こんにちは!エスタイル採用担当の寺田です。
今回は、エスタイルで取り組んでいる「オン・ボーディング」についての後編記事になります。
前編をご覧になれていない方は是非こちらもご覧ください!
【Culture】オン・ボーディング:活躍できる環境づくり(前編)
前編では、主にオン・ボーディングの取組について取り上げました。
後編では、実際に運営してみて良かった点や、運営メンバーの思いをインタビューをしてみました!
オン・ボーディングの良い点は?
①入社したタイミングで、今一度自分を見つめ直せる
エスタイルでは、日頃から業務でのコミュニケーションや、学習に関するコミュニケーションをとる機会は多くあると思います。
しかし、入社してすぐにキャリアや抱えている悩みについて話せる機会がある職場って、弊社も含めて、そうそうないと思うんですよ。
私も新卒で入社した前職は「メンター制度」のような相談の機会はありましたが、私がエスタイルに中途入社した当初は、この制度はありませんでした。
また、他の企業様でもなかなかそういった機会に恵まれないことが多いようです。
入社して、改めてキャリアについて考えたり、アウトプットすることで、これから働いて成長していくことにより意味を見出せると思うんですよ。
②他の人の視点や考えも聞くことができ、自身に活かせる
私自身も前職では、入社当初、日々頑張ることで精一杯でした。
先のことなんて自分だけでは考えることはできませんでしたし、なかなかそれを言える機会もなかったですね。
転職活動の際に、ある程度自身のキャリアについて固めている方が多いとは思いますが、結構一人で考えがちなことがあるんですよ。だから、オン・ボーディングの機会を活かして、自分以外の視点を取り入れることで、より良いキャリアビジョンが描けるようになると思います。
③いい流れができている
現在も続々とメンバーが増えています。組織が拡大すると、それぞれのやりたいこと(エンジニアリング以外にも)を吸い上げることが難しくなると思うんですよ。
でもエスタイルでは、面談の担当を頼んだらやってくれる人が増えているんです。
聞いてみると、前職ではキャリアや悩みについて、話を聞いてもらえた機会がほとんどないという方が多かったです。
また、オン・ボーディングをやった結果、自分もやってもらえてよかったからと、積極的にプロジェクトに参加してくれるメンバーが増えました。
その他にも、マネジメントに興味のあるメンバーなんかも運営側に積極的に参加してくれています。
良いサイクルができているので、途切れないように運営をしていきたいですね。
運営として意識していることは?
メンバーが、本音で話せるような環境づくりを心がけています。
弊社が、クライアントワークということもあり、案件アサイン時のミスマッチを防ぐ役割も、部分的に担っています。エスタイルではメンバーのアサインを考える際には、本人の思考やキャリアも考慮することを心がけて行っています。
案件アサイン後、思っていたのと違う、、、とならないように、メンバーの本音を経営層にうまく吸い上げるため、話しやすい環境づくりを心がけています。面接時に話せなかったことも人によってはあると思いますしね。(笑)
例えば、採用担当の寺田を担当した時は、休日はカフェに行くのが好きと伺っていたのでカフェで話をしたり、その人がリラックスして話せるようにしています。
相性の良いメンバーに担当を依頼しています。
先ほどは、話しやすい環境づくりも大事だと言いましたが、担当も大事だと考えています。
慣れていけば、弊社のメンバーはみんな気さくなので、話しやすいですが最初となると皆さん、緊張しちゃいますよね。
そのため、色んな観点はありますが、例えば、同じ趣味を持っていたり、新メンバーと共通点がある方を抜擢することが多いですね。最近入ったメンバーは、ボードゲーム好きということで同じ趣味のメンバーが担当したら初回の面談は相当盛り上がったようです(笑)
また、やり方で良いものは、担当の人にある程度は伝えていこうと思いますが、その人がやりやすいようにやることで、相手の考えを引き出しやすいとも思っています。
ある程度裁量を持ってやってもらうことで、担当自身にも何か良い経験になれば良いと考えています。
何を求めているのか常に考えながら、日々運営をしています。
自分が担当する際は、話をしながらメンバーが今後のキャリアにどんなことを求めているのか、常に考えながら聞いています。
本人が、求めていることをうまく表現できないことも時にはあります。
単純に聞くだけでなく「こんな風に思っているのでは?」などと考えながら、相手の求めていることを引き出したり、まとめられるように一緒に考えることを心がけています。
担当外の時は、上がってきたヒアリング内容をもとに、こんなことを求めているのかな?と仮説を立てたりして、担当に次回のヒアリングで聞いてもらうようにしたりしています。
本人が普段気付けていない部分を引き出して、今後に活かしてもらえたら、さらに嬉しいですね。
今後の展望は?
組織が拡大しても、エスタイルの良さを残し続ける
エスタイルでは、採用が加速しています。
メンバーが増え、組織が大きくなるとオン・ボーディングの良さが失われるのでは?と考えています。
そうならないためにも、今から大規模になっても無理なく運営できる体制の基盤を築くことが重要だと考えています。そのため、メンバー達の意見を聞きながら常に試行錯誤を繰り返しています。
マネジメントに興味のある人が運営に参加してくれると嬉しいですね
オン・ボーディングの経験は、マネジメントにも非常に役立つと思うんですよ。
キャリアや日頃の悩みについて引き出したり、解決の提案をすることは日頃からマネジメントをする際に意識することの一つだと考えています。
経験を活かして、エスタイル全体でいいマネジメントができるメンバーが増えると働きやすく、いい組織が出来上がると思うんです。
また相手の目線になって物事を考えたりすることは、データサイエンティストとして課題を解決することにも役に立つと思います。
受けた人が良さを発信して、引き継いでいく
オン・ボーディングが、どういうものなのか共通認識を広げたいですね。
受けた人が、今度は担当する側に立ち、効果があったんだという認識の体験をしてもらいたいです。
それが社内で増えることで、担当や受けることにポジティブなイメージが定着すると思います。
運営メンバーが手を加えすぎなくても、好循環ができるようなシステムを作れるよう、これからも改善を続けていきます。
組織が大きくなっても、エスタイルのオン・ボーディングを強みとして運営・発信し続けたいです。
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