eureka.design | エウレカデザインチームが運営するデザインブログ
eureka.designは株式会社eurekaのエウレカデザインチームが運営するチーム紹介兼デザインブログです。エウレカデザインチームの日々の活動や、Pairsの施策、その他UI/UX等、デザインに関する情報を発信していきます。
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こんにちは!2022年1月より株式会社エウレカにて、「Pairs」のシニアプロダクトデザイナーとしてジョインしましたなごしんこと名越(なごや)です。この記事では、複数の制作会社→メガベンチャーを経てエウレカに転職してきた背景や、実際に働いて3ヶ月経ってみて思ったことなどを綴りたいと思います。
これまでの経歴
北海道にある大学を卒業後、東京・札幌でWebマーケティング・Web制作を軸に5年ほどWebデザイナーを経験。その後、2019年2月に楽天グループ株式会社に入社。楽天のフリマアプリ「ラクマ」のUI/UXデザイナーとして、ユーザーの体験設計から要件定義、UXリサーチ、UIデザイン含めた業務、現場採用担当チーム(DevRel)にて、採用サイトの立ち上げや採用支援(書類選考、面接等)、新規メディア立ち上げに従事。2022年1月より株式会社エウレカに、「Pairs」のシニアプロダクトデザイナーとして入社。
エウレカでは、CTO/CMO/CPOとそれぞれのCxO陣をベースにした開発組織が展開されており、私はCPO(Chief Product Officer)組織のなかにある“Product Design Team”という部署に配属されています。主に、「Pairs」や「Pairsエンゲージ」のプロダクトデザインを遂行するチームです。
Product Design Teamには、マネージャー・シニアプロダクトデザイナー・プロダクトデザイナーの複数名が在籍しており、それぞれ各機能やサービスにわかれてプロダクトデザインを担当しています。そのなかで私は主に、「Pairs」で新しいユーザー体験を生み出す新機能開発をメインにしたプロジェクトチームで仕事をしています。
具体的な仕事内容としては、
などをメインに動いています。
チームメンバーは各プロジェクトのアサインによって動き方や特性に違いがあり、エウレカのプロダクトデザイナーはどちらかというとデザイン領域を強く突き詰めて実行していく職人タイプが多いなか、私はどちらかといえば、デザイナーとPdMのハイブリット型なのかなと考えています。
具体的には、世界観やトーン&マナー、UIデザインといった「つくる」ことだけではなく、人とコミュニケーションをしつつ、要件に落とし込みプロジェクトを「リード」していく立場の両方が得意分野なので、そうした働き方をエウレカでさらに強化していきたいと考えています。
東京・札幌でクライアントワークのWebデザイナーを5年ほど経験したのち、「より日常的に家族や友人が使うようなサービス」に携わりたいという気持ちで3年ほど前に上京してきました。それから約3年ほど、フリマアプリに携わっていくなかで、自身の市場価値やスキルごとの再現性を他社に行っても通用するかといった挑戦したい気持ちが高まり、転職を検討しはじめました。
自分自身が約3年かけて醸成してきた上記のコアスキルを、より強くし再現性を高めることができる場所と好きなサービスで探究心をもって追求できる場所を探したところ、エウレカがありました。「Pairs」はサービスインした頃(2013年)から、自身のパートナー探しで使っていました。実際にパートナーと出会うことができたことや、一昨年のTwitterでの「Pairs Xmasプレゼントキャンペーン」で映画チケットを当てたことなどから勝手に親近感を覚えていたため、自らWantedlyを経由して応募しました。
カジュアル面談では、将来的なビジョンを話した後はただひたすら「Pairs」に対する愛を、デザインマネージャーの西宮さんと語っただけで1時間が過ぎてしまった記憶があります(笑)。自分自身のスキルが向上できる面以外にも、Mission・Vision・Valueに強い共感ができたことから転職を決意しました。
私がエウレカに入社して一番驚いたことです。今まで携わってきた会社でも一部メンバーが、デザインに対してモチベーションが高いことはありましたが、全社的にモチベーションがとてつもなく高いのは初めての経験です。エウレカでは、“人生に「あってよかった」と思ってもらえるものを。”というMissionを掲げています。そうしたMissionがあることもあり、デザインに対するモチベーションが全メンバーから強く感じられました。
