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本日は管理栄養士と看護師としてキャリアをスタートし、企業未経験でドクターズプライム(以下DP)に入社したお2人にお話を聞いていきたいと思います!(熱量調整済み)
(左:あやこ 右:おのまゆ)
自己紹介!医療業界での背景
小野まゆみ(以下おのまゆ):
こんにちは!今年の3月末にDPに入社した、おのまゆです!私は大学卒業後、管理栄養士として歯科医院に勤務し、診療補助の傍ら、子供向けの食育イベントの企画開催などをしてました。より深く臨床分野を学びたいと思い、2年目からはリハビリテーション病院に転職しました。病院では、新規開設から携わり、部署責任者をしてました。あ、超カオスでした!!(笑) ゼロからベースで始まり、臨床栄養管理業務だけでなく、マニュアル作成や監査立ち入り調査対応、外部連携など、多岐に渡る業務を担当しました。現在DPでは、採用業務を担当しており、ビジネスも未経験で色々奮闘してます。
吉田愛也子(以下あやこ):
看護師として大学病院の救命センターで勤務した後留学したくて辞めたんですけど、コロナでダメになっちゃって…コロナ関連の仕事で保健所に派遣看護師として勤務しました。その後地方での病院事情とか生活を知りたくて他県の民間病院で働いて、最近は保育園の看護師をやってました。合間に高齢者施設で働いたり、看護師として幅広く経験できたと思っています。今はDPでAcademia事業部のアライアンスチームに所属しており、未経験の法人営業を教えてもらっているところです。
病院で感じた医療業界の課題を教えてください
おのまゆ:
病院の時は、新規開設で正直最初はみんながバラバラな方向性を向いていました。院内が立ち上げフェーズで混乱しており、病院側の都合で患者さんへのアプローチに時間を要する場面も多々みられました。院長や他職種のメンバーと、医療の標準化を図る目的で、クリニカルパス(フローのようなもの)を作成し、周知にはかなり注力しました。
また、外部企業様の協力もいただきながら、外部講演会で講演を実施したり、地域連携の観点では急性期病院から転院された患者様の症例検討会等を行う取り組みも実施しました。パスの導入後、1つ基準ができたことで、スタッフ間でも共通認識で話すことができ、患者さんへのアプローチについても「以前まで混乱し判断に迷っていたことが改善されてきた」等の声もありました。
医療業界の課題はたくさんあると思いますが、ひとつは慢性的な人員不足が根底にあると思っています。診療報酬の算定要件の兼ね合いで、医療スタッフの人数配置が決められているのですが、どこの病院現場もかなりぎりぎりの人数で対応していることが多くみられます。重症度の高い患者さんが多いのに、人員配置が十分でなければ、現場からも疲弊の声もあがりますし、患者さんへのアプローチが遅くなればなるほど、回復も同時に遅れ、病院としても入院期間が延長することは望ましくありません。そのため、限られた環境の中で、効率的に動き、患者さんには1日でも早く元の生活に近い状態まで回復ほしいので、医療の標準化を意識した取り組みは、すごく大事だなと痛感しました。結果的に、患者さんへの医療提供の質に繋がるだけでなく、病院側にとっても大事なことだと感じた事例でした。
あやこ:
私もおのまゆさんの話していた通り人手不足は重大な課題だと思っています。
私も目の前の業務で毎日限界で改善まで至ることができない、人手はないのに業務は日々増えて、周りも自分も残りのライフが0になっていくのが目に見えるようで、今後もう病院や医療が成り立たないんじゃないかって思ったことがあります。
同時に「病気になったら病院・医療従事者が何とかしてくれるもの」と、患者さんが自分の病態を他人事のように感じているのではないかと病院でもコロナ中の保健所でも感じました。病態への理解がないと治療や経過を受け入れられず自分や家族の未来を自分の意思で決定できなくなります。自分の健康や病気に興味を持って理解できるようなところがあればいいのになって思っていて、これはDPのFamily Drが解決の糸口になってくれそうな気がしています。
もう一つは医療従事者の評価制度について。患者さんに向き合っている人は、その分ほかの業務が遅れて仕事ができないっていう評価になったり、年次が上がってくると自分が動かなくても若手がやってくれるなんて人もいたり…。給与が全てではないですが、今まで通りの年功序列の給与形態は直していかないと、真面目に働いてる人ほどモチベーションが下がって病院で働く人は減ってしまうのではと思いました。
おのまゆ:
新しい評価制度、大事ですよね。DPがやっている「医師の評価制度を作る」というところは、まず第一歩として、私はすごく大事なことだと思っています。
転職理由、ドクターズプライムを選んだ理由は?
