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みなさん、こんにちは!
COUXU株式会社バックオフィスを担当している先浜です。
マレーシアの大学卒業後、22年10月にCOUXU株式会社に入社、趣味はサウナです!
COUXUは、“自分の人生を豊かにするために何が大切なのか”を第一に考え、その上で、メンバー一人一人の“やりたいこと”を会社が応援してくれます。
みなさんに少しでもCOUXUのメンバーや社風等を知っていただくため、今回は、CFR国内(Couxu Fans Rising)の安藤 駿佑さん にインタビューをしました!
COUXU株式会社
弊社は日本企業と海外バイヤーをマッチングするプラットフォーム「セカイコネクト」を運営しています。現在は世界29ヶ国、約2,000社の海外バイヤーとのネットワークを保有しており、
約180社の日本企業様にご利用いただいています。
CFR国内
国内の企業が自社のみの力で海外企業への営業活動ができるようサポートするカスタマーサクセス職です。開拓した国内企業と、海外企業のマッチング役になります。弊社のVision、“母国以外に友人でありビジネスパートナーを作る”を体現している重要な部署です。
安藤 駿佑さん
海外留学経験後、新卒でCOUXUへ入社。CFC(国内営業部)で約1年間活躍後、部署異動でCFR国内で営業経験を活かしながらカスタマーサクセスを担当しています。弊社で半期に1回行われるイベント「We are COUXU」にて新人賞を受賞されました。
【Q.今やっている業務内容を簡単に教えてください】
安藤さん
簡単に言うと、 日本の中小企業の海外営業コンサルみたいなことを行っています。基本的には、海外ビジネスが初めての日本企業に対して、提案資料、営業フロー、商談の通訳、貿易実務も含めて、トータルサポートをしています。
先浜
顧客は社長が多いですか?
安藤さん
企業の大きさによるんですけど、中小企業ってどうしても社員数が少なかったりして海外ビジネスを社長がやるケースが多いので、社長相手に教えるっていうこともよくありますね。
先浜
ちなみに安藤さんは今、何社くらい保有しているのですか?
安藤さん
現状で言うと、引き継ぎも色々あるので、今後は3,40社になっていくって感じですね。40社を超えるかと思います。
先浜
1社ごとに扱っている商品が違うと思いますが、それぞれに対して自分で考えながら別々のアドバイスをしているんですか?
安藤さん
確かに商品ごとに最終的な販売先はもちろん違うのでアドバイスは変わってくるとは思うのですが、営業の根本的な考え方はやはり一緒です。
海外に対しての考え方も、日本企業でありがちなのが「海外だから」みたいな買い方。「海外だから」というよりかは、日本の国内営業でやっていることを海外にどう適用するか、みたいなところも結構あると思います。
海外だからフローが変わるかっていうと、貿易実務のところはやっぱり変わってくるんですけど、営業でやっていることは基本的にそんなに変わらなくて。なぜやっているのか、何をやっているのか、どうやっているのかっていうところを伝えていく営業活動だったり、あとは営業活動していくにあたって、どれくらいメールを送って、どれくらい反応があって、どういう改善が必要なのか、みたいなところは、別に国内だから海外だからって関係なく営業でやっていくことだと思います。
商品ごとによって営業を変えていくのかに関しては、自分がこの会社の社長だったらっていう視点で活動しています。そこから、例えば美容系だったらブランド力がいるとか、 食品だったらサンプルを使ってもらったときに味が合うか合わないかっていうのも大事だとか、化粧品で言うと例えば現地の湿度はどうなのかとか。現地での消費者目線で考えたときに細かい点での違いはやっぱりあるので、そういう情報やフィードバックをどうやって取りに行くかとかは、何の商材だからって関係ないと思います。
ベースは一緒で、そこからどれだけ細かい点にフォーカスしていくかっていうところだと思います。
【Q.CFRではどのような方が活躍できますか?】
安藤さん
自分も元々COUXUの国内営業にいたのですが、COUXUの強みって、国内営業が一番強いところだと思います。
営業経験を積んでいくことで、自分がどう営業してきたかを日本の企業さんに伝えられるっていうことは、やっぱり資質になってくるので。営業経験がない中で、初めて日本の企業さんに何かを教えるっていうのはなかなか難しいです。
例えばCOUXUのサービスで言うと、セカイコネクトって主にメールを中心に提案をしていくのですが、実際に何で引っかかってもらうのかというと、まずタイトルなんですね。そのメールを開封してもらえるために工夫したタイトルにしているのかという。これまで国内営業で、例えばメルマガ配信の開封率どれぐらいなのか、開封率からコンバージョンはどれぐらいなのか、みたいなことを管理していたからこそ、 そのフローで何が大切なのかも段階的に見えてきたんだと思います。それってもちろん学ぶだけでも全然できるとは思うのですが、やっぱり営業ノウハウがないとなかなか難しいです。
