エニグモの組織紹介シリーズ、今回は、コーポレートオペレーション本部「財務経理グループ」の紹介です。
本記事では、エニグモの財務経理グループが担う仕事、事業部との関わり、そしてここで得られるキャリアについて紹介します。
エニグモグループについて
まずは、エニグモの主力事業である「BUYMA」について簡単に説明します。
BUYMAは、累計会員数1,200万人を超える海外ファッションNo.1の通販(EC)サイトです。世界中に在住する約24万人のパーソナルショッパー(出品者)からアイテムを購入できる個人を中心とした出品者と購入者をつなぐCtoCのグローバルマーケットプレイスです。 海外限定デザインや国内未上陸ブランドなど高付加価値のアイテムを購入できるプラットフォームとして運営しており、現在はファッション以外のインテリア・アウトドア、旅行などカテゴリーを拡大しています。
BUYMAサービスの詳細は下記をご覧ください。
https://www.buyma.com/contents/beginner/
現在、主力事業であるBUYMAの継続成長に加え、新規事業やM&Aを通じて、単体企業からグループ経営へと進化するフェーズにあります。
その変化の中で、財務経理グループに求められる役割も、日々の経理処理や決算にとどまりません。CtoC×越境ECならではの複雑な取引を正しく会計に反映し、事業部とともに業務フローを整え、経営判断につながる数字を届けることが求められています。
業務内容・体制について
財務経理グループは、会社の日々のお金や取引の流れを正確に記録し、会社の財産や利益の状況を明らかにする部門です。
日々の経費精算や請求書の処理といった日常業務から、月次・年次決算、開示書類の作成、子会社管理業務まで幅広く行います。
●業務の進め方
一般的な経理業務に加え、以下のようなプラットフォーム特有の取引に関わる業務が日常的に発生します。財務経理グループでは、メンバーごとに主担当領域を持ちながらも、月次・年次決算や事業部からの相談、システム対応などでは互いに連携し、事業全体のお金の流れを理解しながら業務を進めています。
・BUYMAに関わる経理処理:出品者(パーソナルショッパー)への支払業務、購入者への返金対応、売上等の処理
・一般経理:請求書管理、経費精算、固定資産管理、J-SOX(内部統制)対応など
・子会社管理・連結業務:国内・在外含む子会社等とのコミュニケーション、会計帳票の確認、連結対応
決算業務については、専任担当を置くのではなく、日常業務の延長線として行い、監査対応や開示部分も含めて各担当が責任を持って対応します。
エニグモの財務経理グループでは、BUYMAの事業構造や取引実態を深く理解したうえで、会計ルールに則って適切に数値へ反映することを大切にしています。単に外部開示のための財務数値を作るだけでなく、そのデータを社内の各事業セグメントや管理会計にもつなげ、経営の意思決定に活かせる情報として提供していくことが大事だと考えています。
●組織について
コーポレートオペレーション本部は以下の構成となっており、財務経理グループはマネージャー1名、メンバー3名で業務を行っています。業務で関わりの深い順から以下の体制となっています。
・管理担当取締役 : 1名
・財務経理グループ: 4名
・法務グループ: 2名
・IRグループ: 1名
・人事総務グループ: 9名
財務経理グループ、法務グループ、IRグループは、管理部門を統括する取締役のもとで密に連携しながら業務を進めています。また、IRやM&Aに関わる業務では、経営企画室とも連携する場面があります。
他部署との連携について
財務経理グループは管理部門に閉じず、事業部や子会社とも積極的に連携して業務を行っています。エニグモのコーポレート部門は「社内サービス業」であるというポリシーを掲げており、例えば事業部門から寄せられるイレギュラーな質問や新規施策の相談に柔軟に乗るなど、「相談しやすく、共に解決策を探る姿勢」を大切にしています。
ここではその関わりの一例を紹介します。
●事業部との関わりについて
企画段階から経理メンバーもプロジェクトにアサインされ、会計処理に関わる業務フローを構築していきます。新しいビジネスが立ち上がる際は、最初はスプレッドシートを使ったアナログな手作業で乗り切ることも少なくありません。しかし、ただ手を動かし続けるのではなく、経理側から声を上げ、エンジニアチームと連携して自社用の管理ツールを開発・自動化していくような動きも求められます。
【プロジェクト例:ISO20022(国際標準フォーマット)への移行対応】
2025年11月にかけて、外国送金における国際標準フォーマットのISO20022移行が進みました。BUYMAでは海外在住のパーソナルショッパーへの成約代金送金が日常的に発生するため、財務経理グループ主導にてこの対応に深く関わりました。
システム上のフォームや設定の見直し、出品者への連携等が必要であったため、プロダクトマネージャーやエンジニアと連携しながら、新しい運用フローとシステム対応を推進し、日々の送金フローを止めることなく、安定した運用へ移行することができました。このように、エニグモの経理は会計処理に閉じず、事業運営に必要な仕組みづくりにも関わっています。
●M&Aや子会社との関わりについて
M&Aは経営企画室が主導しており、その中での財務デューデリジェンス等はマネージャーも同席し、案件が確定した後は、子会社経理の運用整理などに関わることもあり、実行フェーズの業務をメンバーも担っていきます。既存子会社については、孫会社増加により複雑化している連結決算業務への対応などもあります。現時点ではExcelも活用しながら連結業務を進めており、仕組み化の余地が大きいフェーズです。だからこそ、この複雑化するフローを整理し、「エニグモグループの経理基盤」を一緒に作っていく面白さがあります。
キャリアについて
ここでは、入社後にどのような業務から関わり、どのように経験を広げていくのかを紹介します。BUYMAは独特なビジネスモデルであり、特有の会計処理もあるため、まずはキャッチアップしていただくことを前提とし、段階的に業務を広げていってほしいと考えています。
●入社後まずお任せしたいこと
当社の一般的な経理処理など、当社の基盤となる部分に触れていただきます。また、BUYMA特有の処理に触れていただき、手数料売上をベースとする収益認識への理解を深めていただきます。
●入社後3〜6ヶ月
BUYMA事業の新しい施策にもプロジェクトベースで関わり、会計処理や業務フローの整理を担っていただきます。また、四半期決算における監査対応や開示業務など、徐々にご担当領域を広げていただきます。
●中長期的に広げられる領域
連結グループ体制への移行やM&Aも積極的に進めていることから、親会社単体だけでなく、グループ全体の経理や連結業務などへ関与していただくことを想定しています。
会社が単体から連結決算へと移行する中で、現在の経理メンバーも実務を通して知見を蓄積し、現在の形を作ってきました。新しい領域にも臆せず飛び込み、一緒に道を切り拓いていける環境です。
財務経理グループで働く魅力
BUYMAは一般的な小売ECとは異なり、パーソナルショッパーと購入者をつなぐCtoCマーケットプレイスです。そのため、取引の背景やお金の流れを理解したうえで、手数料売上、返金処理、残高照合、海外送金などを適切な会計処理や運用フローに落とし込む力が求められます。事業構造を深く理解しながら、事業に強い経理として専門性を磨ける環境です。
また、少人数体制だからこそ、担当領域を細かく分けすぎず、日常業務から決算、監査対応、開示まで一連の流れを経験できます。上場企業経理としての経験を広げたい方にとって、実務を通じて成長しやすい環境であることも魅力です。
エニグモは今、BUYMAを中心とした単体経営から、M&Aや新規事業を通じたグループ経営へと移行するフェーズにあります。子会社管理、連結決算、管理会計、業務フロー整備など、これからの経理基盤づくりに当事者として関われることは、このタイミングで入社する大きな面白さです。
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