「エキサイトで働く人は何をしているの?」「どんな人がいるの?」など、エキサイトで活躍するメンバーのリアルをお届けする連載「Exciter」。
第6回は、2021年3月にエキサイトに中途入社し、社内異動を経てSaaS事業部にエンジニアとしてジョインした菅間さんへインタビューしました。エキサイトに入社を決めた理由、異動の経緯、実際にSaaS事業で行っていることなどを聞きました!
プロフィール 菅間 伶史 2019年3月に立命館大学経営学部を卒業。大学在学中から、創業メンバーとしてDOC株式会社の立ち上げに参画。エンジニアとして求人媒体や求職者データベースの企画・開発に携わる。エンジニアの業務に止まらず、マーケティングや営業にも関わり、サービスの成長に貢献。2021年3月、エキサイトに中途入社し、ヘルスケアサービスのバックエンド開発を担当。2022年5月にSaaS事業部に異動し、クラウド経営管理ソフト「KUROTEN」の開発に従事。
少人数のスタートアップからエキサイトに転職し、感じた違いとは ーーエキサイトに入社される前の経験とエキサイトに入社をした理由を教えてください
大学在学中から自分で事業を立ち上げたいという思いがあり、プログラミングを学び始めました。具体的にどんなサービスを作ろうかなと考えていたときに、前職の代表と出会い、「こんなサービスを作りたい」「こんな会社を作っていきたい」といった話を聞き、一緒にやらないかと声をかけてもらったのがきっかけで事業立ち上げから関わることになりました。約3年間、新規サービスの立ち上げ、検証、改善、ピボットといった過程に携わりました。エンジニアとしての開発業務だけでなく、サービスを成長させるためのマーケティングや営業など様々な業務を担当しましたね。 コロナの影響もあり転職を考え始めたのですが、少人数のスタートアップでの経験から、ある程度の規模はありがならチャレンジできる環境が良いなと考えていて。転職先を選ぶ軸として、複数事業を展開していて、既存事業で利益を上げながら新規事業に積極投資しているような企業を見ていました。その中で、代表の西條のインタビュー記事や勉強会で会ったエキサイトの社員の印象から、勢いを感じて入社を決めました。
ーーエキサイトに入社後、どんな業務を担当しましたか?
入社後はヘルスケア事業部への配属となり、4つのサービスの開発に携わりました。各サービスの保守運用、機能追加、SEO・Core Web Vitals対策、認証・課金基盤のAPI移行の業務を担当しました。特に認証・課金基盤のAPI移行の経験は自分の中で大きく、担当が自分一人で、期限内に責任を持ってやり切らないといけない状況の中で、影響範囲の調査から失敗なく移行を完了させるためにはどうしたら良いのか、自分がリーダーシップを持って進める必要がありました。もちろん、周りの社員に相談しながらではありましたが、入社半年後のタイミングでチャンスをもらい、完遂できたことはエンジニアとしての自信に繋がったなと感じています。
ーー少人数のスタートアップ企業からエキサイトに転職して、感じた違いはありますか?
エキサイトは、事業内容が多岐にわたり、様々な領域のプロフェッショナルな社員がいて、社内に知見が溜まっています。業務を進める上で詰まることがあったときに、社内のドキュメントを見たり、他の事業部の社員に質問できる環境は、前職とは異なり魅力的だと感じました。実際に現在、開発を担当しているクラウド経営管理ソフト「KUROTEN」は、専門的な知見をSaaS化しているプロダクトなので、社内の経営管理のプロフェッショナルであるCFOの石井や社内の経営企画チームからの意見を開発に活かす場面が多いです。
立ち上げフェーズのサービスに関わりたいと思い、自らの意思で叶えた部署異動 ーー菅間さんは、2022年5月にSaaS事業部に異動されていますよね。どのような経緯で異動されましたか?
ヘルスケア事業部で担当していた業務が一区切りついたタイミングで異動について考え始めました。元々、事業の立ち上げに興味があったこともあり、エキサイトでも新規のフェーズのサービスの開発に携わりたいと思っていました。大学で会計学を専攻していたことや前職での業務経験から経営管理領域に関心があり、社内でも新しい挑戦を積極的に行い、成長を続けているSaaS事業部が面白そうだなと思い、当時の上長に直接連絡をして、「SaaS事業部に興味があるんですよね。」という話をしました。今思えばかなり直接的ですが(笑)、上長がその思いを汲み取ってくれて動いてくれて、異動することになりました。
ミーティングはなるべく少なく、わからないことはいつでも質問しやすい環境に ーーSaaS事業部ではどのような働き方をされていますか?
