IT/Web技術を使って、多くの人が生活のなかで不便に感じていることを解決し、世の中をより良くするために貢献することをビジョンとして掲げるEDOCODE。PM(プロダクトマネージャー)として活躍する山田泰士に、会社のこと、仕事のやりがいなどを聞いてみました。
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Taiji Yamada
大学卒業後、基幹業務システム系会社や大手コンサルティングファームでエンジニアを経験、2019年5月にEDOCODEに入社。現在はプロダクトマネージャー(PM)として活躍中。
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EDOCODEでの仕事内容を教えて下さい。
クライアントからの要望や関係会社からの提案を受けて、要件を整理しエンジニアとコミュニケーションを取ったり、並行する案件の優先度を決めたり、というのが主な仕事です。そういった個々の案件のプロジェクトマネジメントだけでなく、EDOCODEの開発・運用するポイントモール全体について、課題やそれに対する施策を検討し、プロダクト自体を成長させていくこともPMの重要な仕事です。
EDOCODEに入る前はどのような仕事をしていたのですか?
大学卒業後、基幹業務システム系の会社でエンジニアとして3年ほど働いていました。エンジニアになったのはたまたまで(笑)、裁量を持った仕事ができるというところに惹かれて、その会社に入りました。元々組織の一部として、人からガチガチに言われて働くのが嫌だったんですよね。実際に入ってみて、チームも若いメンバーが多くて、裁量を持って仕事を進めることができたのは面白かったです。ただ、あまりクライアントと接することがなかったので、もう少しクライアントと接する仕事がしたいと思って転職しました。
そこで、大手コンサルティングファームに転職したのですが、クライアントと接するとは言え、自分が担当していたプロジェクトは大規模なプロジェクトで。決まったソリューションを導入するために必要な条件をヒアリングするだけだったから、仕事はあまり面白く思えなかった(笑)。
2社での経験から、「小さい組織で裁量を持ってできること」と「自社のプロダクトを持っている会社」という2つの条件で転職先を探していました。条件的にもEDOCODEは合っていたことから興味を持ちました。実はその時、EDOCODEともう1社で迷っていたのですが、田村さん(EDOCODEのCEO)の経営者としての感覚や視点が自分にはないものだったので、そういう人と一緒に働くことが自分の成長につながるのではないかと思って、入社を決めました。
実際にEDOCODEに入ってみてどうでしたか?
入ってわかったのは、自社プロダクトとはいえ、クライアントが運営するB to B to Cサービスなので、開発の自由度がそこまで高いわけではないということ。クライアントが実際に利用している以上、自社のサービスとはいえ勝手なことはできない。最終的なユーザーはクライアントの顧客であるため、どうしても1つの施策をやろうとしても、クライアントとの調整などに時間がかかってしまうという点は、入社前の想像と少しギャップがありました。
逆に、裁量が大きいという点は、入社前に想像していた通りでしたね。何かをやるときに、いちいちCEOの田村さんに相談するわけにはいかないので、自分で判断して実行していくスタイルは、やりがいがあって面白いです。
また、元々コミュニケーションを取るのがそんなに得意ではなかったんですが、想像以上にクライアントと接する場面も多く、クライアントコミュニケーション面では成長したと感じます。入社して半年で任された案件で積んだ経験が大きかったかな。
担当直後は、システムに対する理解度が低くて、結構厳しいこともあったんですが、ある時ふと楽になった瞬間があって。そのシステムに“誰よりも精通している”というレベルまでになったとき、クライアントからの信頼も得られて、案件が進めやすくなった。その経験から、仕事の仕方が変わったと思います。自分はプロジェクトの途中から入ることも多いんですが、そもそも自分が知らないだけなのか、それとも決まってないだけなのか、きちんと整理してから入る。初めのキャッチアップをしっかりし、曖昧なところを残さないようしてから始めると、その後がスムーズに進むんです。
それは、他の業界や仕事でも役立ちそうな学びですね。他にどんなところで成長を感じていますか?
意思決定の際に考える観点が増えたこと、意思決定のスピードが上がったことは実感します。判断する際、最初はどういう軸で考えたら良いかが分からなかったんですが、田村さんの“見様見真似”でやっていたら徐々にできるようになりました。ポイントは、課題の解決策を、不可能そうなことも含めて漏らさず出す。レイヤーを変えて考えてみると色々な案が出てくるんですが、最初は意識的にやっていて、今では自然とそれもできるようになって、意思決定のスピードも上がってきたと思います。
とはいえ、今はまだ現場寄りのレイヤーで考えていることが多いので、「その案件が他の案件より優先度が高いのか、その案件が本当に必要なのか」というのを事業レベル、さらに上の経営レベルでの観点から判断できるようになっていきたいと思っています。
EDOCOEの良いなと思うところはどんなところですか?
コミュニケーションめちゃくちゃ取りやすいところですね。質問して嫌な顔する人がいない。元々コミュニケーションが苦手なのは、そういうところを気にするからだったので、こんな話しやすい会社あるんだ、って。コミュニケーションを取るときの無駄な労力、ハードルがないのはすごく良いです。
EDOCODEでは「コミュニケーションが取りにくくなるような態度は良くないことである」ということが評価制度として組み込まれている。また、採用でもそういう人を選んでいるんだと思います。なかなかそういう文化を作っていくのは難しいから、それはEDOCODEの良いところだなと本当に思います。
最後に、EDOCODEで達成したいことを教えてください。
コロナ禍による影響があって、まだ先がはっきりと見通せるようになったわけではありませんが、“稼げる組織になる”というのがまず達成したいことですね。もちろん、新規プロダクトにチャレンジしたい、という思いはありますが、そのためにもまず現実的に会社の利益を作ること、それが自分が今一番フォーカスしていることです。