DeNA Games Tokyo(以下DGT)で働くメンバーをカジュアルに紹介させていただく「Dgt People」。私たちDGTはどんな会社で、どんなメンバーがどんなことを考えて働いているのか。メンバーのインタビューを通して感じ取っていただけたら嬉しいです。
今回は人材開発・総務と経理のメンバーです。
ーー向井さんのこれまでのキャリアを教えてください
向井:私のキャリアのスタートは医療福祉の現場でした。痴呆が進んだお年寄りや知的障害をお持ちの方など、非言語コミュニケーションが必要な方たちへの生活支援をしていました。この職種を選んだのは、家族も医療従事者だったので影響されたのと、もともと人に興味があったので、コミュニケーションを生かした仕事がしたいと思っていたからです。
次の職場もやはり人に興味があるという軸で組織を作ることに興味が湧いたんです。そこでBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)の営業職に就きました。コミュニケーションを大切にしながら、「どういう人がどういう仕事に向いているのか」や「どう作業を変えると人を活かせるか」などを意識していました。
その後、レジャー業界に転職をし、初めて人事・労務の世界に入りました。きっかけはBPRの営業時代なんですが、自社のコーポレートチームのメンバーが優秀だったんです。私は総合職だったので地方転勤が何度かあったのですが、社宅や社用車の手配に1回も困ったことがなくて。お陰で現場がスムーズにまわっているっていうプロフェッショナルさを体感したのがコーポレートに興味を持ったきっかけですね。
そして2015年5月にDGTに立ち上げメンバーとして入社をしました。当時、DGTのオフィスは初台でした。
ーー秋葉原オフィス以前からジョインされていたんですね!
向井:そうですね。会社の登記関係から担当してました。「DeNA Games Tokyoという会社を秋葉原に作ってまして」って役所に何度も通ってましたね。労務で入ったんですけど、法務的なことや総務全般まで担当するとは思ってませんでした(笑)
ーーゲーム関連のキャリアでないにも関わらず、なぜDGTを選んだのですか?
向井:立ち上げフェーズに関われるということが大きかったです。ゼロから会社を作れるメンバーの一員になれる機会ってあまりないと思ったので、飛び込みました。
レジャー業界ではありますが、同じエンタメ業界で仕事をしていたものの、ゲーム業界に詳しかったわけではないので、メンバーとコミュニケーションを取っていけるのか不安は多少ありました。ですが、コーポレートの仕事自体は業態が変わっても、例えば給料の支払いや社会保険への加入、備品の管理など、やらなきゃいけないことはある程度決まっているので、私の培ってきたキャリアが活きると思ったからです。
ーー向井さんの他に、立ち上げメンバー在籍していますか?
向井:立ち上げメンバーで採用されたのは私だけだったんです。他にいたのは当時の社長と前取締役、経営管理の3人。その後、2期生で里吉さんが入社してくれました。当時は震える思いで入社オリエンをやってましたよ(笑)
ーーありがとうございます。里吉さんのキャリアを教えていただけますか?
里吉:私はもともと数字が好きだったこともあり会計事務所からキャリアをスタートさせました。クライアントの決算や税務、会計などに携わりました。
当然なんですけど会計事務所なので関わり方は外からなんです。話をするにも何をするにも、外からの助言しかできないんですよね。ですので、会社の一メンバーとして内側から関わっていきたいなという想いが高まり、2社目は事業会社に入って会計や経理を担当しました。
そして2015年9月、DGTに経理兼総務で入社をしました。私は経理と総務のポジションでの立ち上げだったのですが、私もやはりこの立ち上げという点が入社を決めたきっかけの一つでしたね。
ーー里吉さんも立ち上げに携わりたかったのでしょうか?
里吉:携わりたくてそれを条件に転職活動をしていたわけではないんです。初めは経理のポジションで求人を探していて、その中の一つがDGTだったんですね。DGTの話を聞いてみると立ち上げフェーズで、経理も総務もいないことがわかったんです。こんな機会に関われることってあまりないと思いますし、単純におもしろそうだなと思ったのでDGTへの入社を決めました。
■自分で考え、作っていくことがおもしろい
ーー2人にお伺いしたいのですが、自分たちの手で制度を作っていく会社に入社するなんて不安ではなかったのですか?