おのまゆ:
管理栄養士としてトータルで5年ちょっと働いた後、頭冷やそうと思って1年ほど医療から離れた仕事をしていたのですが、その時もずっと自分が病院で感じた課題を解決するためにどうしたらいいか考えてました(笑) 自分が考えてた課題って本当に組織だけでなく、もう少しスケールの大きな話でして、最初はちょっと諦めていました。でも、この課題解決に向けて頑張ってる人がいる、会社があるって知って、もうやるしかないな!!って、熱い気持ちになりました。
一度医療から離れてみて、自分は医療業界の課題解決への思いが強かったんだと再認識できましたし、そういう活動をやってる人が1人でもいるなら、自分も携わりたいと思いましたね。
あやこ:
めちゃくちゃわかります!!
本当はこうできたらもっと患者さんのためになるのにってみんな熱いものを持ってるのに結局ネガティブな要因が勝って病院を離れる選択をする人が多いのは悲しいですよね。私も看護師無理だーってなったけど、きっかけがあって病棟に戻って、そこで素敵な看護師たちと出会うんですが、そんな人たちがただただ疲弊してすり減らされていくだけで、これは本当にそれこそさっきおのまゆさんが言ったみたいに制度とか国とかのレベルで変えないといけないなって思って、1回政治家目指すしかないって思ったのは本当の話です。
それで病院の中で変えていくのは難しいと思って転職活動をして、DPの「医師の評価経済を変える」っていうのを見てこれこれ!ってなりました。
医療従事者の経験が、ドクターズプライムの仕事で活きてることはありますか?
おのまゆ:
なぜ救急車のたらいまわしが起こるのか、ってよくわからないと思いますし、そもそもたらい回しなんか起こっているの!?って感じだと思うんですよね。私は、医療の解像度が比較的ある分、ミッション・ビジョンへの共感度はズバ抜けて高いと思います。
現在担当している採用の観点でいうと、病院時代から感じていた課題のひとつに組織課題があります。
言語化することも体現することも難しいと思いますが、DPでは行動指針(Principle)と行動規範(Core Principle)を定めていて、採用ではカルチャーFitの観点で、かなり重要視しているものになります。
私は今年の3月末入社なので、これまでのDPの歴史はあまり詳しくありません。
でも、これまでの歴史があったからこそ、今のDPがあると思うと、胸が熱くなります!
未経験だからできないやらないではなく、このミッション・ビジョン達成のためなら、できることはなんでもやります!
あやこ:
ミッションへの共感は本当にそうで、そのミッションが掲げられた背景が繋がりやすいなとは思ってます。
ビジネスの知識は全然ないので全部が新しかったんですけど、提携企業のサービスや背景が分かるっていうのは強みになると思ってます。その企業が何を求めているのか誰と繋がりたいのかってところは自分の中でまとまってきたり、こう広げられそうって考えられたりするので、そこはラッキーだったし看護師やっててよかったなって思います。
今ドクターズプライムに応募を考えてる人に向けて一言
あやこ:
Principleの中で「打率より打席数」って会社で掲げている通り、まずはチャレンジしてみたらいいんじゃないかなって思います。ナイスチャレンジ!!ってみんな褒めてくれますよ。未経験の自分に何ができてるんだろうってネガティブな気持ちになることもあるんですけど、自分の頑張りが未来の医療業界を創るんだって思えて頑張れます。 未経験の方もそうでない方も、社会に貢献できる熱い会社ですのでぜひまずは来て雰囲気を知ってもらいたいです。
おのまゆ:
医療の経験がなくても全く問題ありません。むしろDPメンバー医療経験者ほぼいないです。事業をグロースさせていくフェーズで、一緒に事業盛り上げてくれるメンバーを募集しています!
そこのあなた!!
「人を救うことに向き合う医師を仕組みで増やす」という社会的意義のあるMissionに一緒に挑戦していき、救急車のたらい回しをゼロに、納得のいく医療をすべての人へという世界を実現させましょう!!まずはお話して、あなたのことを教えてください!
ドクターズプライムの事業に少しでもご興味を持ったそこのあなた!ご応募お待ちしてます!!
ファシリテーター:小泉(私のエピソードはこちら!)