ドリップスクエアでは、25名のインターン生が抹茶の海外営業に携わっています。この連載では、実際に現場で商談を回しているメンバーに、入る前のことから今の仕事までを聞いていきます。
第3回は、慶應義塾大学の坂田大地さんです。抹茶の知識がほとんどない状態から始め、5月からサンプル獲得数1位をキープしているメンバーで、現在はチームリーダーとしてメンバーのマネジメントも担っています。
坂田 大地(さかた だいち)
慶應義塾大学経済学部2年。株式会社DripSquare1期のインターン生。抹茶の海外営業として、40カ国以上でサンプルを獲得し、本発注までを担当。6月にフィリピン、10月に中東4カ国への出張を経験。現在はチームのマネジメントも担うインターンのリーダー。
① 「英語を使える場所で試したかった」抹茶の知識ゼロからの応募
――他にもインターンを探していたと思いますが、なぜドリップスクエアに応募しましたか。
インターンを探すときは、「英語の活用」「営業」の2つをキーワードにしていました。英語をビジネスの場で使ったことはなかったので、今まで学んだことが通用するのかを試したかったです。営業は、相手の話を聞いて提案するという力が、どの業界に進んでも必要になると思ったからです。
その中で見つけたのがドリップスクエアでした。インターン生でも任せてもらえる範囲が大きく、海外出張に行けるという点に惹かれて応募しました。日本の商品を、自分の言葉で海外の人に届けられる経験は、なかなかできないと思います。
――応募前に不安だったことはありますか。
抹茶だけを扱う商社なのに、抹茶の知識が全くなかったことです。そもそも抹茶をあまり飲んだこともなかったので、そこへの不安はとても大きかったです。
商品を知らないまま、海外のバイヤーさんに説明できるのかが特に不安でした。実際には、産地や等級の違い、用途ごとの使い分けを実務を行いながら覚えていきました。知識ゼロから始めたからこそ、「相手が何を知りたいのか」を自分ごととして考えられたのかもしれません。
② まずは、「社員の商談を自分の中に落とし込むことから」初めての商談と今の仕事
――普段どういった仕事を担当していますか。
今はチームリーダーとして、チームのマネジメントをしています。メンバーそれぞれの進捗を見ながら、どこで止まっているのかを一緒に考えるのが主な役割です。
営業としては、海外バイヤーからサンプルの依頼を獲得し、そのサンプルを本発注につなげる業務を担当しています。サンプルはあくまで入り口です。本発注につなげるには、相手がどんな用途で使うのか、どのくらいの価格帯を求めているのか、継続して仕入れられるのかまで確かめる必要があります。
――初めての商談はどうでしたか。
初めての商談は、6月のフィリピン出張でした。最初は本当に右も左もわからなかったので、まずは社員さんの商談に同席させてもらいました。どういった順序で進めているか、提案の仕方は具体的にどうしてるか、隣で聞いて自分の中に落とし込んでから、自分の商談に臨みました。
それでも、本当に難しかったです。想定していなかった質問をされて、うまく答えられない場面もありました。ただ、最初の商談を現地で、相手と直接向き合って経験できたことは、今の営業の土台になっていると感じます。
③ 「国ごとに、求められる抹茶も規制も違う」40カ国以上でサンプルを獲得するまで
――数字で言える成果はありますか。
これまでに40カ国以上でサンプルを獲得していて、チームのサンプル獲得数1位をキープしています。その成果が認められて、6月にフィリピン、10月には中東のカタール、サウジアラビア、バーレーン、UAEへ出張に行きました。
数を積み重ねられたのは、同じ提案をすべての国に繰り返すのではなく、国ごとの傾向を踏まえて伝え方を変えてきたからだと思います。1位を続けることそのものより、なぜ獲得できたのか、なぜ断られたのかを毎回振り返ることを大事にしています。
――入る前と比べて、何ができるようになりましたか。
入る前は、「とりあえずインターンをやってみたい」という漠然とした考えでした。実際に入ってからは、抹茶の知識も物流の知識も大きく増えましたし、営業のプロセスも磨けたと思います。
たとえば、「この国にはこういう抹茶がおすすめ」「この国にはこういう物流の規制があるから、ここは気をつけないといけない」といった知識です。知識が増えるほど、相手に合わせた提案ができるようになり、商談の質も変わっていきました。
営業の面では、社員さんの営業を真似したり、他のリーダーの進め方を自分なりに取り入れたりしてきました。うまくいっている人の型を真似してみると、自分に足りないものが見えてきます。それを一つずつ埋めていく中で、自分なりの営業のスタイルを見つけることができました。
④ 「成果を出すほど、任されることが増えていく」両立のしやすさと、向上心が活きる環境
――稼働と、授業やテスト期間との両立は実際どうですか。
稼働には「週3日・1日4時間以上」という最低ラインがありますが、働き方はとても柔軟です。遅い時間帯までオフィスを開放していただいているので、5限まで授業があっても稼働できますし、出社できない日はオンラインで稼働することもできます。
自由度が高い分、いつ・どれだけ働くかを自分で組み立てる必要があります。そのおかげで、授業と仕事の両方を見ながら時間を管理する意識も身につきました。授業と両立しやすい環境だと思います。
――困ったときは、誰に相談していますか。
主に社員の方に相談しています。入ったばかりの頃、代表はインターン生にとって遠い存在だと思っていました。でも実際は距離がとても近く、本当に話しやすい方です。わからないことがあればすぐにオフィスへ行って、代表や社員の方に聞くようにしています。出社できないときでも、電話をかければすぐに出てくれるので、本当に相談しやすいです。
判断に迷ったとき、すぐに相談して答えをもらえるので、商談の対応も早くなります。この距離の近さは、営業のスピードにもつながっていると思います。
――どんな人がドリップスクエアに向いていると思いますか。逆に、向いていないと思う人はどんな人ですか。
向上心が高い人が向いていると思います。向上心が高いほど成果が出ますし、その成果が認められれば、リーダーを任されたり、出張に行けたりと、経験として返ってきます。そしてその経験が、また次の成果につながっていく。この循環があるからこそ、向上心が一番大事だと思います。
逆に、「なんとなくインターンをしてみたい」というアルバイト感覚の人には、あまり向いていないかもしれません。言われたことをこなすだけでは、任される機会がなかなか回ってこないからです。
――最後に、応募を迷っている人へ一言お願いします。
ドリップスクエアは、社員の方とインターン生の距離が近く相談しやすいです。僕自身、抹茶の知識がないところから始めました。最初から完璧である必要はないので、まずは話を聞きに、一度オフィスに来てみてください。興味がある方は、ぜひ気軽に来てほしいです。
⑤ まとめ
「向上心が一番大事」と話す坂田さん。抹茶の知識がない状態から、社員の商談に同席して学び、うまくいっている人の型を自分のものにしながら、自分なりの営業を見つけてきました。その積み重ねが、サンプル獲得数1位という結果になり、チームリーダーやフィリピン・中東4カ国への出張という、次の経験につながっています。
入る前は「とりあえずインターンをやってみたい」という気持ちだったそうですが、成果を出すほど任されることが増えていく中で、働き方が大きく変わりました。最初から知識や経験がなくても、学び続ける姿勢があれば挑戦できる環境です。少しでも興味を持った方は、まずは話を聞きに来てみてください。