株式会社エバーセンスに入る前
今この仕事をしているのも、意外と必然かもと思っています。
大学時代は化学系の研究室で「自己組織化」というテーマで研究を行っていました。1+1をしても2にならず、環境によって3になったり4になったり。予想外で複雑な形をつくりだします。科学なのに科学じゃないような。もちろん言葉で論理的に説明もできるのですが、そんな自由度のある変化が楽しい研究でした。
でも、いざ就職活動をするタイミングで、果たしてこの研究を続けていく自信はあるのか、そもそも一生をかけてやり続けたいのか、と進路に悩みました。人に近いところで仕事をしたい、一般企業に就職を決めた理由です。そして、運良く引っかかったのがベネッセコーポレーションでした。
ベネッセでは10年間高校生のための仕事をしてきて、どうしたら将来を見据えた進路決定ができるか。しかも人から言われたことじゃなく、「自分でワクワクした道を見つけられるには?」と会員とのコミュニケーション施策もたくさん打ちました。
ただ、こうした仕事をしているうちに、思いは強いのに上手く伝えられず、どうしてうまくできないんだろう、と思う機会が増えてきました。それは、自分の成長が止まってる、成長できていない、なんとかしないと、という焦りにつながっていきました。
環境を変えるべきだ。
そんな時にwantedlyで出会ったのが「エバーセンス」。そして、初めて牧野さんに出会ったとき 「親子のコミュニケーションを豊かにするのは社員も含まれるからね!」 「お客様への価値につながること以外、やる必要ないよねぇ」 「そのためにも、とにかくものづくりに集中してほしい」 と言葉をもらい、
自分の生き方や家族も大事にしながら、刺激的な毎日が送れそうだ!
と転職を決意しました。
現在
入社後、前職でも経験していた編集のスキルを使って『こそだてハック』の記事編集を担当しています。SEOのことは言葉は知っていましたが、奥深さは本当にわかっていなかった。そして、会社の強みもはっきり意識できました。
最近では養子縁組制度などの取材にも取り組み、日本にはまだまだ色々な社会課題が潜んでいるんだなと実感しています。そして、それをまたサービスに落とし込みたいとも思っています。
また、自分が入社して社員も20名を超え、「エバーセンスのみんなが、ご機嫌に活き活きと、人生を楽しむ」ためにも「エバーセンスらしさ」を働き方に落とし込む必要が出てきました。いいおじさんなこともあり、今は人事制度を担当して、メンバー一人ひとりのキャリアに向き合う毎日です。
株式会社エバーセンスについて
エバーセンスには、慣習や常識にとらわれることなく本質を追求する意欲があります。それは、人事制度にも表れていて、エバーセンスでは、会社がメンバーのキャリアを「決めない」と、はたから見ると不思議な宣言をしています。
「セルフキャリアパス」
メンバー一人ひとりが、自分の人生をコントロールする。キャリアだって自分で考える。そして会社は、メンバーが歩みたいキャリアをサポートする。何度でも挑戦できる環境を用意して、メンバーの成長を約束する。多様なキャリアを認めることで、多様なメンバーが成長し、1+1が2じゃない、3にも4にも・・・100にもなる組織をめざしています。
ただ、これができるのも、エバーセンスにいるメンバーが自律して働ける、自分で成長に責任が持てる人たちだからです。誰かが言うからじゃなく、自らがみんなのために動く。そんな風土をもっと広めていきたいと思っています。
今後どういうことをしていきたいか
メディアやサービスによって社会課題に切り込んでいくことももちろんやりたいことなのですが、今は、世の中には少ないエバーセンスの「一人ひとりの多様な働き方を認める風土」をもっと深めて、広めて、さらに会社の成長にもつなげて、メンバーがもっとご機嫌に働けるようにしたいと思っています。
さらに、この働き方が社員を幸せにし、社員の家族を幸せにし、社員の友達が羨ましく思ってくれて、いつのまにか新しい働き方として社会に認知してもらえるようになればと。
夢は大きいですが、階段は2段飛びでいけるように取り組んでいきます。