサクセスで勢いを増していく企業に対して、違和感を覚えた経験があります。
ですので、僕は違う方法でクライアントがほしいと考え、行き着いたのが、インサイトセールス※2という営業スタイルでした。例えば、フライクが提供しているYoutube※3や事例記事はすべて無料で、そこからの問い合わせが多いのですが、その問い合わせがあった段階で「お客様をフライクのファン」として対応し、商談を始めます。そして契約に結び付ける。つまり、問い合わせ時点でフライクに興味を持っていただいているので、最初からクライアントのエンゲージがすごいんです。この法則に確信が持てたので、創業当時から営業職はとらないというやり方にしています。

※2顧客が自分でもまだ気づいていない課題やニーズを見抜き、それらに合わせて自社の商品やサービスなどを薦めるスタイルの営業手法
※3大瀧代表が自らファシリテーターを務めるフライクの公式Youtubeチャンネル「システム組立ちゃんねる」



🎤大瀧さんが目指す会社像とは、ズバリなんでしょうか?

”社員が独立できる会社” です。フライクにいるメンバー全員が、経営者と同じようなマインドスキルを持ち、P/L・ B/S※4を意識して動ける会社であることが、一番僕がイメージする未来の会社像ですね。社員が独立することができる環境を創るなんて、昨今なかなか使いにくいワードですが、フライクのメンバーになることで、成長し自信を持つ。そして、その自信を次の未来に活かしたいと感じてもらえるような組織にできたらベストです。そのためには、まだまだやることがたくさんあります。例えば、僕らが生み出したフライクの主幹サービスである “システム連携組立図” は、とても将来性のあるツールです。今は直近1年以内にしっかりと自社プロダクト開発を進め、サービス全体の底上げをしていけるように、メンバーが一丸となって準備しています。この動きに自身の成長と自信を感じてもらいたい。それには、常日頃から成長を止めないこと、自分を奮い立たせることを意識していきたいですね。

※4 P/L:Profit and Loss Statementの略であり、会社の一定期間の経営成績を収益・費用・利益の3要素から示す「損益計算書」を指す。B/S:Balance Sheetの略であり、会社の財政状態を表す「貸借対照表」を指す。

プライドを捨てるプライドを持ち、
人生を変えたいと思っている人と働きたい。

🎤様々な想いが繋がってきた今のフライクで、一緒に働きたい人はどんな人ですか?

「Hard Work, Hard Thinking」と「YES or はい or 喜んで」を、違和感を持ちながらもできる人です。決して、無理に従え!ということではないですよ(笑)極端な話ですが、どんな企業にいても大事なことは、エリートとそうでない人の差に“自分が気づく”かどうか、だと思うんです。一流大学を出て、大手から中途で入ってエリートコースを突き進むのか、這い上がって負けじ魂を鍛えて突き抜けるのか。僕は後者の「プライドを捨てるプライドを持っている人」に出会いたいですね。
僕自身サラリーマンとして担当営業をしていた時は、とにかく習得していかないと追いつけなかったから、できることは全部しました。朝5時に起きて、手書きでクライアントに手紙を書いたり、23時まで商談の壁打ちをして資料作成をしたり。そしてそこからは説教タイムの毎日。でもそれは、すべて一人だけでしていた作業ではなく、必ず助けてくれる先輩がいました。プライドだけは高かったけれど、自分のプライドを捨てて「助けてください!」が言えるかどうかを大事にしていたからです。ただ、それだけだったなと。それから、人生を変えたいと願うならば学ぶことが大切ですね。今やフライクの文化になっている読書感想会ですが、僕は最初本がめちゃくちゃ嫌いだったんです(笑)それが今は毎月15冊は読んでいて、本が必須アイテムになっています。人生残り30年と考えたら、僕はきっとこれからも「自分のコンテンツを磨きたい。自分のコンテンツをアップデートしていきたい」という想いで、とにかく勉強を続けています。そういった“自己成長”をしたい人と、ぜひ一緒に働きたいですね。


🎤最後に、この記事を読んでくれている求職者の皆様へメッセージをお願いします。

「今の自分を変えたい、変わりたい、人生すらも変えたい!」という強い想いは大歓迎です。もちろんITリテラシーが高いに越したことはないですが、自分の成長について考えたり、これからの人生でヒントになりそうだな、と感じて下さったら「話を聞いてみたい」を、ぜひ押してください。人生おもしろくなりそうだなと感じていただけるかもしれません。もちろん、「僕以外の社員たちと会話がしたい」でもOKですし、「人事にまず社風を聞きたい」でもOKです。未経験の方や、現在のお仕事がIT業界でなくても、どうぞお気軽にお問合せください。とにかく自分の「知りたい」という感情を、素直に感じてください。そういったマインドが、フライクに合うんですよね。僕らが営業を置かない法則と同じく、入社する段階でエンゲージが高い状態での採用を心がけています。ぜひ、少しでも興味を持っていただけたら、ご応募ください。





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