中小企業も社長相手に話せるかと言われると難しかったりってことはあると思うので、やっぱりある程度の言語力ももちろん大事だとは思うのですが、それよりも営業ノウハウをしっかり教えられるかが重要かなと思います。
先浜
英語よりもノウハウの方が割と重要、ということですか。
安藤さん
英語に関しては、例えばCFRのディビジョンマネジャーは英語が話せません(笑)。それでも日本企業へのアドバイス、営業のコンサルはできています。それは、ディビジョンマネジャーが元々営業にいたこともあるからそういうことを教えられるのは絶対にあると思います。国内の中小企業が海外に向けて営業活動していく。その基礎を作り上げるところが、最初のスタートだと思うんですよね。
サプライヤーを見ていてもわかるんですけど、例えばLINEグループを作った時にdeeplという翻訳ツールを入れたりしていて、正直今、英語って喋ろうと思えば喋れるんですよね。でも、例えば日本語喋れるから営業うまいかって、それだったら日本人全員営業マンになれてしまいます。それは多分違うと思うんですよね。
営業のロジックや考え方がベースにあって、そこにプラスアルファして言語でどうやって伝えていくか。言語の伝え方は、話せるのかとか、チャットでどうITツールを使うのかも含めて…手段っていくらでもあるのかなって思います。
英語や今日本企業が抱えている「海外とだから何か違うことしないんじゃいけないか」いう考え方よりも、まず営業をきっちりやっていく必要があるのがセカイコネクト会員の中での課題だと自分の経験では思います。
企業によっては、もう営業力はあるのであとは言語、ということももちろんあると思うのですが、ただどうしても中小企業ってなってくると、やっぱり難しかったりします。
食品関係の企業が特に多いと思うんですけど、ルート営業が大半で新規営業をあまりしてないときに、海外で新規営業をやるとなると、そもそもの経験がないからどうやって提案したらいいかわからない、みたいなことって結構あるのかなと。なので海外開拓って新規営業の一貫だと思うんですよね。だから新規営業力があまりない企業が多いのだと思っているので、 そもそも基礎を鍛えていくのは重要かなとは思っています。
先浜
候補者で割と多いのが、「日常会話レベルの英語しかできないんですけど」「ビジネスで英語を使ったことがないです」みたいな言語の相談なんですよ。それよりも、やはり営業ノウハウが重要になるんですか。
安藤さん
僕はそうですね、そこが大事かなと思っています。
英語って、正直COUXUに入ったら嫌でも英語でやっていかないといけないと思うんですよね。どうせ英語を勉強しないといけない環境なんで、多分それで身につくものだと思います。
で、COUXUって、ネイティブレベルで話せるCFR国内がいるかっていうと、多分、ゼロです(笑)。
先浜
言い切りましたね(笑)。
安藤さん
外国人の社員以外は英語力が高いかって言うと、僕も含めて言語力は全然あるわけじゃないので、ビジネス英語ができる人がCOUXUにいるとも正直思えない。
ビジネス英語って、そもそも何かっていうところから始まると、多分一生終わらないと思うんですよね。国連英検みたいなのがあって、国連で話すためにその英検を取って初めてビジネス英語なのか、ってなってしまうじゃないですか。何をもってビジネス英語って言うのかって結構難しいです。そもそもバイヤーも英語がカタコトのパターンが多いので、 「ある程度英語できた方がいいですよね」「ビジネスネイティブに近い方がいいですよね」というのはあるかもしれないんですけど、相手もセカンドランゲージの中で、相手に伝わる言葉のチョイスをする。これが大事かなと思っています。
例えば、難しすぎる専門用語をネイティブしかわからない言語でベトナム人に言ったところで、コミュニケーションが取れなかったら意味がないと思うんですよね。先方の人がどれぐらいのレベルの英語を話すのかに合わせる必要もあるので、言語力はもちろんあるに越したことはないんですけど、 日常会話程度から始めるっていうのでも全然最初はありかと思います。
ただ、商談前はもちろん一緒に提案する企業の資料を読み込んで、どういう単語が使われているかとか、例えば食品業界だったらどういう成分があって英語でなんて言うのかとか、事前に調べて商談に対して準備できる力があれば、全然ビジネスレベルじゃなくてもいいかなと思います。
【Q.1日の業務の流れを教えて下さい】
安藤さん
最近はCFRの一般的な仕事、例えばクライアントとのミーティングやクライアントが発生させた海外企業との商談が定期的に入ることが基本としてあります。あとは新規のクライアントが入ってきたときに、その企業の資料作成や提案準備を手伝うようなミーティングもよくあります。自分の場合は、それに加えて別のプロジェクトを同時進行してたりもあります。
昨日のスケジュールで言うと、9時ぐらいから今ベトナムで進めているtoC向けの営業企画をやって、そこからクライアントの商談の代行というか、商談を獲得しに行くっていう営業活動をしました。
