ノーセーフティネットひとり親家庭緊急支援プロジェクト 本日より利用申込み受付開始!離婚成立前で別居中の「実質ひとり親家庭」にお米と支援情報を無償提供!
このたび、フローレンスでは、別居中で法的な離婚が成立していない実質的なひとり親家庭で、ひとり親家庭向けの支援が受けづらいご家庭に対し、お米の配送、デジタルによる情報提供などを通じた支援のご利用受付を開始いたします。
「ノーセーフティネットひとり親家庭緊急支援プロジェクト」概要
フローレンスでは、新型コロナウイルスの第6波の影響を受け、特に深刻な状況におかれる別居中・離婚前の実質ひとり親家庭(ノーセーフティネットひとり親家庭)を対象に、以下の支援を開始いたします。本プロジェクトの立ち上げ資金、支援体制の開発、食品の購入や配送費用については、個人・法人の皆さんからいただく寄付を原資とさせていただきます。
【プロジェクト詳細】
対象者:「ノーセーフティネットひとり親」家庭(別居中・離婚前の実質的なひとり親状態にあるご家庭)
対象エリア:全国
対象世帯数:500世帯~(寄付原資により今後拡大を検討)
実施期間:寄付原資により検討
利用受付期間:2022年2月7日(月)~3月末(予定)
※希望者多数の場合、先着順で募集を一時停止もしくは締め切らせていただく場合がございます。
【支援内容】
・お米(10kg)の無償配送
・メール・LINE等を通じた支援情報の無償提供
・ノーセーフティネットひとり親家庭への支援を拡充するための提言活動の実施
【ご利用条件・申込み方法】
以下の「おやこよりそいチャット」よりご確認の上、お申し込みください。
▼おやこよりそいチャット
https://oyako-yorisoi.florence.or.jp/covid-19
ノーセーフティネットひとり親のご家庭でお米の配送を希望される方に、お申込み登録をいただきます。お米の無償配送は1回単発で実施します。
支援情報など、その後も必要な情報をわかりやすくメールやLINE等を通じて提供します。また、ノーセーフティネットひとり親家庭の支援拡充のための政策提言やソーシャルアクションを実施し、社会課題の解決を目指し活動します。
本プロジェクトの背景
新型コロナウイルスの感染急拡大により、全国各地で「まん延防止等重点措置」が適用されています。長期化するコロナ禍による雇止め等は子育て家庭にも大きく影響し、経済的に困難を抱えるご家庭が増加するリスクが懸念されます。
特に経済的な困窮に陥りやすいひとり親家庭の中でも、DVで逃げている等の実質ひとり親家庭(※)である世帯の困窮と孤立が課題となっており、政府が臨時給付を決定した「子どもへの10万円相当の給付」も受け取れていない実質ひとり親世帯があります。
(※)DV等の理由により、別居中で法的な離婚が成立していない実質的なひとり親家庭
国内親子領域の社会課題解決に取り組む認定NPO法人フローレンスでは、2008年からひとり親支援を実施してまいりましたが、近年特にこうした実質的なひとり親状態である親子が抱える課題を「ノーセーフティネットひとり親家庭」問題として、支援活動および関連する政策提言を行ってきました。
今回は、長引くコロナ禍において特に公的な支援が届きにくくリスクの高まる「ノーセーフティネットひとり親家庭」を応援するため、お米の配送、デジタルによる情報提供などを実施します。
新型コロナウイルス感染拡大に対するフローレンスの支援活動
フローレンスでは、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を受け、2020年4月より「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を立ち上げました。多くの個人や法人企業の皆さんから託していただいた寄付を原資に、特にコロナ禍の影響を強く受けるひとり親家庭や経済的に厳しい状況にあるご家庭、医療的ケア児者家庭など2021年3月までにのべ64,200世帯以上への支援を実施しています。また、医療崩壊が懸念された昨年1月には医療従事者向けの緊急支援も実施しました。
フローレンスでは、今後も親子の支援のために、寄付を活用し、支援プログラムのさらなるアップデートと政策提言の強化に尽力します。
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