「個の成長」が「チームの力」に ~フェズが築く、変化を楽しむエンジニア組織の文化~【社員インタビュー】
「小売業界の未来を技術で牽引する」フェズの開発組織部長 海沼さんに、変化を楽しみながら挑戦を続けるフェズの開発組織の魅力について、お話を伺いました。
生成AIが当たり前になる時代に、どうキャリアを切り開き、どう成長していくのか?海沼さんの視点から、フェズの開発組織の魅力に迫ります。
― PROFILE ―
海沼 玲史(データテクノロジー開発部長)
新卒でソーシャルゲームのバックエンドエンジニアとしてキャリアをスタート。一貫してプロダクトグロースを追求し、生成AI時代の到来と共に事業全体の成長を牽引するPMへと進化。現在、フェズのデータプラットフォーム事業「UrumoBI」において、チームとプロダクト双方の最大化を統括している。
ーこれまでのご経歴と、フェズでの現在のポジション・役割を教えてください。
新卒でバックエンドエンジニアとして、ソーシャルゲームの開発に携わり、プロダクトが成長する楽しさを経験しました。その経験を踏まえ、SaaSのサービスグロースに主眼を置いて転職し、様々なSaaSのサービスグロースやプロダクト育成に携わってきました。エンジニアとして働くなかで、生成AIの登場を機に「ソフトウェアエンジニア単体ではなく、ビジネスやサービスの成長に寄与する部分に深く関わりたい」と強く思うように。現在は、フェズでデータプラットフォーム事業である「UrumoBI」の開発組織部長として PMを務め、メンバーサポートからプロダクトをグロースさせるための全てを担っています。
ー現在、チームとしてどんな課題やプロジェクトに取り組んでいますか?
私たちが今、最も力を入れているのは、UrumoBIを成長させることです。小売さま向けとメーカーさま向けの機能があるなかで、どの領域に向けて価値提供することが、事業として最も伸びるのか。これが奥深く、難しい挑戦なんです。この1年間は、収益最大化を目指し、メーカーさま向け機能の開発に全力を注いできました。
具体的には、メーカーさまのブランドマーケティングを根本から支える機能の開発です。商品がどう伸びるのかをデータで可視化するプロダクトの実現を最優先に進めてきました。生成AIを駆使して、お客さまに深く刺さる機能をとことん作り込み、2025年の6月にはついに「顧客再現」という画期的な機能をリリースできました。このソリューションが、多くのお客さまにフィットしているという手応えも感じています。今後は、この素晴らしいソリューションをいかにマーケットに広げ、認知を獲得していくかが大きな課題になると思います。
小売業界では、バイヤーさんや商品企画部の方が「お店にどんな商品を仕入れて、どう配置したら売上につながるのか」の判断に、実はものすごく苦労しているんです。様々なメーカーから提案が殺到する中で、どの情報を信じて、どこまで実行すれば売上に結びつくのかが分からない。
そこで私たちは、まずメーカーの皆さんを徹底的に支援することで、メーカーから小売へのコミュニケーションを最適化しようとしています。メーカーが小売に何を伝えれば小売が喜び、バイヤーが何を信じれば実際に売上につながるのか。そうした「コミュニケーションを科学する」ことが、最終的に小売産業全体の劇的な売上向上につながると信じています。私たちはこの本質的な課題解決のために、今何をすべきで、どんな技術やアセットを使えば、何ができるのかを 、常に深く考え、アクションを続けています。
ー技術的にはどのようなチャレンジがあり、面白さや難しさを感じますか?
シンプルに言うと、私たちは膨大な購買データを保有しているので、このデータをいかに駆使して、ユーザーが「これだ!」と本当に喜ぶプロダクトを作れるかが最大のチャレンジです。購買データとそれを最大限に活かす技術力が揃って初めて、他にない価値を生み出せるんです。この組み合わせが、他にはない面白さですね。
特に、生成AIを活用して分析やマーケティングを自動化し、ルーティンワークや作業的な部分をAIに任せることで、人間は本質的な部分に集中できる状態を作り出す。この点には、大きな可能性を感じています。エンジニアとしてすごくワクワクする挑戦じゃないですか?もちろん難しさもありますが、やりがいも大きいです。
さらに、ベクトル検索などの最先端技術を導入することで、購買データの価値をよりダイレクトにユーザーへ届けられるようになり、提供できる価値がどんどん広がっています。まだまだ新しい技術を取り入れる余地が無限にあるからこそ、人手が足りず、まだ未着手の領域もたくさんあります。だからこそ、成長余地が山ほどあることにワクワクすると同時に「早く実現したい!」という悔しさもあります。でも、この「まだやれることがある」状態が、私たちが存在し、挑戦し続ける意味なんだと、大きなモチベーションになっています。
ー過去にご経験された他社と比べて、フェズの良さやユニークさはどんなところに感じますか?
