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《難問を楽しみ続けたい》「できるかも」と思えばできる! 文系出身ママが挑む #CSエンジニア #社員紹介

「文系出身の非エンジニアでも、お客様に提供するものを自分の手で作れていることが嬉しいです」

子どもがいて、地方に住んでいて、エンジニア経験がない。けれどCSエンジニアとしてマネージャーを任され、バリバリ活躍している2児の母がいます。

今回はフィリピンやインドでの勤務経験を経てスタートアップに飛び込んだ、上杉彬さんにインタビュー!  ストッパー知らずで挑戦を続ける彼女の、働き方と原動力を教えてもらいました。

せっかくなら、面白い方を選びたい!

自己紹介をお願いします!

CSエンジニアの、上杉彬です。今は兵庫県に住んでいて、3歳と1歳の子育て真っ最中です。

スポーツ全般が得意なので、産後は体力をつけたくてボクシングを始めました。どうせやるなら、筋トレより楽しそうだなと思って。身体を動かすうちに産前の体力が戻ってきた感じがして、仕事や子育てにいい影響が出ていると思います!

どんなキャリアを歩んできたのですか?

新卒では「行きたい会社も業界もよくわからないけれど、勉強なら頑張り方がわかる!」と思って公務員試験を受け、地元の町役場で勤務することになりました。

小さな自治体だったので業務は幅広く、量も多くて、3つくらいの係を兼務していました。いろいろあった仕事の中で姉妹都市からの学生の受け入れを担当したのをきっかけに、海外の人との関わりに興味を持つようになって。海外で働く日本人はたくさんいるし、成長できそうで面白そう!と感じたので、TOEIC500点くらいの英語力でセブ島(フィリピン)に飛び込みました。

セブ島は日本からのアクセスが良いため、日本の留学生がたくさんいる場所です。そのせいで、海外にいるのに日本人とばかり話していることに気づいて……。せっかくなら海外の商習慣を経験できる仕事の方が面白いだろうと思って、インドに行きました。インドの求人はあまり人気がなくて、サクッと転職できたんです(笑)。

インドではインド人向けに小規模ローンを提供する金融会社で、財務経理や管理会計のお手伝いをしたり、インド人の部下を教育したりしました。印象に残っているのは、インド人独特の積極的だけどアバウトなコミュニケーションですかね。期待通りのストレスを感じてたんですけど、段々とそんな理不尽も楽しんで受け入れられるようになりました。心が広くなったかな(笑)。

クラフトバンクとの出会いのきっかけは?

兄から、クラフトバンク非常勤監査役の佐々木さんを紹介してもらったことがきっかけです。

そのころはコロナ禍でインドが封鎖されてしまったため、私は帰国してリモートワークをしていました。その間に結婚と出産をしたこともあり、ポストコロナはさすがに日本で暮らそうと思って転職活動を始めたんです。

でも、私の経歴ってちょっと特殊なのであんまり需要がなかったし、需要があったとしても「海外経験あるならいっぱい出張してほしい!」って言われちゃうので、子どもがいると無理で……。大苦戦していました。

そんな悩みを兄に相談してみたところ「SQL書いたことある?」と、クラフトバンクのCSについて教えてもらって。カジュアル面談でCHROの岩本さんとお話しするうちに、価値ある事業をしているなと感じましたし、何より事業にかける熱い想いが伝わってきて、絶対成長できる会社だと思いました。

選考では、佐藤暖さんが言っていた「僕らは事業にしか興味がない」という言葉が印象的でしたね。言い方は清々しいまでに尖っているけど、だからこそ実際にゴリゴリやっているんだろうなと信用できると思いました。

実はフィリピンでベンチャー企業の難しさを経験していたので、正直最初は「いや〜、ベンチャーかぁ!」と内心ドキドキしていました。でも、意外と小さいお子さんのいるメンバーや経営陣が多いと知って安心しましたし、一緒に働くのが楽しそうだと感じて入社を決めました。

非エンジニアでもモノづくりができる喜び

入社後は何を?