里吉:そこにおもしろさを感じたんです。これからいろいろ決めていけるんだなーって。
向井:私も。決まってるところに入るのはつまらないって思ってたので、まっさらなステージで経営者と一緒に創っていけるんだってとこにワクワクしました。もちろん大変な事も多いと思いましたけど、それでもチャレンジしたい気持ちが上回りましたね。
里吉:忙しいだろうなってのはわかってましたけど。
向井:こんな機会はそうそう来ないと思ったので。
里吉:今までの会社はすでに文化が固まっていたんです。そういった事情から、やりたいのに通らなかった経験が多くて……。自分で決めていけるっていうことに興味が沸いたのかもしれないです。
向井:私も似てますね。10年いた会社は文化やルールができあがっていて、それを変えるのが少し難しい環境でした。自分がアウトプットを出しても評価されにくいと感じた事もありました。離職率は低く、ある意味、会社にいやすかったんですが、上が詰まっていたのでキャリア形成のイメージも取りずらかったかもしれません。自分の可能性を試したかったっていうのも転職動機の一つです。
ーー2人とも新しいことを作っていくのが好きなのでしょうか?
向井:得意かと言われたら違いますね(笑)論理的思考に長けてるわけじゃないし、アイデアに詰まることもよくあります。でもそういう事が可能な環境に身を置いて成長していきたいという気持ちは常に持っています。
里吉:私も得意ではないんですよね(笑)だから向井さんやチームメンバーと一緒にすごく考えますよね。
向井:得意じゃないので準備もするし。
里吉:心配性だから、たくさん議論するし。
向井:思考は里吉さんと似てたんだと思いますね。会社の基盤を担うセクションですので、事前準備やそれに向けて議論する時間は大事にしています。これがチームの色になってるのかもしれません。
■DGTの育成課題を解決するために誕生した人材開発
ーー人材開発・総務チームではどんなミッションを掲げているのですか?
向井:人材開発と総務、それぞれでミッションを持っています。人材開発は「メンバーの発揮能力の最大化」、総務は「事業の安定推進に付随する設備の管理、経理業務の遂行」を掲げています。
人材開発は2018年9月から立ち上がったセクションです。ミッションを達成するために、立ち上がってから今まで、研修の整備をメインに走ってきました。DGTには今まで各部署が持ってる職能ごとの研修はありましたが、会社横断的な研修って実はなかったんです。人材開発はその課題を解決することを目的に発足しました。
ーー人材開発チームの発足前から研修設計を担当されていたのですか?
向井:いえ、担当ではありませんでした。いままでは労務のスペシャリストとしてやらせていただいていたので、私の中で大きなジョブチェンジになりました。人を育てる、組織の成長に繋げる という役割は、人とのコミュニケーションが起点となって仕事をしてきた私にとってもいい機会をいただいたなと思ってます。
これまで上長(川口社長)との面談でも「自分で考えていく仕事がしたい」という話をしていました。上長もDGTとして人材育成に関する課題を持っていて、私がその課題を解決するためのwillがあると思ってくれアサインしていただきました。
労務の仕事はルーティンも多いので、決まってることを正しく期日通りに進めていく事が求められていました。これはこれでとてもスキルや経験を要することです。ただ、私は今までとは異なる思考で仕事をしてみたいというのがwiiとして強くあったので、あえての苦手な選択ではありましたがこのアサインに感謝しています。
ーー新しい挑戦に戸惑いはなかったですか?
向井:組織改編は急な事でしたし、戸惑いはありましたね(笑)今までの労務という武器を手離して、何もない状態でのスタートでした。労務の後任にはスペシャリストをお迎えしたので、私は進むしかない、という状態で、正直に言うと不安でしたね。
ただ、チャンスをいただけたのは良かったなと思ってます。DGTの課題を解決するのがミッションなので、おそらく経験がないとアサインしないと思うんですよね(笑)そこを「向井さん、やってみよう!」と託していただけたのは感謝の気持ちしかないです。
ーーその後、どのように進めていったのでしょうか?
向井:上長からは「まずはやりたいようにやってみてください、失敗しても構いません」という言葉をいただきましたが、それはそれでめっちゃ不安だったんです(笑)
今までにないものを作るので、「どれからやる?」「誰に相談すればいい?」「予算感てどれくらいなんだろう?」って何も分からなかったので。でも上長たちが都度、絶妙なアドバイスをくれました(笑)
例えば「こういう観点を持った方がいい」だったり「向井さん自身、メンバーのことをどう思ってるの?」という問いかけだったり。DGTで働くうえで内省する良い機会にもなりました。
私はチームリーダーという役割もいただいているので、ほかのチームリーダーともさまざまな話しやアドバイスをもらいました。そこで、メンバーをより引き上げていく人たちが必要なのではないか、という仮説を持ち、そのためには何をすべきなのかを検討し、その一つとして研修を作り上げた、という流れですね。
ーーこれからも新しいことを生み出していくんですね!
