入社前から営業が得意だったわけではない。
長期インターンでは周囲が成果を出す中、自分だけ契約ゼロ。
その後も、テレアポで思うように売上をつくれない期間が続きました。
それでも篠原さんは、上司や先輩からのフィードバックを受け取り、まずは徹底的に真似し、行動を変え続けてきました。
現在はチームリーダーとして、自分の数字を追いながらメンバーの育成にも向き合っています。
そんな篠原さんにDelightに入社した理由、結果が出ない時期の乗り越え方、そして一緒に働きたい人について聞きました。
<プロフィール>
株式会社Delight 23卒責任者 篠原 竜也(シノハラ タツヤ)
大学3回生の8月からDelightで営業の長期インターンを開始。
大学3回生の2月にそのままDelightに内定承諾。
現在はSNS運用支援事業部でリーダーとして部下を持ち、活躍中!
何もしてこなかった焦りから始まった長期インターン
ーー学生時代は、どんな学生でしたか
もともと、何かに打ち込んでいた学生ではありませんでした。
アルバイトをして、朝まで遊び、学校に行く。その繰り返しです。
大学で宅建を取得したことは頑張った経験ですが、将来については「何とかなるだろう」と深く考えていませんでした。
就職先も、大手やある程度知られた会社で、休みが多く、福利厚生が整い、早く帰れるところがいい。そのくらいの感覚でした。ただ、就活の時期が近づくにつれて、「自分は大学生活で何もしていない」と焦り始めました。
人材紹介会社の担当者へ、説明会や1dayインターンに参加しても会社のことがよく分からず、自分の実力が上がった感覚もないと相談しました。
そこで勧められたのが長期インターンです。
「何それ、めっちゃ楽しそうやん」と思い、挑戦することにしました。
会社らしくない会社で営業を始めた
ーー初めてDelightへ来たときの印象を教えてください
最初は「これは本当に会社なのか」と思いました。
僕が想像していた会社は、高いビルの広いオフィスで、大勢の人が働いている場所。
でも到着した建物は6階建てで、扉も閉まっていて、かなり入りづらかったです。
恐る恐る入ると、そこにいたのは入社1週間ほどのインターン生と新井さん(代表)。
新井さんはサッカーのユニフォーム姿で、「どうも、インターン生の新井です。よろしくお願いします」と自己紹介してきました。
社長だとはまったく思わず、良い意味で会社らしくない会社だと感じました。
ーーなぜ営業を選び、Delightへの入社を決めたのでしょうか?
当時はやりたいことがなかったので、「文系なら営業かな」と考えていました。
居酒屋のアルバイトで人と話していたため、営業もできるだろうと思っていましたが、実際はかなり苦戦しました。
就活では他社の説明会やインターンにも参加しましたが、強く惹かれる会社はありませんでした。一方で、もっと稼げて、ある程度休みも取れる、条件の良い会社がほかにあるのではないかという不安もあり、Delightへの入社を決めきれずにいました。
決め手になったのは、一緒に働く人たちです。
飛び込み営業で結果が出ていない自分にも、平田さん(統括)はフィードバックをくれました。同期とも何度もロープレをしました。
当時、一番仲の良かったメンバーから言われた言葉も残っています。
「ここ、Delightで結果を出せなかったら、他社に行っても結果は出せないよ」
その言葉に納得しました。条件だけで会社を探していた自分が、ここで結果を出したい、この仲間と働きたいと思えたことが、入社を決めた理由です。
営業センスがない状態から始まった
ーー営業を始めた当時の様子を教えてください
テレアポでは7〜10人ほどいる中で、下から数えた方が早いくらいの成績でした。
23卒の同期4人で飛び込み営業をしたときも、ほかのメンバーが目標を達成する中、自分だけ達成できず、契約ゼロということもありました。
テレアポで売上をつくれない状況も2年半ほど続きました。
最初の飛び込み営業で受けたフィードバックは、「めちゃめちゃ大阪弁やん。それは直した方がいいよ」というもの。
営業以前の、本当に基礎からのスタートでした。
周囲だけが結果を出す時期に、辞めたいとは思いませんでしたか?
悔しさはありました。
ただ、自分はもともと自己評価が高い方ではなく、「自分はできない」と思っていました。だから、上司から言われたことだけは正しくやろうと考えました。
遠回りに見えても、自分にはそれが一番の近道だと思っていたからです。
続けられたのは、上司や同期に恵まれていたからです。
悩んだときには、一緒に営業していたひとみ(現営業部責任者)に相談しました。
平田さんら上司からは毎日のように新しいフィードバックをもらい、週1回の振り返り定例では1対1で話す機会がありました。
話し終えると、翌日には早く営業したいと思える。
いつも前向きにしてもらえる時間でした。
自分自身も「ワクワクマインド」を大切にし、毎月何か新しいことを試しました。
新しいリストに架電する、トークを変える、誰もやっていないことをやってみる。
失敗も多かったですが、少しずつ変化をつくり続けたことが、継続につながりました。
正しい努力は まず成果を出す人を丸ごと真似ること
ーー篠原さんにとって 正しい努力とは何ですか?
