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2018年にデイブレイクに入社し、広報の立ち上げから4年間、全力でPRに奔走してきました。そこから一度会社を離れ、2年の時を経て再び戻ってきた今。なぜ去り、また戻ったのか。言葉にしてみたいと思います。
時代の変化に寄り添い、メッセージを届け続けた日々
初めてデイブレイクを知ったとき、掲げるミッションとプロダクトに強く惹かれ、「この会社をもっと良くしたい」と思い立ちました。フリーランス広報として提案に訪れたことがきっかけで、正社員として本格的に携わるようになりました。
(関わり始めた頃はオフィスも小さく、メンバーも10人程度でした)
そこからは変化の連続で、冷凍技術の社会的意義を、時代の流れに合わせて発信していくことに邁進する毎日。特にコロナ禍では、先の見えない不安の中で「冷凍技術が飲食業の駆け込み寺」と多くのメディアに取り上げていただき、少しでも世の中の希望や食の未来を照らす存在でありたいと願い続けました。
自社開発の「アートロックフリーザー」のお披露目や、次世代冷凍コミュニティ「デイブレイクファミリー会」の発足は、まさに会社の転換期。ミッションが一つずつ形になっていく実感があり、広報としてこの上ない喜びを感じました。
(デイブレイク初の品川ショールーム建設中の頃。近未来をイメージした、訪れた人がワクワクするショールームを作ろう!とみんなで楽しみにしていました)
客観性を失いかけた広報としての葛藤
一方で、広報の相談ができる仲間がいない孤独や、「このままでいいのか」という迷いもありました。広報は常に客観的であるべき立場なのに、内側の視点ばかり。このままではアイデアが浮かばないと思い、「チームでブランディングを磨ける環境で挑戦したい」と転職を決意しました。
新しい環境で学んだ、ブランドを築き、ミッションを体現する力
次に飛び込んだのは、スポットワークサービスを展開する企業。そこにはブランド(Brand Experience)を司る専門部署があり、会社全体でブランディングに取り組む姿勢に衝撃を受けました。
発信するのはニュースだけでなく、サービスの中から生まれるドラマ。業界のトレンドを自ら形づくる戦略性。ミッションを体現する企画をゼロから立ち上げていく推進力。どれも刺激的で、優秀な仲間たちと意見を交わし、成果を称え合う日々は本当に楽しかったです。専業主婦を経て社会復帰した私にとって、自分のバックグラウンドを活かせる環境でした。学びが多く、働くことが人生を豊かにしてくれる場所だったと思います。
学ぶほどに浮かんだ「デイブレイクへの応用」
そんな中でも、メディアの方に「デイブレイクさんは元気?」と聞かれるたびに、「知りません笑」と言いつつ、会社のみんなが元気かどうか、お客様はどうしているか、自分が一番気になっていた気がします。学べば学ぶほど、「この経験、デイブレイクだったらこう活かせるかも」と思う瞬間が増えていった。その矢先に、デイブレイクの近況を耳にしました。海外展開など新しい挑戦が進む一方で、PR活動は内製化されていないから少し停滞していると。いくら良いものをつくっても、発信しなければ伝わらない。成長していても、止まっているように見えてしまいます。デイブレイクの価値が埋もれてしまうのは悲しい。自分にできることがあるならーーー。悩みに悩んだ末、再びデイブレイクに戻る決心をしました。自分には勿体無いほど恵まれた環境でしたが、それでも、デイブレイクには、いつも輝いていてほしかった。
経験を活かして、PRを次のステージへ
復帰してまず感じたのは、開発チームの技術力が以前よりさらに高度に洗練されているということ。外部委託していた領域も内製化が進み、食材研究の成果も蓄積され、「食材研究から生まれたアートロックフリーザー」という立ち位置がより確立されていました。
今の私の役割は、デイブレイクの取り組みや冷凍技術の価値を発信する広報活動、そしてミッション体現の推進です。前職で学んだブランディングや企画の知見を活かし、事例取材やイベント企画にも携わるようになりました。「FROZEN SUMMIT」や「冷凍寿司元年」などの取り組みは、その象徴。お客様や外部パートナーと連携しながら、デイブレイクの目指す世界をどう伝えていくかを考える日々です。冷凍の価値を社会に広げていくために、PRもまだまだ進化し続けます。
仲間が築いたデイブレイクを、未来へつなぐ
ここでまた働けることを、心から嬉しく思っています。あたたかく迎え入れてくれて、本当にありがとうございます。デイブレイクが私にとって特別なのは、同じミッションを本気で形にしようとしている大切な仲間がいるから。想いを共有し、同じ方向を見て走れる 仲間の存在が、何よりの原動力です。会社を支える皆が楽しく、誇りを持って働けるために自分ができることは、惜しまず取り組みたいと思っています。
そして、今のデイブレイクがあるのは、過去を支えてくれた多くの仲間たちがいたからです。「作り手の想いを希釈させず、美味しいまま届ける」その理念を掲げる会社だからこそ、会社の想いも決して薄めてはいけないと思っています。仲間がいきいきと働き、デイブレイクの目指す世界をみんなで形にしていけるように。広報としてできることは限られるかもしれませんが、これからも全力で取り組んでいきます。
(様々な経験を持つ人が集まるデイブレイクを象徴するような、懐かしいカラフルな集合写真)
もし一緒にデイブレイクで働きたいと思ってくださる方がいたら、ぜひお話しましょう。楽しい時間になるはずです。そう思ってもらえるように、私たちが全力で歓迎します!
そして、かつて共に歩んだ仲間たちへ。たくさんの苦労を重ねて、会社の事業や想いを繋いできてくれたことに、心から感謝しています。みんなが築いてきたデイブレイクの価値を、未来にしっかりと受け継いでいきます。「また一緒にやりたい」と思ったときには、いつでも帰ってきてください。きっと、あの頃より少し進化したデイブレイクで、おかえりって言えると思います!
これからも変わらず、食の未来を照らす存在であり続けたい。デイブレイクの歩みを、どうか見守っていてください。
(デイブレイクの冷凍フルーツHenoHenoが大好きだった長男も、自分で冷凍できるまでに成長しました!今も昔も、デイブレイクの小さなファンです)