CSエンジニアとして、CBOの拡張機能を活用した経営レポート作成をしたり、チームのマネジメントをしています。SQLやGoogle Apps Script(GAS)を使い、お客様の要望に合わせた成果物のカスタマイズが主な業務です。同時に、お問い合わせ対応など、お客様とのやり取りも担当しています。

提供している「クラフトバンクオフィス」はカスタマイズの幅が広いサービスです。しかもSQLやGASの書き方にいろいろなアプローチがあるので、CSエンジニアの仕事は標準化したり最適解を見つけていくのがすごく難しい。だけど、複雑な計算式やカスタマイズを反映できたときの達成感は、難問を解いたときのような喜びがあります。

それに、一緒に働くCSメンバーから「上杉さんの作ったレポートが好評だった!」と言ってもらえると、お客様の喜びが伝わってきてやりがいを感じます。文系出身の非エンジニアでも、お客様に提供するものを自分の手で作れていることが嬉しいです。

働き方はフルタイムですが、兵庫からフルリモートで勤務しているので、育児との両立も十分にできています。朝は子供を保育園に送り、その後すぐに朝のミーティングに参加。夕方18時に子供を迎えに行って、寝かしつけた後か翌朝早くに仕事を再開することもあります。

私は自分に負荷がかかっている状況の中で成長するのが好きなので、比較的ゴリゴリ働きたがるタイプなんです。こういうフレキシブルな働き方を認めてくれる会社だからこそ、のびのびやれていると感じますね。

クラフトバンクで働く面白みは?

「やりたい」と言えばやらせてくれるなど、成長機会をもらえるところです。例えば、チームのマネジメントを任され始めた頃にGASの勉強会を企画・実施させてもらいました。

GASは提供する成果物へのデータ取得を即時実行できたり、LINEやメールへの通知を自動化する仕組みを成果物に反映できるなど、幅広くお客様の要望にお応えすることができるツールです。より高度な成果物を、チームみんなでお客様に提供できるように、業務委託の方に講師を依頼して効果的なスクリプトなどを教えてもらいました。

GASは初めましてのメンバーも多かったのですが、みんな「へ〜!」といい反応で聞いてくれて、配列の考え方やスクリプトを理解できるようになりました。成果物作成の幅がかなり広がり、今ではメンバーの多くがGASを使って何か改善できないかと日々の業務に活かしています!

それと、自由に意見を言い合える環境も魅力です。CSの定例やチームごとのミーティングでは聞きたいことを聞けるし、役職に関係なくそれぞれのメンバーが思っていることをしっかり発言しながら、一番いい選択肢は何かな?と考えられる雰囲気なのがいいですね。

難問を楽しんで解くから成長できる

どんな人が活躍できると思いますか?

難しい課題に直面したときに「無理!」と思わず「できるかも!」と思える人ですかね。

CSエンジニアの仕事は、お客様ごとのカスタマイズ要望に応えるため、常に新しい課題に直面します。サービスの新機能をキャッチアップして、すぐにお客様の要望に対応するスピード感も求められるため、ついていくのは結構大変です。

でも、そういう場合にも前向きに捉えて挑戦できる人の方が、解決できる確率が高いと思うんです。機能理解のためにリリースのたびにテスト環境をたくさん触ったり、周りのメンバーに相談したりしながら頑張っています。

あとは成長意欲があって、変化に対して柔軟に対応していくのが得意な人。プロダクトが進化していくと、CSの仕事に求められる要素も変わってくるのを実感していて。業務の形や担うべき役割が変わっても適応できる、思考しながら業務を推進できる人が活躍し、成長を感じられる環境だと思います。

最後に、読者へメッセージをお願いします

私が働く上で大事にしているのは、「楽しめるかどうか」です。仕事をしていると大変だと感じることもあるけれど、それを乗り越えた先に「できた!」「成長した!」という喜びが待っていると思うんです。

チームのマネジャーとして、一人ひとりがやりたいことに取り組めるチームづくりに力を入れていますので、一緒に楽しく成長できる方とお会いしたいです。ちょっとでも私や会社やサービスに興味を持ってくださったら、ぜひカジュアルにお話しさせてください!


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