最初にやったのは、先輩や上司の行動を丸ごとコピーすることです。
テレアポのトークを一言一句真似し、どの見込み顧客をどう追うのか、リストを作るときにどこへ目をつけ、何を基準にするのかまで徹底的に見ました。
尊敬できる人が多かったので、仕事だけでなく、細かな振る舞いや生活面まで真似しました。自己流を急ぐよりも、成果が出ている人の型をそのまま再現する。自分にとっての正しい努力は、そこから始まりました。
ーー行動が大きく変わったフィードバックはありますか?
前本さん(現営業部責任者)から教わった「テレアポはものすごく自由だ。スクリプト通りではなく、個性を持ってやっていこう」という言葉です。
僕は口下手で、台本をそのまま読まなければならないと思い込んでいました。
前本さんは、不動産系の会社で営業1位を取った経験を持つ、現在の上司です。
断られたあとも「もう1分だけください」と伝えるなど、粘り方だけでも多くのパターンがあり、相手によって変えていく。
その発想は当時の自分にはありませんでした。
最初は教わった言葉を一言一句真似し、徐々に相手に合わせて対応を変えられるようになりました。
「粘ること」と「テレアポを楽しむこと」を実践したことが、少しずつ結果が出始める転機になりました。
成長する環境は 自分から取りに行ける
ーー責任者たちと社宅で暮らした経験から、何を学びましたか?
当時は2LDKの社宅で、責任者3人と生活していました。
今振り返ると「なぜあんな生活をしていたのだろう」と思いますが、仕事量は増え、分からないことをすぐ質問できました。
その中で、思考力や仕事に対する基準が上がったと思います。
責任者たちは、メンバーへ「もっと頑張っていこう」と常に前向きな言葉をかけていました。僕も前向きな発言が増え、それまで苦手だった、人へ必要な指摘をすることにも少しずつ向き合えるようになりました。
大切なのは、社宅という特殊な環境そのものではありません。
もともと実家暮らしだった僕は、先輩から勧められて自分で社宅へ移ると決めました。
同じ環境がなくても、自分から先輩へ質問する、周囲より質問の回数を増やすなど、成長できる場所へ自分から近づくことはできます。
責任者になって知った 自分の表情もチームを動かすこと
ーー責任者として最も苦労したことは何ですか?
責任感に押しつぶされそうになったことです。
プレイヤーなら、自分の判断の結果は自分に返ってきます。で
も責任者になると、自分が間違った方向へ進めば、3〜4人のメンバーも同じ方向へ進んでしまいます。
僕は気にしやすく、責任感も強い方です。
ミスをするたびに「自分のせいだ」と悪い方向へ考え、自分のテンションを上げられず、チームの雰囲気まで暗くしてしまったことがありました。
一方で、平田さんや前本さんたちは、暗い顔や落ち込んだ様子をほとんど見せず、常に明るく振る舞っていました。
上に立つ人が落ち込んでいれば、メンバーは「本当に大丈夫なのか」と不安になります。
メンバーがついていきたいと思える期待感をつくるためにも、明るく前向きな言葉を発することを意識するようになりました。
自分が遠回りしたからこそ 基礎から育てたい
ーー最初は結果が出ないメンバーを、どう育成していますか?
育成で意識しているのは、「守破離」の「守」を徹底することです。
自分自身が先輩や上司を徹底的に真似してきたからこそ、まずは教わったことや基礎を忠実に実行してもらいます。
それによってアポが取れ始め、結果が出てきたら「破」へ進みます。
基礎を土台に、自分の個性や工夫を加えていく段階です。
最初から自己流を求めるのではなく、まず成果が出る型を身につけ、その後にその人らしさを伸ばしていく。それが現在の育成方針です。
次は メンバーと一緒に達成する責任者へ
ーー現在の役割と、これから挑戦したいことを教えてください
現在はチームリーダーとして、メンバーの育成と自分自身の数値向上を求められています。まず自分のコミットを達成することは当たり前にし、そのうえでメンバーの成長と成果にも力を注ぎたいと考えています。
次に目指しているのは、もう一度責任者へ昇格し、自分が責任を持って部署全体を見ることです。
プレイヤーとして一人で達成するだけでなく、メンバーと一緒に目標を追いたい。
3人のメンバーがいれば、達成した喜びは3倍になり、届かなかった悔しさも3倍になると思っています。その責任も含めて引き受け、より高い視座で仕事をしたいです。
面談やおしゃべり会で会う学生の皆さんへ
ーーどんな人と一緒に働きたいですか?
素直で、実行力と行動力がある人です。
新卒で入社して、最初からすぐ結果が出る人は多くありません。
だからこそ、良い意味で自分を過信せず、今できることを愚直に続け、教わったことをすぐ実行する姿勢が大切だと思います。
フィードバックを素直に受け取り、行動へ移してくれる人は、成長の変化が目に見えます。最初から特別なスキルは必要ありません。先輩や上司の意見を吸収し、まずやってみる。そのスタンスがあれば、どんなことでも成長していけると思っています。
「最初から特別なスキルは必要ありません。先輩や上司の意見を素直に吸収して、すぐに実行する。そのスタンスがあれば成長していけると思います」
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営業への不安、入社後の成長、チームの雰囲気。
気になることがあれば、記事を読んで感じたことも含めて面談で話してみてください。
篠原さん自身が遠回りを経験してきたからこそ、最初から完璧ではない人がどう成長するかを、具体的に話してくれるはずです。
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