小宮(写真左上) 管理部門に所属し、主に経理業務を担当。
佐藤(写真右上) 営業部門に所属し、「攻撃遮断くん」・「WafCharm」のアカウントセールスを担当。
斎藤(写真下) プロダクト部門に所属し、「WafCharm」のバックエンドの開発を担当。
CSCでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、テレワークを推奨した働き方を続けています。これまでと異なる環境の中、CSCのメンバーはどのような働き方をしているのか、部門が異なる3人のメンバーにインタビューしました。
ーーテレワーク中心の働き方が始まって、約6ヶ月が経過しました。まずは、この期間を振り返って率直な感想を聞かせてください。
佐藤:
私自身、テレワークが初めてということもあり、導入前は不安がありました。
テレワークの難しさは、お互い姿が見えない環境で業務を進めるため、誰が何をしているのか見えづらい点です。業務状況が見えづらくなった分、今まで以上に「成果」を意識して業務を行うようになりました。
また、テレワーク導入によって通勤時間等が削減され、より効率的な時間の使い方ができるようになりました。6ヶ月が経った今はテレワークをプラスにとらえています。
小宮:
元々、経理業務では、紙で管理していた書類が多くテレワーク導入は難しいと考えていました。ですが、多少の時間はかかったものの、無事にデータ化を終えて、今ではテレワークでも問題なく業務を進められるようになっています。
また、他部署とのやり取りに関しては、状況が見えない分、難しい部分もありますが、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。
今回のことをきっかけに、書類の管理方法を見直したり、業務環境を整えたり、業務の効率化を図る良いきっかけにもなったと感じています。
ーー各部門におけるテレワーク期間の業務の様子をお伺いしたいと思います。テレワーク期間の営業活動は実際どのようにされていましたか?
佐藤:
営業の業務には、「問い合わせ→商談→受注→フォロー」の一連のフローがありますが、全てテレワークで対応できています。
商談は、あくまでお客様の都合優先ですが、オンラインで実施することが多くなりました。先方のオフィスへ訪問することが少なくなった分、問い合わせを受けたその日に、商談のアポイントが取れるようになり、商談のスピードは上がったと思います。
一方で、お客様先の訪問時は、これまでは営業担当者の人柄や雰囲気づくりで、商談をスムーズに進めることができていましたが、オンライン商談では相手の感情・雰囲気が掴みづらい場合もあり、先方担当者との初期の信頼構築を行うことが難しくなりました。
画面越し、電話越しという限られた条件の中で、より正確に要望をヒアリングし、それに対する正確な情報を提供することがお客様との信頼関係を構築する上で重要であると実感しています。
自身の営業活動の中で工夫しているのは、「オンライン商談時の掴み」です。あえて、こちらの画面の背景に先方担当者の興味を惹くようなものを映すなどして、アイスブレイクが上手くできるように工夫しています。
ーーテレワーク環境下での入社でしたが、入社早々のテレワークは問題なく取り組めたのでしょうか?
斎藤:
入社後早々のテレワークでも、違和感なくスタートを切れていると感じています。
その要因としては、前職でもテレワークを経験し、既に自宅の作業環境を整えていたこともあるのですが、それと共に、CSCの開発チームが、コロナ前からテレワークに対応できる体制を整えていたことが大きかったのではないかと思います。
コーディングなどの個人作業は、自分自身の慣れた自宅環境の方が、集中して業務に取り組めるので特に良いですね。
オンライン会議はGoogle Meet、業務上のやり取りはSlackやChatwork、ソースコード管理はGitHubやZenhub、ドキュメント管理はGoogleドキュメントと、適切なツールを上手く活用しながら、テレワーク下でもチーム内で円滑にコミュニケーションをとっています。
基本的には、チャットなどでのやり取りがメインとなっていますが、必要に応じてオンライン会議も積極的に活用しています。プロジェクトの進捗をメンバー全員に共有する目的で、毎日チーム朝会を実施し、前日のタスクの振り返りや当日の作業予定の共有を行っています。また、仮想ホワイトボードなどを使って絵を描きながら、互いのイメージをすり合わせることもありますね。
また、オンライン上では、なかなかメンバーお互いの考え・思いを共有することが難しい場合もあるため、状況に合わせてオフィスに出社してミーティングを行うこともあります。
ーー今回のテレワークをきっかけに、業務の進め方で大きく変わったことはありますか?
小宮:
テレワークをきっかけに、請求書や申込書などの紙の書類がデータ化され、とても楽になりました。
その他は、特に不自由を感じることは少ないのですが、周囲へ相談する際は、対面の方が楽だなと思うことはあります。自分だけで判断できないこと、疑問に思ったことを出社時のようにすぐに聞くことが難しいため、自分である程度の対応案を考えてから上司に相談し、最終判断を仰ぐ形で進めています。
当たり前のことではありますが、わからないことはまず自分で調べる癖や、最適な方法は何かをまずは自分で考える力は以前よりも身についたと思います。
また、先ほどのコミュニケーションの問題も解消できるように、部署内ではチャットでの「積極的な雑談」を意識的に行うようにしています。テレワークだと、自分だけで抱え込みやすい環境なので、どんな些細なことでも(たとえ業務に関係ないことでも)気軽にチャットで会話することで、コミュニケーションのハードルを下げるようにしています。
ーー最後に、これからCSCで働く方へのメッセージをお願いします!
斎藤:
私自身もまだほとんどの方と直接お会いしたことがない状態ですが(苦笑)、こんな状況だからこそ、他のメンバーと積極的にコミュニケーションをとって、良い仕事をしつつ、信頼を得ることが大切だと実感しています。プロダクトをより良くするために、お互いに意見を出し合いながら、一緒に成長していけるような人と一緒に働きたいと思っています。
小宮:
CSCは、積極的な提案を行うことが歓迎される会社です。だからこそ、待ちの姿勢ではなく、前のめりに目の前のことを自分事として捉えて、変化を起こしながら、その変化を一緒に楽しめるような方と一緒に働きたいです。
佐藤:
CSCは、まさに今、急激なスピードで成長しており、その分、自分たちに求められるものも急激に変化している状況です。そのスピード感に付いていていこうとする姿勢や、そのための努力が楽しめる方はきっと良いキャリアを経験いただけると思います。
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