様々な場面で人と「交渉」することがありますね。＾＾

仕事でお客様と。仕事で上司と。仕事で部下と。家庭や、プライベートでパートナーと・・・。

自分の希望通りに物事を進めたいとき、どうやって、その希望を通すか・・・。

どうすれば、相手や、チームや、この環境を壊すことなく、物事を前に進めることができるか・・・。

そういう時に様々なテクニックがあります。
ほんの少しだけ、心理学の観点からご紹介をしてみたいと思います。
※所説あります。信じるか信じないかは、あなた次第・・・。

まず、
「メラビアンの法則」
これは、もう有名ですね。
人の第一印象の法則です。

言葉の内容（言語情報）は7%、言い方（聴覚情報）は38%なのに対し、
態度（視覚情報）が55%が伝わっているという割合です。
話す内容ではなく、身振り手振り・表情や、身だしなみに気を付けた方が、
まずは、人は心を開いてくれる土台が作れる可能性が高まります。

「スリーパー効果」
信頼性の低い情報であっても、時間が立つことによって信頼性の低さが失われ、
情報の信頼性が増すという効果です。
時間をかけると、人は不信が信頼に変わる可能性がある、ということですね。

「ザイオンス効果」
人・物・思想などについて、ただ何度も繰り返し接触するだけで好感度が上がる効果です。
「すぐそばにいつもある」みたいな状態が作れれば、好感度があがる、ということですね。

「プライミング効果」
予め経験した刺激によって、後の判断が左右される効果。
例えば、フルーツのカードを見た後、「赤い物って何がありますか？」と言われると、
大抵の場合「りんご」か「いちご」と答える可能性が上がる、ということです。
質問では「赤い物」としか聞いてないため、「ポスト」や「口紅」なども答えとしてはOKでえすが、
フルーツのカードを見たことによる先入観で、答えが誘導されてしまう、という効果です。

「フット・インザ・ドア・テクニック」
1つ目のお願いに対しYesを貰えたら、その後もYesを引き出しやすくなるというテクニックです。
営業パーソンが、商談の中で「小さなYESを積み重ねる」といいますが、このテクニックのことですね。

「カチッ・サー効果」
何か依頼や要求をするときに、理由を添えるだけで承諾率が飛躍的に上がるという効果です。

などなど・・・。
この他にも、効果は数多あります。

今回は６個だけ、テクニックと効果を紹介しましたが、
これだけでも、自分の要求を通せそうですね。

身だしなみを整え、
なんどもなんども、
すぐに思い出してもらえる状態を作り
自分の狙っている分野の意識づけをし、
小さなYesをあらかじめとり、
理由を添える。

なんか、お願いごといけそうですね・・・。

自分はコミュニケーション能力が足りないから・・・、とか。
そういうキャラじゃないから・・・、とか。
あまり、自分を卑下しすぎず、

「何か要求を通したい」「誰かに意見を聞いてもらいたい」「このやり方の方が良い！」、
というとき、一つの方法として参考にしてみてください！＾＾