向井:そうです。まだまだ途上です。今回作った研修を実施してみて、ようやく1回目のPDCAを回せるというタイミングです。そこで私が立てた仮説が正だったのかどうか、ターゲットは最適だったのか、この研修でよかったのか、など。
ーーこのチームも立ち上げ中なんですね
向井:立ち上げですし、絶賛REBUILD中ですね(笑)
■総務はルーティンワークじゃない
ーー総務の役割を教えてください
里吉:まず総務業務ですが、多岐に渡っています。日々のオフィス環境維持や資産管理維持、新メンバーを迎えるための入社準備もそうですね。入社していただいたらすぐに業務ができるよう、PCやツールの手配などをしておきます。さらに福利厚生やシステムを導入するための検討、整理整頓などの細かい業務から、時にはオフィス構築やレイアウト変更なども役割に入ってきます。他にもメンバーからの問い合わせも対応が多いですが、とりあえず誰が担当かわからない問い合わせは、まず総務にくることがほとんどです(笑)
そして経理業務ですが、決算業務に関してはDeNAが行うので対応はしてません。決算業務の手前までの業務や支払い関係を行っていたり、法に抵触していないかなども確認しています。
立ち上げ当初と比べて、メンバーが増えているので、単純に業務のボリュームや負荷も増えています。とはいえ、同じことだけをやってるわけじゃないんです。当時なかった福利厚生やシステムなどの運用もあり、それに付随する業務も発生します。
いわゆるルーティンワークではないんではなく、受付システムや入退室のシステム、ウォーターサーバーなど、さまざまなものの導入を検討し実現しています。
例えばですが、以前、受付は電話対応で、それを総務が窓口として受けていたんです。このときの課題は「常に誰かが席にいなきゃいけない」「いつお客さまがくるかわからない」ということでした。
DGTは秋葉原に2拠点3フロアあり、会議室も予約制なので、受付からの連絡を受電し、担当者に繋ぐことで、確認時間がかかるだけでなくお客さまをお待たせしてしまうのも課題でした。お客さま、メンバー、そして総務の誰にとってもよくない状態だったんです。
その課題を解決するために、チームメンバーで案を持ち寄り、ベンダーさんから話を聞いたり、トライアルをしたりなど、検討や議論を繰り返したんです。その観点の一つとして、既存の導入ツール・Slackを最大限活用できること、なおかつコストを抑えられる方法で模索・検討し、導入を決めました。
ーーいろんな課題があると思いますが、その中でもなぜ受付システムを導入を検討したのでしょうか?
里吉:総務チームはメンバーが多くないことと、受付対応のため常に自席にいなければならないということがネックだったからです。アポ以外にも集荷の対応やオフィス内の備品チェックなど、自席を離れてでしかできない業務が多いんですよね。「時間を有効活用しよう」というチーム全体の考えがあってのも大きかったです。
ーーウォーターサーバーの導入はどのように検討されたのでしょうか?
里吉:ウォーターサーバーはメンバーからの声が多かったので叶えたかったんです。ただ、消費量の実績や、予算もない状態でした。
ですので、まずは消費量を調査するため、フリーウォーターとして、低コストで始められるペッドボトルを各フロアの冷蔵庫に提供しました。ただ、あるフロアの冷蔵庫が小さいという問題と、メンバーから冷凍庫が欲しいという要望があったんです。
そこでフリーウォーターも冷凍庫も提供でき、コストを抑えつつメンバーの要望の両方を叶えられるよう、新しい冷蔵庫の購入検討から始めました。その後、フリーウォーターの消費量が確認できたので、ウォーターサーバー導入の検討に移ったんです。
ーーそのままペッドボトルの運用でもよいのではと思ったのですが、なぜウォーターサーバーのを導入したのでしょうか?
里吉:やはりメンバー側と総務側の時間的コストですね。ペットボトルの出し入れやキャップの開け閉めなど、細かいことですがメンバーが飲むときに面倒だと思いました。総務側もペッドボトルの在庫管理や仕入れ、補充などの時間を算出したところ、結構工数がかかっていることがわかったんです。この2つの問題解決をするためウォーターサーバーの導入を検討し、費用対効果が得られる確証があったので導入を決めました。
ーーメンバーが欲しがってるから導入しよう、ではなく、コストやリソースと向き合い、検証までしてたんですね。
向井:会社やメンバーにプラスになりそうな事はどんどんやっていきたいと考えていますが、新しいことを導入するとそれが負荷になり、現状の業務を圧迫してしまうというジレンマも抱えています。ですので、マンパワーで運用していくものではなく、仕組みを導入したいんです。
ウォーターサーバー導入で言えば、毎日のルーティンが軽減された分、総務メンバーの工数を確保する事ができました。こういう思考をしていくことで会社の課題が解決され、メンバーにはより良いサービスを提供できますし、私たちも新たなチャレンジをし続けていけると考えています。
■ボトムアップで試行錯誤し、行動するのがDGT流
ーーDGTの課題はどうやって見つけてるのでしょうか?