特に、プロジェクトで一緒に仕事をしているエンジニアが、「Pairs」の世界観やデザインをどうしていきたいかや、UIのアニメーションデザインをかなり緻密に壁打ちしてつくることもあり、日常的な雑談でも「UX的には」「デザインとして」といったワードが飛び交っています。デザイナーはどうしてもつくるものに集中してしまうこともありますが、エウレカではデザインに対して関心が熱いからこそのまわりからのフィードバックをいただく機会が多く、入社して本当によかったと感じます。
また、Match Groupの傘下ということもあり、Slackでは常に世界中にいるMatch Groupの各サービスのデザイナーとのコミュニケーションができます。特に「Tinder」といった人気サービスのデザイナーとの交流ができることも、グローバルカンパニーだからこそ得られるデザイナーとしてのメリットだと感じます。
エウレカでは、以下4つのValueが定義されています。そして、入社して感じることは社内にはこのValueに沿ったメンバーしかいないという印象です。
また、「Kudos」という仲間を褒め称えるサービスが導入されており、毎月付与されるチップをお互いに送り合うことができるのですが、その評価項目が上記のValueをベースに設定されているところも魅力的です。
他にも、経営陣とのミーティングでは、経営者同士が議論に白熱しているところをリアルタイムで見ることができ距離の近さを実感できますし、会社のみんながプラス思考で「どうすればPairsがより飛躍していくか」を考えているのだなと実感することができます。こういった点からも、エウレカには最高の仲間が集結していると感じています。
最近ですと社内でユーザビリティテスト(UT)を実施しましたが、実施するにあたって協力者を募ると「良いですよ!」と快く受けてくださったり、テスト中の見学も社内の様々な職種の方が見にきたりと、プロダクトに対する愛が深い会社だなと思いました。
コロナ禍ということもあり、入社当初はコミュニケーションがどのくらいできるか不安でしたが、入社するとすぐに「エウレカトークラリー」という紹介形式で続けていく1on1の制度があり、チーム外の人とも馴染むのが早かった印象です。具体的に説明すると、新入社員と社員が1on1でランチやお茶をしながらお互いの話をして、その社員がまた別の社員を紹介して話をする、まさに「エウレカトークラリー」という制度です。
また、3月になりCPO組織では「Gather」というバーチャルオフィスを導入したことでコミュニケーションが活性化し、なかなか絡むことのできないメンバーとのコミュニケーションも容易にできるようになりました「Gather」でのバーチャルオフィスづくりには私も携わっており、エウレカの社内を模したカフェスペースや会議室を再現するなど、かなりリアルにつくり込んで頑張りました(笑)。
主に自分のなかでやっていきたいことは、以下3つです。
プロダクトデザインの品質として、「Pairs」を日本だけではなく世界レベルで戦えるプロダクトにしていくために、単に綺麗なデザインだけではなく直感的にわかるUIデザインの採用を進める他、UIのアニメーションなどさまざまな部分で、「Pairs」をよりリッチなデザインにしていきたいと考えています。
1.の「Pairs」をワールドクラスのプロダクトにしていくことをより高い精度で実行していくためにも、入社した理由のひとつでもある自分自身のスキルを磨くこと、プロフェッショナルとしての仕事の再現性を高めていくことを実現していきたいです。
将来的には、リードデザイナーとして「Pairs」のプロダクトデザインに関する全責任を負っていける人材になりたく、“やり方”や今までの枠に閉じこもらず様々なアプローチで挑戦していきたいです。
この後は、業務に関わるデザイン事例にとどまらず、エウレカの組織のことやもっと様々なデザインに関する情報を外にPRしていきたいです。具体的には、UX関連のイベントに登壇したり、エウレカデザイナーブログに寄稿したりと、さまざまなプラットフォームから発信し続けたいと考えています。
最後に、エウレカでは「Pairs」をグローバル水準のプロダクトへと成長させるべく、一緒にチャレンジングなプロジェクトを推し進めてくれる新しい仲間を募集しております!
ご興味をお持ちの方は、ぜひこちらからエントリーください。カジュアル面談からのご相談も受け付けております。