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驚くほどマネジメントがいらない開発チームはどうして出来上がったか

本日は弊社開発チーム岡崎のDIGGLEに入った理由、今感じることをお届けいたします!

ひたすらマネジメントに追われたSIer時代

私はDIGGLEに入社する前の会社はいわゆるSIerで、そこでリーダーとして組織のマネジメントや調整役をしておりました。タスクを細部まで決めてから部下に渡したり、その後も都度進捗を確認して手が止まっている様であればサポートしてあげたりと、マネジメントだけに注力せざるを得ない環境でしたね。

転職して出会った、ユーザとプロダクトに向き合う理想の自律駆動型組織

マネジメントに追われる日々の中で「もっと現場でコードを書きたい!」という思いが強くなり、DIGGLEに転職しました。DIGGLEの開発チームは、SIer時代とは対照的で、全員がユーザとプロダクトに向き合う強い当事者意識を持っていて、理想的なチームだと感じます。大まかな方向性ややりたいことの概要から、問題点をクリアにし、必要な作業や調整を含めてメンバーが主体的に動いてくれます。私が過去にやっていたような細部の判断や他組織との調整役は、今やほとんど必要なくなってしまい、もはや私のバリューは何なのかと、逆に焦らされる毎日です。

なぜマネジメントのいらない自律したチームを創り上げられているのか

私が入った当時の開発チームは、CTO水上とエンジニアの大澤の2名体制だったのですが、その時からすでにスクラムをしっかり回していました。チームが小さい頃からスクラム経験者が率先して導入・運用していたことは、とても意義が大きかったと思います。実際、チーム拡大後にスクラムを導入するのは大変ですから。また、DIGGLEではスクラムマスターをエンジニア全員で順番に回しています。スクラムマスターの役割の中には、落ちているボールを拾ったり、各種リマインドを行ったりすることも含まれます。みんながスクラムマスターを経験することによってタスクへの意識が自然と向くようになり、スクラムマスターが声をかける前に落ちているボールに気付いて拾ったり、リマインドされる前に各人が作業を終わらせたりといったことが当たり前になりました。その結果、社員数が増えていく中でもほとんどマネジメントする必要がないチームになったのかなと思います。

<参考:SI辞めてスタートアップへ。スキルも知識も盛らない“ありのまま入社”で叶えた理想の転職

SIer時代の自分に言いたい、「自社サービス」の面白さ

それに加えて、「自社サービス」だということも、マネジメントに時間を使う必要がない理由の一つだと思いますね。これは私がSIer企業に勤めていたからこそ思うのかもしれませんが、SIer企業の場合、お客様に判断を委ねなくてはいけないことが多く、その繰り返しの中で、どこかで他人事のような感覚を持つことがあり、本当の意味で当事者意識を持つことを難しく感じていました。

DIGGLEは自社サービスなので、プロダクトのことは我々自身で決めることができますし、逆に言えば決めなければなりません。DIGGLEのビジョンと、お客様からの要望を重ね合わせながら、本質的な課題の解決を通じて、お客様、ひいては世の中に価値を生み出していく必要があります。そうした環境で仕事を続けると、必然的に自律的に考えるメンバーが育っていくのだろうと思います。

マネジメントがなくても、自然とお互いにサポートし合う風土

マネジメントが少なく自律性が高いというと、それぞれがバラバラに動いていて、横の連携ができていない組織をイメージされるかもしれませんが、そうしたことはありません。むしろ、積極的にお互いをサポートする風土があります。毎日のデイリースクラムでは、各自のタスクの進捗状況を順番に確認していくのですが、「〇〇さんのタスクですが、私がやっているタスクと関係ありそうなので、後で少し話せますか?」や、「今行っているタスクですが、××の部分の仕様が難しくて教えてほしいのですが、△△さん、あとで教えて貰えませんか?」と、お互いのタスクを把握しあって、それぞれがケアしあう関係ができています。

組織に馴染むまでの手厚いサポート!

また、マネジメントがないと言いつつも、入社してすぐのメンバーには当然のケアが必要ですよね。そこで、弊社には手厚いメンター制度があります。新しく入社された方に、シニアのエンジニアが半年ほどメンターに付き、「何かあったらメンターに聞けば大丈夫!」と思ってもらえるようにしています。メンターは、1on1の実施や、仕様・リリース作業などのサポートを行うのですが、始めのうちは小まめにコミュニケーションを取り、徐々に馴染んでもらえるように工夫をしています。他のチームと関わることも多いので、新しく入った方にはリリースが遅れたり、バグが発生した場合に、どこに影響が及ぶのかも常に考えるように意識してもらうようにしていますね。

そんなDIGGLEで今、岡崎が取り組んでいることと、これからの課題

素晴らしい組織で安心して仕事ができていますが、プロダクトはまだまだ課題が多くあります。嬉しいことに、右肩上がりで利用社数が増えていますが、取り扱うデータ量が多いお客様が増えてきた関係で、今まで以上にパフォーマンス上の負荷がかかり始めています。お客様にストレスのないプロダクトにするべく、最近では特にパフォーマンスチューニングに取り組んでいます。プログラムやSQLのチューニングも当然行いますが、ユーザビリティと性能の両方を改善するために仕様の見直しから行うなど幅広く考えています。こうした関わり方ができるのも、DIGGLEならではだと思いますね。

このパフォーマンス部分に関しては、長期的にもっと改善していきたいと感じており、どんどん知見のあるメンバーにジョインしてもらいたいなと思っています。

どんな方にDIGGLEをオススメしますか?

DIGGLEは、過去の私のように、マネジメント業務や他部署との連携に時間を割かれず、技術向上に集中できる環境です。また、分業が少なく、フロント・バック・インフラ問わず、基本設計から実装まで幅広く力を発揮できるのも特徴です。風通しが良いので、フラットな環境で技術を身につけながら、ユーザに向き合っていきたい方は是非DIGGLEに入社していただきたいです!

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