SaaS事業部は週2回オフィスに出社し、それ以外はリモートで働いています。出社している日にはSaaS事業部のエンジニア全員が参加するミーティングがあったり、最近は新しい取り組みとして ペアプロ を行ったりしています。SaaS事業部はベテランのエンジニアと、インターン生含めた若手のエンジニアが半々くらいで所属していて、ベテランのエンジニアと若手のエンジニアがペアを組んで2〜4時間程かけてペアプロを行いました。先輩エンジニアがコーディングを行うときの思考プロセスが分かったり、自分に足りていない部分が発見できたりと学ぶことがたくさんありました。 またSaaS事業部は、開発できる時間を増やそうという方針があるので、エンジニアが毎週必ず参加しなければいけないミーティングは週に1時間だけで、開発に集中できてありがたいなと思います。ミーティング以外でも、開発以外のことはできるだけ自動化したいという考え方があり、無駄をなくして価値ある仕事に集中して取り組める環境があると感じています。
ーーミーティングがかなり少ないですね!日々の業務で困ったときはどのように解決していますか?
ミーティングが少ない代わりに質問しやすい環境を整えるよう意識しています。業務を行っている時はTandemという音声通話ツールを常にオンラインの状態にしていて、質問したいなと思った時に「今ちょっと良いですか?」と声をかけると対応できる人が反応してくれるような環境です。オフィスに出社しているときに隣に座っている先輩に質問するような感覚ですね。
ーーミーティングが少なくてもその環境があれば安心ですね!
そうですね。SaaS事業部は面倒見が良い人が多いので、若手社員を中心に、Tandemを活用して質問して解決している様子をよく見ます。リモートやミーティングが少ない環境でもストレスなく働けると思います!
トレンドに追従し、技術的な挑戦をし続ける ーーSaaS事業部ではタスクはどのように進めていますか?
SaaS事業部では、要件定義の部分からエンジニアが関わることが多いです。年間の開発のロードマップに沿って、担当のエンジニアがドメインエキスパートへのヒアリングからデザイナーとの共有、要件定義、詳細設計、フロントエンド〜バックエンドの実装までを担当します。エンジニアが関わる範囲が広いので、事業に対して主体性を持ってやっていく経験を積むことができます。 SaaS事業部のエンジニアはプロフェッショナル意識が強い人が多く、細部までこだわりを持ってプロダクトに向き合っているので、甘い要件定義を出すと厳しいフィードバックをもらうこともあります。フィードバックをもらった分だけ成長できると思うので、エンジニアとして成長したいと考えている方にはおすすめの環境です。
ーー技術的な取り組みで特徴的なことはありますか?
技術面では、エキサイトが今までやってこなかった挑戦をたくさんしていて、バックエンドはGo、フロントエンドはVue.jsを採用しています。現在、バックエンドはMVCからClean Architectureへの移行を行っており、移行後はDDDに取り組むことが決まっています。フロントエンドはVue2からVue3への移行、JavaScriptからTypeScriptへの移行を行っていて、トレンドに追従し、技術的な挑戦をし続けています。
意思決定のスピードの早さと、チャレンジできる環境が魅力 ーー最後にエキサイト、SaaS事業部でエンジニアとして働く魅力を教えてください!
エキサイトは25年の歴史があり、基盤がしっかりありながら新しいことにチャレンジし続けています。今は約200名の社員が所属していて、大きすぎず小さすぎない規模感だからこそ、意思決定のスピードが早く柔軟性があるので、私が異動をした経緯のように手を挙げたらチャンスをもらえる可能性が高いですし、若手でも責任のある業務を任せてもらえます。 私が開発を担当しているKUROTENは、経営管理といった一見エンジニアにとっては身近ではない領域のプロダクトに感じますが、KUROTENを導入することによって業務効率化が図れるので、自動化やDXに興味がある方におすすめです。 働き方やプロダクトについてなど、少しでも気になっていただいた方はぜひカジュアル面談でぜひお話させてください!
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