他社と比較してフェズのユニークな点は、何と言っても事業側との距離が近いことですね。多くの会社ではビジネス開発と開発組織が離れていて、時には対立してしまうこともありますが、フェズではデータプラットフォーム事業に関わる職能が一つの組織に全て集約されていて、商談を担当する営業的なメンバーも同じ組織にいます。 そのため、開発に必要な情報収集や意思決定が、驚くほどスピーディーに進みます。これが開発スピードの速さに直結している、フェズならではのユニークで良い点だと感じています。
ーチームをマネジメントする上で、大切にしている考え方や価値観はありますか?
メンバーそれぞれがやりたいことを最大限実現できるようにすることを大事にしています。トップダウンですべてを決めるのではなく、最終的に全員が向くべき方向だけは共有したうえで、それぞれが主体的に動ける環境を作りたいと考えています。とはいえ、みんながそれぞれ勝手にやっていては当然チームとしてスケールしないので、「ここだけは絶対に共有する」という大切な基軸は明確にしています。
私の好きなアニメ「攻殻機動隊」に、こんな名言があります。
「我々の間には、チームプレーなどという都合のいい言い訳は存在せん。あるとすれば、スタンドプレーから生じるチームワークだけだ」
究極的に目指す場所だけが決まっていれば、あとは各々が自由に、主体的に動くのが、結局は最高の成果を生み出すと信じています。やりたくないことを言われてやっても、なかなか成果は伸びませんよね。でも、「これを絶対やるぞ」ということにみんなが心から共感できていれば、あとは自由にどうぞというのが、一番楽しく、やりがいがあり、成果も出る。それを目指してマネジメントしています。
ー若手エンジニアが成長した、または挑戦して成功した具体的なエピソードがあれば教えてください。また、どんな人がこのチーム・環境で成長していけると感じますか?
具体的なエピソードが2つあります。
まず1人目は、データサイエンティストとして入社した現在新卒3年目のメンバーです。入社当時こそWeb開発を何も知らなかった彼ですが、生成AIの登場で「データサイエンティストという専門性だけでは、生成AIに淘汰される未来も近い」と考え、キャリアを広げるために、まずWeb開発を半年間やってみよう、と挑戦したんです。そうしたら、もうあっという間に立派なWeb開発者として活躍し始めて。元々データサイエンティストとして優秀だったので、普通のWeb開発者と比べても圧倒的に仕事ができる人材になったんです。
今回の「顧客再現」という機能を作る際にも、データサイエンティストとして裏側のデータのあるべき姿を考え、Web開発の実装も担当していました。プロジェクトのコアとなる価値、ここができれば成功するという重要な部分を、3年目としては異例なほど深く推進できたのは、本当に素晴らしい成果だと感じています。
2人目は、もともとアナリストだったメンバーです。彼も生成AIによる影響を見据え、分析するだけでなく、その結果をプロダクトに組み込み、プロダクトのためにどのような分析をすべきかを考え、データモデリングまでするアナリティクスエンジニアへとキャリアを広げることに挑戦してくれました。今では、職種を広げて自分の武器を増やし、新規プロジェクトを推進・実装し、成果に結びつけています。
このチームで成長できるのは、やはり「変化していける人」だと思います。生成AI時代においては、AIの台頭を受けて自らのスキルをどう拡張するかを自発的に考え、必要に応じて自らを変えていける人が活躍します。ずっとコーディングしかしません、という人はやはり淘汰されてしまうと思うので、時代の変化に応じて何が必要かを自発的に考え、それに基づいて自分を変えていける人は、この時代においても大きく成長していけると思います。
ー最後に、これからのキャリアを考えるエンジニアの方々へ伝えたいことはありますか?
生成AIの登場によってコーディングの多くをAIが担う時代になりました。私たちは今、この先どう生き残っていくかを真剣に考える転換点にいます。ITという業界の中で、いかにやりたいことをやって成果を上げていくかを、常に考えていかないと淘汰されていく時代。その難しさを楽しめると人生も楽しくなるなと。生成AIをポジティブに捉えて、自分を変えていければ、すごくいい未来が待っているんじゃないかなと思います。もちろん、フェズならそれができます。ぜひ一緒にそんな未来に向かって頑張っていける人と働きたいです。
フェズは、年齢に関わらず変化を楽しみ、やりたいことを最大限実現できる会社です。「やってみなよ」と背中を押す土壌があり、大きな裁量と成長の機会があります。開発組織はまだ十数名と、まさに「スタートアップの中のスタートアップ」という感覚です。 個人の挑戦が直接成果に繋がる環境で、 小売業界やデータに強い関心を持ち、自ら未来を切り拓きたい方には最高の環境です。
ぜひ、私たちと一緒に小売業界の未来を技術で切り拓いていきましょう!
フェズでは、技術への情熱と変化を楽しむ心を胸に、事業成長を牽引するエンジニアが活躍しています。この生成AI時代を「最高のチャンス」と捉え、裁量を持って「やりたい」を形にしたいエンジニアの皆さんにとって、フェズは、まさに理想の舞台になるでしょう。
私たちと共に、小売業界の未来を技術で切り拓く一歩を踏み出しませんか?