里吉:いつも「会社やメンバーに対してより良いことはどんなことか」を考えています。備品の数は足りているか、どこにどういう風においてあったら使いやすいか、オフィスにどんなものがあったらみんなのためになるか、などなど。あとはメンバーから意見を募れる仕組みを作ってました。
ーー主観で結構なのですが、いわゆる一般的な会社とDGTのコーポレート部門にはどんな違いがあると思いますか?
里吉:総務に関わらず一般的な事業会社のコーポレート職のイメージですが、トップダウンや、すでにルールが決まっている傾向があると思います。このような環境だと、ある程度の役職者は発言できると思うのですが、メンバークラスの発言機会は少ないという印象があります。そんな中で自分の意見と相違のある業務に対しては「やらされてる感」が出てきてしまう場面もあるのではないでしょうか。
DGTはボトムアップの環境なので、自分で試行錯誤をして発言、行動をし、それをチーム内で検討しながら進めていく、というやり方をしています。無意識ながらも責任感を持って業務に取り組めているのではないでしょうか。ときには議論がヒートアップするときもありますが、チーム内でもとことん考えて話し合います。こういったところは違いかなと思います。
向井:コーポレートやバックオフィスと聞くと、後方支援・事後対応・サポートといったイメージを持つ方が多いかなと個人的に思ってます。例えば総務と聞くと、ルーティン業務が多いとイメージされる方も多いのではないでしょうか。決められたことをキチッとやる方が集まる職種、とか。そのスキルももちろん必要です。ルーティンはどんな仕事にもありますから。
そのうえでですが、DGTの総務ではこのような観点を主軸とはしていません。ゲームの開発メンバーとフラットですし、事案によっては牽引するぐらいの意気込みでプライドを持って業務を遂行しています。それは、メンバーが自身の発揮能力を最大化してもらうことが私たちのミッションだからです。
事後対応となってしまうと、そのミッションの達成速度が遅くなったり、場合によっては叶っていかないと思ってます。私たちから積極的に働きかけることが、おそらく一般的なコーポレート部門のイメージとDGTのコーポレート部門の違いかなと思います。カラーの違いというのが近いかもしれません。すごくアグレッシブですね。常識はもちろん、適切なコスト意識を持ちながらパッションで動いているような。「いまよりもっとよくするためのはどうしたらいいのか?」を常に考えてますね。
ーーこんなに熱い想いをお持ちだったんですね!
向井:立ち上げからいるからというのもあるかもしれませんが、やっぱりDGTが好きなので、メンバーが輝いていてくれることがモチベーションになりますね。
私たちが提供したサービスで、よりおもしろいゲームを作ることに没頭できたり、会社の成長に繋がっていく。それが実感できたら嬉しいですね。会議室のコード1本でもそうです。どうしたら煩雑にならず、みんなが使いやすいか。細かいことですけど、こんなことにも情熱を持って取り組んでます。私はDGTを「熱い想いが溢れている会社」にしたいなと思ってます。
ーーサービスの評価って見えづらいですが、どのように評価を得ているのでしょうか?
向井:サービスを提供したら必ずフィードバックをもらっています。絶対にやりっぱなしにはしません。何をするにもコストがかかってますし、見合うならやる、見合わないならやめるか代替案を考えるなど、どの意思決定をするにもフィードバックはとりますね。
■仕事に「雑務」は絶対にない
ーー2人が仕事に向かう上で大切にしていることを教えてください
里吉:「人材開発や総務は今あるものが正ではない、会社、メンバー、もちろん自分たちにもより良い方法を探す」ということを意識しています。DGTの行動指針としてREBUILDが掲げられたとき、私はすんなり入ってきたワードでした。今後もこの考え方で物事を進めていきたいです。
あとはコスト面は強く意識して徹底的に向き合います。メンバーにもそういう姿勢なので、コストにうるさい人って思われてるかもしれません(笑)
向井:メンバーみんなで話し合って決めていくことは続けていきたいです。私は役割としてチームリーダーもさせていただいていますが、みんなフラット、みんながトップにいると思ってます。誰が何を言ってもいいし、言うべきだと思っているので。そう言う雰囲気を作りながら、みんなで知恵を出し合っていきたいですね。
あとは優先順位の付け方で意識していることがあります。案件の大きさじゃないんです。無駄な作業はしたくはないですけど、仕事に「雑務」は絶対にないと私は思ってます。どんな小さな作業にも意味や意図があるからやっているので、今やるべきことを誤らないようメンバーと議論します。
もし今の作業をやめるのであれば、どうREBUILDするべきなのか、常に話し合って決めていくことは続けていきたいと思ってますね。
ーーチームビルディングで工夫されていることはありますか?
