皆さんこんにちは！

フェアコンサルティング広報担当の石嶋です。

さて、前回の社員インタビューでは、アメリカ、ダラスにてご活躍されているコンサルタントの子田さんにお越しいただきました。今回は後編として、引き続き子田さんにご協力いただき、ダラスオフィスについてお伺いしました！今、注目を集めるテキサス州のダラス市ですが、初めて聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご興味のある方、ご覧ください！

❚ テキサス州ダラスとはどんな都市なのか？心機一転、リアルオフィスとしてオープンした意気込みも。

――アメリカと言えば、やはりニューヨークやロサンゼルスなどを思い浮かべますが、今回なぜダラスに新たな拠点をオープンしたのでしょうか？

はい。仰る通り、アメリカの三大都市を挙げるとすればニューヨーク、ロサンゼルス、そしてシカゴです。フェアコンサルティングでも以前より、既にニューヨークとロサンゼルスに拠点があります。では、なぜ新しくダラスにオフィスを作ったのか、ということですが、その話をするにあたって、そもそもダラスがどういう立ち位置なのかを説明する必要がありますね。

＼ここでテキサス州、ダラス市についてちょこっと解説！／
・ダラス市はテキサス州北部にあり、金融経済の中心都市
・海には面してなく山も少ないが、広大な土地には草原が広がっている
・2017年にトヨタの北米本社がダラスに移転したことで、日本人駐在員が急増！有名企業の本社移転が相次ぎ、和食レストランも沢山オープン
・大きな空港があることから、全米ほとんどの地域へ直行便で行けるという、超アクセス良好な土地
・全米ランキング2020「企業の本社密集度の高い米国の都市圏」１位（JETRO）
・ダラスに本社を置く企業数は1万社を超えている
・新規参入の「最後のフロンティア」と言われる良好なビジネス環境

――ダラスはアメリカ中南部、テキサス州にあるのですよね。

アメリカの地図を見てみると、ロサンゼルスとニューヨークはそれぞれアメリカの端に位置しており、ちょうど真ん中の南側にダラスがあるのが分かると思います。

アメリカの多様性は、州の数だけ国があるようなイメージです。アメリカでの案件は、その多様性への対応を求められるだけでなく、各州に点在するクライアントの所に行くのがとても大変です。そんなアメリカでのビジネス環境の特徴に対応するため、端同士のニューヨークとロサンゼルスを繋ぐ形でダラスという場所を選び、全米をカバーするという狙いでオフィスをオープンしました。

同じことを考える企業はたくさんあります。アメリカの三大都市と言われるような場所は、既に発展しきっており、ビジネス的には飽和状態、つまり新規参入する余地があまりない状態です。一方テキサス州は、最後のフロンティアと呼ばれており、企業として参入しやすいのです。また、物価高が都市部より比較的易しく、雰囲気がアメリカの古き良き、のどかな部分が残っていることもあり、従業員が暮らしやすい都市です。こうした面から、現在ダラスに本社を移転する流れが多くあります。トヨタの北米本社がダラスのプレイノ市に移転したことは、まさにその傾向を表していますね。フェアコンサルティングも、アメリカ3拠点で全米に対応が可能になり、もっと仕事の範囲を広げていけると思います。

▲ダラスオフィスの入居する建物です。治安が良くきれいな街並みです。

――なるほど、ダラス市は伸びしろがあり、現在注目されている都市なのですね！オフィスでの普段のお仕事の様子もお伺いしてもいいですか？

リアルオフィスをオープンしたばかりなので、現在オフィスは2名で運営しています。外に出る機会があれば、ダラスの日本人会に顔を出すなどしています。人数はまだ少ないですが、リモートでは様々な人とやり取りしているので、コロナ禍以降リモートワークが主流になったお陰で、場所をあまり気にせず仕事できる恩恵を感じていますね。
オフィス自体は写真の通り、草原が広がっているのどかな場所にあります。シェアオフィスで、他にもアメリカの中小企業が入居していますが、割と騒がしいです・・・（笑）
働き方としては夜が早いのが特徴です。17時にはもうシェアオフィスの人達はみんな居なくなり、自分は日本との会議がある際に（時差で）20時くらいまで残っていると、掃除のおばちゃんがやって来て「なんでまだいるの？」という目で見られますね（笑）残業はしないのが普通ですし、その分家族との時間を多く取るのはアメリカらしい慣習だと思います。

▲ダラスオフィスでの日常風景。窓の外にはのどかな景色が広がっております。

――ダラスオフィスをこれからどのような拠点にしていきたいですか？

現在進行形で成長を続けているダラスという都市にオフィスを出したからには、その勢いに乗って拠点としても成長していきたいと思っています。まずは拠点としてちゃんと回していく（利益を上げる）ことを目標とし、スタッフもローカルで採用できるようになりたいと思います。改めて形あるオフィスとしてオープンし、実際に仕事をすることで、心機一転ちゃんと運営していきたいという気持ちがより高まりました。いち拠点としての体裁を整えていくことのためなら、最初はどのような仕事でも積極的に取り組んでいきたいです。

――ありがとうございました。これからもダラスオフィスの最新ニュースをお待ちしております！

ありがとうございました！

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