❚ 意図は、言わなければ伝わらない。
でも、言っただけでも伝わらない。
「これをやっていきたい」
「この方向で動いてほしい」
そんな経営の言葉は、決してそのまま現場の行動にならない。
逆に、現場から上がる声も、
「忙しい」「足りない」「時間がない」では、
経営の判断材料になりきれないことがある。
だからDALUMAXでは、両者の“翻訳者”が必要になる。
❚ 右腕ではなく、橋渡し。調整役ではなく、意図の再構築。
DALUMAXにおける“翻訳者”は、ただの調整役ではない。
・経営者の短いSlackメッセージを「実行プラン」に変える
・現場のモヤモヤを「経営課題」に置き換える
・抽象的なMVVを「行動指針」に落とす
つまり、言葉を読み解いて“動けるかたち”に変える人。
この役割があるかどうかで、会社のスピードも、温度感も、大きく変わる。
❚ 「考えながら動く」ために、間に立つ人がいる
戦略と実務の間には、常に“段差”がある。
その段差を埋める人がいないと、どんなに良い方針も止まってしまう。
DALUMAXでは、この“段差を埋める人”が、何人も存在している。
誰かが描いた「こうしたい」を、
別の誰かが「こうすれば動ける」に翻訳する。
そうして組織全体が、連動しながら動いていく。
“翻訳”がうまくいっているとき、DALUMAXはめちゃくちゃ速い。
❚ 経営が語る未来を、行動に変える言葉にする
たとえば、代表がSlackで書いた「今回は“信頼と尊敬”で判断したい」。
この一文を、ただ流すのか、それとも社内の判断軸に昇華するのか。
そこには、“翻訳”の力がいる。
一段深く理解して、
一段現場に近い表現に落として、
一段下支えする構造を用意する。
それが、DALUMAXにいる“翻訳者”たちの仕事だ。
❚ おわりに
DALUMAXは、まだ大きな組織ではない。
だからこそ、「翻訳できる人」が重要になる。
意図を汲み、言葉にして、行動に変えて、
またその結果を持ち帰って再び言葉にしていく。
経営と現場の間を、行き来し続ける人。
その存在こそが、DALUMAXの進行速度と柔軟性をつくっている。