向井:今、週1でミーティングをしていますが、そのファシリテーションを当番制にしてます。同じ人がずっとミーティングを回していくのではなく、みんなが当事者意識を持ってミーティングに向かってくれるといいなと。
里吉:ミーティングのトピックでREBUILDのコーナーもあって(笑)このコーナーがあるから、前よりもみんなのREBUILDに対するアンテナが強くなった気がします。
向井:「今週のREBUILD、何があった?」ってやってますね。どんな些細なことでも各々が気づいたことを話せるようになりました。その話をきっかけに「それって本当にメンバーのためになってるんだっけ?」って議論が広がってます。これもREBUILDするための仕組みといえるかもしれませんね。
里吉:この前はDelightもやりましたよね(笑)
向井:「今週のDelight!」ってやって、メンバー同士でDelightしてるなって思ったことを褒め合いました。みんなで「グッジョブ!」って拍手して(笑)褒められると嬉しいじゃないですか。
里吉:こういうことをきっかけにDelightだけでなく、みんな細かい意見も持ってくるようになった気がします。
向井:これは楽しんでやってますね。やっぱりDGTはゲーム会社なんで、私たちもゲームっぽくできるといいなーと思って。やらされ感があると新しい発想なんて出ないと思いますし。
里吉:本当に目の前の課題しか解決しなくなると思いますね。
ーー今後のチームのビジョンを教えてください
向井:人材開発・総務が10人20名体制になるとは思ってなくて、これからも少数精鋭だと考えています。とはいえ属人化だけはしないようにして、各々がしっかりと役割を担っていくようなチームを作りたいと思っています。そのためには各々がスペシャリストであることが必要だと思ってます。
ーーどんな方と働きたいですか?
向井:チームメンバーにはスペシャリストで自走ができ、DGTのカラーと合いそうな方をお迎えしていきたいですね。カラーは挑戦、スピード、好奇心、実行力、ホスピタリティといったキーワードがイメージと近いかなと思います。スペシャリストというのは、何かに真剣に向き合った、こだわって仕事をしてきた方、というニュアンスです。その中でも変に固執することなく、柔軟に対応できる方、やりきる方だとDGTにフィットしてくると思います。
里吉:何事も自分事にできる方ですね。案件の大きさによらず、自分がやらなきゃと思ってくれる方かな。問い合せのところで話したように、担当がわからないことや初めての物事は総務にくることが多いので、尻込みせずに対応してくれる方が良いと思います。
向井:挑戦したいです、好奇心旺盛です、というだけではなく、何か1つでも自分で語れるストーリーを持ってる方はいいですね。
総務って基本的にホスピタリティの高い方が多いと思うし、私が担当している人材開発の領域で「この人のためになることは何か」「会社にとっていいことは何か」って発想もイメージしやすいと思ってて。総務をしながら人材開発にもキャリアの幅を広げられる環境だと思います。
ーー里吉さんは今後、どんなことにチャレンジしたいですか?
里吉:まずは今やってることをどんどん効率化していって、誰でも対応可能な状態を作り、自分の時間を空けていきたいです。
今、向井さんが人材開発を立ち上げて、1人で担ってくれてるんです。私は数字が好きなので、一緒にコストや利用価値を分析をして、最適なコスト配分の計画立案みたいなことにも関わりたいですね。アナリストのような立ち位置ですかね。
向井:あらたなチャレンジですね。自身をREBUILDしようとしています。楽しみです。
ーーDGTのポジションでいうと経営管理に近そうですね
里吉:もともと経営管理にも興味があったので、人材開発の経営企画的なチャレンジをして、事業発展の繋がりに関わっていきたいと思ってます。
ーー向井さんは今後、どんなことにチャレンジしたいですか?
向井:チームリーダー軸としては、人材開発・総務を安定推進させることが第一です。新しいサービス展開もチャレンジしていきたいですね。個人軸としては、作った研修制度を仕組み化し組織強化を数値で見えるところまでやりたいです。まずはここをやりきりたいですね。
ーーありがとうございました!