こんにちは! 株式会社クロス・コミュニケーションの 藤井 です。
今回は2021年5月17日(月曜日)にオープンしたCC LIBRARYについてお話したいと思います。
突然ですが、みなさんはビジネスマンとしてのインプットってどうやっていますか? デイリー業務は日々の活動の中で覚え、自然とアウトプットが出せる流れになっていると思います。 少なくともクロス・コミュニケーションはそう言う会社です。
では自身のキャリアを考えた時のインプットとアウトプットはどうでしょうか? 自身の経験を基に話すと、社会人3年目ぐらいまでは何もしなくとも『やる気・元気・根性』で仕事の質や量はカバーできる方が多いです。 問題はそれからで、4年目ぐらいになるとこれまでの知識と行動量だけでは同僚と結果で差がでるようになります。 ある日を境に契約の件数が落ちたり、クレームが上がったりと上手くパフォーマンスを発揮できなくなる方が多く、これをきっかけに転職する方が目立ちます。 私もこの壁にぶち当たり酷く落ち込み転職も経験しましたが、環境が変わり、気持ちが一瞬リセットされるだけで即戦力として採用されているので求められる結果は同じでまた酷く落ち込む結果となりました。 そこで藁にも縋る気持ちで手にしたのが“本”でした。本には打開策が書いてあるページもあれば、ヒントとなるページもあり、インプットする事がたくさん有り、とても救われました。
元々本を読むこと自体は好きでしたが、社会人になってからは一切読まず、直感だけで仕事をしてきたため、改めて自分の仕事のレベルを知る良いきっかけとなりました。 感覚的に仕事をすること自体は悪では無いですが、中長期的に考えると仕事でのアウトプットが出しずらい方法だと私は思います。
ただ、普段本を読まない人間からすると、本屋でどれを読むか考えること自体ハードル高く、困ってしまうのも事実です・・・
そこで、そんな悩みを解決する「CC LIBRARY」のプロダクトリーダーである人事の佐藤さんにどんな想いで作り上げたのかインタビューしてみました! 佐藤さんと言えば10周年ロゴ制作でもご活躍いただいた方です! ↓↓↓まだ記事を知らない方は是非こちらも合わせてお読みください↓↓↓
早速ですが、「CC LIBRARY」とはどんな制度なのでしょうか? 世界的な名著や長く読まれ続けているベストセラーを中心に、社員の皆さんが自由に読むことのできる書籍を取り揃え、ライブラリ化しました。 当社のクレドの内容にも沿う書籍も含め、ビジネスマンとしてベーシックな知識をつけられるような書籍を選定しています。
「CC LIBRARY」という名称は、その名の通り”CCの図書室”という意味ですが、「ライブラリ」というワードはIT企業の当社では技術職の方には馴染みのあるワードなので、”スキルの書庫”という感覚で捉えてもらえると良いなぁという想いも込めています!
「CC LIBRARY」の立ち上げとなったきっかけはどんな事でしたか? 毎週、人材開発グループでは、富永社長にも同席頂きCCGrpの現状を捉えながら、今後の制度検討などを行っていっています。その中で、「若手社員に向けて会社としてインプットを増やす機会を提供していきたい」という話がきっかけとなりました。
準備をするにあたって大変だった事などありましたか? やっぱり、制度を導入するとなるとその設計部分が一番大変だなぁと感じました。 今回、インプットの機会の提供という事で、それを自身の中に落とし込み、どう実践で活用、応用していけるかという点でレポートを提出してもらおうか?という話も出ましたね。 ですが、読書が強制になってしまうのはちょっとな…あくまでも、自学自習の機会にしてもらいたい、という想いがあって。 最終的には、読書が自身のキャリアを形成する要素の一つとしてあってほしい、という点から、読書以外にも社内や外部の方とのコミュニケーションの中で得た事、セミナーに参加して得た事なども含め、キャリアプランニングの一環という捉え方をしよう、という形にまとまりました。
この制度設計部分では何度も打ち合わせを重ね時間がかかりましたが、ようやく「CC LIBRARY」という形でお披露目する事ができました!
既存の書籍購入補助制度と「CC LIBRARY」との違いってどの部分になりますか? 既存の書籍購入補助制度は、自身で購入したい図書を選択し申請を上げてもらっています。 これまではエンジニア向けの専門書が多かった印象です。
CC LIBRARYの書籍は、ベストセラーのビジネス書などを中心に揃えてあるのですが、ベストセラーはベストセラーなりの意味があると思っています。今回購入した書籍を社会人経験の長い方々に見てもらうと、「これ読んだことある」「この本お勧めだよ」という声がたくさん寄せられました。ビジネスマンとしての基礎知識をつける上で会社として推薦する書籍を取り揃えている、という形で捉えてもらえると良いですかね。
また、この書籍をたくさんの方に手に取ってもらう事で、その内容が社内の共通言語となっていけば良いな、という点も期待しています。それと、Bookリストをスプレッドシートで全社に共有しているのですが、GMの方から推薦頂いた書籍もあり、その推薦コメントも記載して選択の参考にしてもらえるようにしています。
最後に「CC LIBRARY」の今後について何か目標やゴールがあれば教えてください! 継続して運用していく事で、全社的に読書という環境・文化が定着すると良いと思っています。既に読書が習慣化している方もたくさんいますが、積極的に自学自習をする習慣が身に付くと良いですねぇ。
今後、定期的に書籍を追加購入していく予定ですが、社員の皆さんからの要望も受け付けながら推進していきたいと思っています!
ありがとうございました!藤井も陰ながら応援しています!! 大きな本棚を2つ購入したので社内でも浸透させてもっと本の数を増やしていきたいと思います。 もしお薦めの本がありましたら面談時やTwitterのDMで教えてください!
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