変化し続けるIT領域の中で、セキュリティが求められる理由
クラウドシフト、DX、SaaS導入、AI活用——
企業のIT環境は目まぐるしいスピードで更新されています。
それに伴い、「守る技術」はもはや専門部署だけのものではなく、
システム・ネットワーク・社内IT運用を担うエンジニアにも確実に求められるスキルになりました。
DXHRでは、こうした変化をただ追いかけるのではなく、
AI×セキュリティの視点でプロフェッショナルを育てながら、企業の技術基盤を支える取り組みを進めています。
DXHRが取り組む技術領域
DXHRでは、AI・DX・セキュリティを基盤とした技術支援と、そこに関わるエンジニア育成を長期的テーマとして掲げています。
扱う領域はセキュリティだけに限定されず、IT基盤を理解しながら横断的に設計できる人材育成を前提にしています。
そのため現場で向き合う技術領域は、自然と幅のあるものになります。
・サーバー/ネットワークの設計・構築・運用
・社内IT・情シス領域の改善・運用
・クラウド(AWS)環境の設計・設定・運用
・セキュリティ観点での改善提案やリスク評価
・運用設計やドキュメント作成
こうした業務は、単体で完結するものではありません。
どれか一領域の経験が別領域の理解につながり、さらに問題解決や判断の精度を高める情報になります。
DXHRでは、すでに持っている経験や強みを起点としながら、
そこに「セキュリティという視点」を重ねていくアプローチを取っています。
ゼロからではなく、積み上げてきた経験を軸に、視点と技術領域を拡張していく設計です。
学び続けられる環境が前提にある
DXHRには、実務だけでは触れにくい領域を体系的に学べる専用研修環境があります。
社内で設計された教育プログラム「SEC-AI」は、AI・クラウド・セキュリティを軸とし、2024年以降所属エンジニアの研修やスキルアップに活用されています。
扱う内容は、セキュリティ技術だけではありません。
AWSなどのクラウド環境、インフラ設計、生成AI活用、脆弱性診断の演習など、IT基盤を扱うエンジニアに必要な領域を一つの体系として整理しています。
研修は座学だけではなく、専用の演習環境(ラボ)を利用します。
攻撃シナリオの再現や診断ツールを扱いながら理解を深めることで、知識を蓄積するだけではなく、実務で扱えるスキルへ転換していく設計となっています。
扱うテーマ例:
・サイバー攻撃の構造理解
・脆弱性診断の演習
・インシデントレスポンス
・クラウドアーキテクチャ
・国家資格対策
・生成AIの実務運用
実際に現場で必要とされるスキルから逆算して構成されているため、学んだ内容がそのまま業務に接続される点が特徴です。
ツールや手段を知ることではなく、「使える技術として身につくこと」。
その前提で設計された研修環境です。
キャリアとしての価値
セキュリティエンジニアは、領域の特性として知識・経験が蓄積資産になる職種です。
インフラ・ネットワーク・社内IT運用経験が基盤となり、
そこにセキュリティ知識・クラウド知識・AI活用視点が加わることで、
扱える役割や責任範囲は広がり、将来的な単価・担当領域の幅にも直結します。
最後に
エンジニアとして積み上げてきた経験の先に、どんな技術領域を選び、どんな価値を持つ存在になっていくのか。
DXHRでは、その選択肢のひとつとして、セキュリティ・AI・クラウドを軸とした成長ルートを設計しています。
セキュリティを専門に扱う前提ではなく、IT基盤を理解してきたからこそ扱える領域として位置づけています。
現場の経験と学びを並行しながら育てていくアプローチは、「経験がある人がさらに伸びるための仕組み」であり、DXHRが大切にしている考え方です。
キャリアに正解はありませんが、技術を磨き続ける姿勢と、そのための環境があるかどうかは、将来の選択肢を大きく変えます。
DXHRは、そうした未来志向のエンジニアが、自分の技術領域を広げていくためのフィールドでありたいと考えています。