サイボウズ営業人材開発部の勝沢です。 約1年半ぶりのストーリー投稿となります…！ ご無沙汰しております！

投稿をお休みしている間、社内では営業本部とマーケティング本部の組織再編が行われ、 営業本部長だった栗山がマーケティング本部長になり、代わって営業副本部長だった玉田が営業トップに就任しました。 

サイボウズでは3年単位で全社スローガンを決定しており、今年から2025年までの方針は「25BT “2025 and go Beyond with Trust”」です。 3年後の2025年をひとつのマイルストーンとし、 さらにその先を⾒据えた取り組みを、信頼を⼤切に進めていこうというスローガンです。 

主力サービスである「kintone」は導入社数3万社、売上高100億円を突破しました。サイボウズは「kintone」ビジネスを自社のみで展開しているのではなく、数多くのビジネスパートナーとともにエコシステムを形成しており、「kintone」を扱うパートナー数は400社以上、「kintone」と連携できるサービスは370個以上になりました。 

この数が多いか少ないかは判断が難しいかと思いますが、私から言えることは、このエコシステムこそがサイボウズビジネスの最大の強みであり、最大の面白さであるということです。 

これからの3年でサイボウズはクラウドビジネスの次のフェーズに進もうとしています。 本ストーリーでは、サイボウズ営業が求める人物像についてお話しさせていただきます。 ストーリーの最後にオンライン説明会のご案内もありますので、ぜひ最後までお付き合いください。

◼️サイボウズの営業は何をするのか

サイボウズの営業は法人営業です。 お客様の業種業態は様々で、必ずしも企業向けとは限りませんが、個人に向けて営業することは基本的にありません。なぜなら、サイボウズのサービスはチームで利用するものであり、チームの問題を解決するものだからです。 

サイボウズの営業には、世の中に存在するチームをよく知り、チームに存在する業務とその問題点を知っていることが求められます。したがって、ある業界に深く入り込んでお仕事をされた経験、幅広い業界のお客様を相手にお仕事をされた経験、いずれも非常に貴重なものになります。 

私たちが提案する「kintone」は、それ自体が難しいソリューションではありません。ノーコードで簡単に作れて、サクサクと動くデモをお見せできるため、お客様へのプレゼンテーションがしやすく、その価値を感じていただきやすいサービスです。 

では、何が難しいのかと言うと、お客様の業務課題を分析し、それに合った提案を行わなければいけないところです。 「kintone」をお試し利用してもらったことがある方はご存知だと思いますが、「kintone」は使い始める時にはその中にアプリケーションが1つもありません。モノ売りでないどころか、形が何もなく、「kintone」をどう使うかはお客様次第であり、「kintone」をどう提案するかは営業次第です。 

サイボウズ営業はお客様の理想実現に向けて、形のない「kintone」を形にして提案します。どれだけお客様に寄り添い、課題解決提案ができるかがポイントで、難しくもありますが、自由自在に提案することができる非常に面白い活動です。 

◼サイボウズのエコシステム 

エコシステムとは、企業間のパートナーシップやアライアンスによって収益を生み出すビジネスモデルのことを言います。冒頭で、サイボウズを取り巻くエコシステムこそが私たちのビジネスの最大の強みであり、最大の面白さであると書きました。

皆様は普段営業活動をしていて、取り扱える商材に制限があるせいで、提案に限界を感じたことはないでしょうか。一般的に、ITベンダーであれば様々な商品を取り扱っており、顧客に幅広い提案が行えます。その一方で、自社製品でない商材では、製品の仕様や機能をメーカー側が全て握っているため、中長期的な顧客の要望に応えることが難しくなります。反対に、メーカーであれば、自社製品という強みを持つ一方で、自社製品以外の様々な商材を提案することはできず、結果として顧客の要望に応え切れないジレンマがあります。 

「kintone」を扱うパートナーが400社以上いて、「kintone」と連携できるサービスが370個以上あるということは、私たちができる提案の幅広さ、価値を提供できるお客様の幅広さそのものです。 サイボウズは、自社製品を開発・販売するメーカーでありながら、サービスの柔軟性に加えて、協業できるビジネスパートナーと連携できるサービスの幅広さが武器になり、顧客への提案に無限の可能性を持つことができます。 

また、ビジネスパートナーの存在は提案の幅を広げるだけにとどまらず、日本を代表するITベンダーの営業力や顧客に深く入り込むSIerのコンサルティング力に触れることで、ビジネスパーソンとして大きな刺激を受けることになり、成長に繋がります。 

私たちは、このエコシステムがまだ完成したとは考えていません。皆様のご経験やスキルが加わることで、サイボウズのエコシステムがさらに広がっていくと信じています。 

◼サイボウズでチームワークのプロになる

企業理念である「チームワークあふれる社会を創る」ために、サイボウズの営業はチームワークのプロとして、お客様の問題解決にあたります。その際に活躍するのは我々の製品だけではありません。サイボウズ営業が日々業務を行う上で発揮するチームワークやサイボウズが長年のチームワーク研究で培ったメソッドやノウハウ、研修プログラムもまた問題解決の武器になります。

最近ではサイボウズ社内のチームワーク向上のための取り組みや人事制度の話を聞きたいというお客様が増えており、それを事業化したのがチームワーク総研です。サイボウズが社会に提供できるソリューションの幅が広がっています。

このように、サイボウズで働くメンバーは、チームワークのプロとして、自己研鑽していくことが求められます。この点においても、ぜひみなさまのこれまでの経験や知見を持ち込み、新たな風を吹かせていただきたいと考えています。チームワークを作り出すあなた自身が最高のソリューションになるはずです。

◼皆様へのメッセージ 

この3年間でサイボウズの営業職には多種多様な経験を持つメンバーがキャリア入社し、活躍しています。今後はさらに成長にコミットし、成果を出すフェーズに入ります。サイボウズのサービスが社会にどれだけのインパクトを与えられるのかが問われています。

今、世界中にクラウドサービスが広がり、社会的なDX機運の高まりが様々なビジネスマッチングを生み、サイボウズは大きなチャンスと可能性に満ち溢れています。だからこそ、私たちは共にビジネスを作っていくことができる人材を求めています。 ぜひ、皆様のスキルと経験をサイボウズに持ち込んでいただき、私たちと共に成長するSaaSビジネスのど真ん中を一緒に駆け上がりましょう。 

サイボウズ営業に興味を持ってくださった方は、ぜひ 12月1日開催の営業キャリア採用オンライン説明会にご参加ください。お待ちしています。