こんにちは!エスタイル採用広報のまるちゃんです。(写真左)
エスタイルでは毎週月曜日に1時間、全社員がオンラインで集まる「Collective Style(通称:これスタ)」という全社会議を実施しています。
全社会議と聞くと、「経営層からの一方的な情報共有の場」「議題が堅苦しく、参加しづらい」といったイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これスタはそのイメージとは全く異なります。
単なる情報伝達の場ではなく、「全員で創る参加型の場」として、社員同士が交流したり、会社のビジョンを自分事として捉え直したりと、会社の未来を一緒に形作る時間です。
組織の成長に合わせてアップデートを重ねてきたこのこれスタですが、2024年8月の大幅なリニューアルを機に、現在のスタイルへと生まれ変わりました。それから約1年半が経ち、今では会社の“文化”として定着しています。
今回は、当時中途入社2年目だった私が「これスタを生まれ変わらせる」というミッションを任され、どのような想いで挑み、どのように形にしていったのかをお伝えします。
入社2年目、会社の中心的な場を託されるということ
私がエスタイルに中途入社したのは2023年6月のこと。当初はエンジニア向けの研修を支える運営事務として入社しました。それから1年余りが過ぎ、様々な経験を経て人事として迎えた2024年8月、私にあるミッションが託されました。
「これスタのリニューアルを企画してほしい」
当時のエスタイルは組織規模が拡大しており、常駐先や出社日の違いから「情報の格差」や「交流の機会の差」が課題として浮かび上がっていました。
正直、プレッシャーは大きく、「今まで続いてきた場を、自分の代で台無しにしてしまったらどうしよう」そんな不安もありました。
それでも、自分自身が参加者として感じていた「もっと良い場にできるはず」という思いを信じ、挑戦を決めました。
刺さったのは「誰かの正面を向いたら、誰かに背を向ける」という言葉
企画を練るにあたり、まずは前任者にこれまでの企画意図をヒアリングしました。その際、私の価値観を揺さぶる言葉に出会います。
「誰かの正面を向いたら、誰かに背を向けることになる。コンテンツを作るって、本当に難しいんだよね。」
情報の格差を埋めるために情報を詰め込めば、交流を求める人には退屈になる。かといって、交流をメインにすれば、会社の方向性を知りたい人には物足りない。全員を一度に満足させようとすれば、誰にとっても中途半端なものになってしまう...。そんな葛藤が私の中にありました。
「誰にも背中を向けたくない」と考え抜いた結果、辿り着いた答えが「毎週コンテンツの目的を変える」というサイクル制でした。そこで、「これスタ」の名にちなんで4つの柱を立てました。
- 「こ」:交流(社員同士の交流の機会を増やす)
- 「れ」:連携(経営陣の話などを通じ、情報の格差を埋める)
- 「す」:隅々まで浸透(会社の理念やMVVを自分事にする)
- 「た」:楽しくモチベ向上!(称賛を通じて「また来週も頑張ろう」と思える場に)
1ヶ月の間にこの4つを回していけば、必ず全員に一度は「正面を向ける」のではないか、そう確信して、リニューアルに踏み切りました。
全員と正面から向き合うための、コンテンツへのこだわり
コンテンツの内容や届け方にも徹底的にこだわりました。
まず、1時間の会議の流れを、「雑談タイム」→「E-Action!」→「経営陣のE-話!」→「今週のコーナー」という構成で固定しました。
冒頭の「雑談タイム」は、当初の課題であった「交流の機会の差」を打開するための重要な策です。Zoomのブレイクアウトルーム機能を使ってランダムに少人数で分かれるのですが、あえて部署や年次を混ぜることで、普段の業務ではなかなか関わることのできない社員同士が直接話せる仕組みにしました。毎回運営側からトークテーマを提示し、誰もが発言しやすい温かな空気を作ることで、会議全体への参加意欲を高める大切な導入にしています。
それに続く「E-Action!」は、以前からあった「MVP」という取り組みをリニューアルしたものです。Valueに基づいた行動を毎週全員でシェアするという本質は大切に引き継ぎつつ、「いいアクション=E-Action!」という、より日常の称賛として馴染みやすい名前に変更。誰もがもっと気軽に、前向きに称え合える場へと進化させることを狙いました。
そして「経営陣のE-話!」は、メンバーが経営陣の考えや想いに直接触れられる、貴重な機会にしたいと考え、経営陣が週替わりで登場し、5分間「いい話」をしてもらうコーナーとして設計しました。
その上で、会議の核となる「今週のコーナー」は週替わりのサイクル制にしました。「交流」「連携」「浸透」「向上」の4つのテーマを1ヶ月で一周させることで、常に新鮮な刺激がある場を目指しました。
具体的には、連携回では案件の知見を共有する「E-シェア!」、向上回では社員の頑張りを盛大に称え合う「ESTYLE HEROES」を企画。これらを毎月のお決まりコーナーとする一方で、交流回や浸透回については、毎回運営チームでゼロから企画を練っています。
例えば交流回であれば、「マガサポ(=書籍購入補助制度)でこれ読んだ・読みたいプレゼン」や「今年頑張ったこと共有会」といった、関わりの少ないメンバー同士でも自然と会話が弾むようなワーク、浸透回であれば、Valueを具体的な行動に落とし込むワーク、制度が生まれるまでの背景を理解する時間の創出など、多角的なアプローチを企画しました。
また、オンラインで約50名が参加する中でも疎外感を感じさせないよう、チャットを動画配信のコメント欄のように活用する仕組みを取り入れました。マイクオンが難しい環境でも、リアルタイムに反応が飛び交う場にすることで、誰もが当事者として「みんなでその場を作り上げる」という一体感を生み出すことを目指したのです。
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1年半が経ち、挑戦は「エスタイルの当たり前」へ
これらを反映させたリニューアル初日のアンケートには、「みんなで作り上げる感じがとても好きです!」 「チャットのおかげで、以前よりも参加している実感があった」 「一体感を感じられ、参加するのが楽しみになった」といった声が集まり、安堵したことを覚えています。
それから1年半が経った今ではこの形がエスタイルの日常風景になりました。私の企画から始まったものが、経営陣やTM(チームマネージャー)、そして社員全員の力を借り、組織全体の文化として根付いていったのです。
こうしたコンテンツが今も社員にとって有益なものであり続けられるのは、経営陣やTMの存在があってこそです。多忙な中でも、発表や企画に毎回全力で協力してくださり、その協力体制があるからこそ、鮮度の高い価値ある情報を届けられています。
そして、何よりこのこれスタを支え続けてくれているのが、運営チームのメンバーです。サブMCの二人が正確なタイムキーパーを務め、絶妙な合いの手を入れてくれる。この心強い役割分担があるからこそ、私はMCとして安心して進行に集中できています。
私一人の力では、今のこれスタは成立しません。協力してくださる皆さんがいて、初めて成り立っているのだと身にしみて感じています。
この経験を通じて感じたのは、エスタイルには入社年数に関わらず、課題を見つけ周囲を巻き込んでいく「挑戦」を歓迎する文化があるということです。「もっと良くできるはず」と手を挙げる人を全力で応援してくれる土壌があったからこそ、一人の想いを組織全体の当たり前へと根付かせることができたのだと思います。そんな変化の当事者になれるのが、この会社の魅力の一つです。
「自分のアイデアで組織にポジティブな変化を起こしたい」――そんな熱意を持った方と、次なるエスタイルの文化を一緒に創っていけることを楽しみにしています!