11時に沖縄のビール会社さんと定期ミーティングをして…そのクライアントさんはセカイコネクトとかの提案にあまり時間を使っていない企業さんなので、提案させるというミーティングをしています(笑)。
12時に、自分はマネジャーではないのですが、CFRのマネージャーミーティングに入ってマネージャー陣と弊社の代表とミーティングをして、今ある課題とそれに対するソリューションをまとめていきました。
そこからまた代表と朝考えてたtoC向けの企画を話し合って。自分の場合は特別なのですが、別部署の話もして、その1時間後に別部署のマネージャーや社長とミーティングをして、また課題と今後の方針を考えていきます。
今ちょうど海外に行く予定になっているので、渡航の状況確認をしつつ、引き継ぎの定期ミーティングをやってると、もう18時になると(笑)。
【Q.COUXUで働く中で、楽しさはなんですか?】
安藤さん
例えばマネージャーでもないけどマネージャーミーティングに入れてもらって、その外国人マネージャーと弊社の代表の調整役みたいなのも任せてもらってたり、通常業務とはまた別にtoC向けのプロジェクトを代表と進めていたり、そういう任せられてる、頼られてる部分の業務をしっかりこなせていけるのは、嬉しいことの一つでもありますね。
CFRの業務で言うと、最初に提案をしていく中でなかなか返信がないような企業さんがあるんですけど、じゃあ実際それのどこが悪いのかというのを定期ミーティングで課題を炙り出して、一緒に変更と実行をする。次の定期ミーティングまでに、例えばメールの返信率が上がったとか、BF(日本企業と海外企業の最初の商談)が組めたとかがあれば、自分のアドバイスでちょっとずつ一緒に成長していく達成感があるかなと思います。
先浜
COUXUのビジョンを体現できた具体的なCFRの業務はありますか?
安藤さん
なるほど、「母国以外に友人でありビジネスパートナーを作る」ですね。
元々国内営業をしていた時に、 お酒の営業がメインだったんですよね。それで、CFRに移ったばかりなのですが、たまたま今タイのバイヤーさんでお酒を扱っている企業さんと話していて。元々日本でお酒の営業ばかりしていて、今また海外でもお酒を探しているバイヤーと繋がれたみたいなところは、「母国以外に友人でありビジネスパートナーを作る」ことができているのかなと。
あとはここから自分が国内営業にいたときにとってきたクライアントをお酒の企業さんと繋げて、それで輸出が成功できれば完全にビジョン達成できるんじゃないかなと思っています。
先浜
自分が営業でとってきたお客さんをバイヤーさんに提案したいと。商品のことをしっかりわかっていて、やりやすいところもありますよね。
安藤さん
逆に言うと、自分がとってきたクライアントさんなので、成果を出さないといけないプレッシャーはもちろんあります。
【Q.新人賞受賞の背景について】
安藤さん
良かったなと思うのは、最初から社長と結構意見が合わなくてバチバチ議論していたこと。いっぱいあったなと思うんですけど…
先浜
そうなんですか!?(笑)
安藤さん
その中で意見を出し合ってお互いをある程度理解できた上に、国内(部署)だと社長とコミュニケーションする機会が多かったので、自分がやりたいこと、やれることを増やせたような。その鍛えられる環境で色々学べたからこそというのはあると思います。
【Q.部署移動について】
先浜
元々国内(部署)にいて、今CFRに移られましたよね。そのときからCFR部署に行きたいと思われていたんですか?
安藤さん
はい。留学していたことが多かったので、やっぱり海外に対して何かしたいなっていうのがずっとあって。国内営業ってどうしても海外と接点が少ない部署ではあるので、その接点をもっと増やしたいなと。それを社長とかと話して、今ある営業ノルマっていうのを2ヶ月で達成できれば移すっていう話で頑張れました。
国内(部署)に関しては、やっぱり営業力が一番の強みだと思っているので、そこで国内メンバーと営業について真剣に学べた経験は、今のCFRの中で活かせていると思います。
先浜
カスタマーサクセスの部署でも営業経験やノウハウはあった方がやりやすいと先ほど仰っていましたよね。
安藤さん
そうですね。COUXUは営業力が一番の強みかなと思ってます。
先浜
どういう時に思いますか?
安藤さん
COUXUが何で成長してきたかというと、バイヤーからの依頼をとる海外の新規営業・新規開拓をしている一方で、国内の海外ビジネスを始めたい企業を新規開拓をするのを常にやっているんですよね。それでCFRってどういう部署かっていうと、その国内の商品を海外に向けて売るという作業なので、これもやっぱり新規営業の一つに入ります。
社長が元々ガチガチの営業マンで、その営業力が半端ないので、それが体現された会社だからこそ、営業力っていうのが一番の強みかなと思います。
【Q.将来的にCOUXUでやりたいことやこれから力を入れたいことはありますか。】
安藤さん
今自分主導で進めているプロジェクトで、海外の消費者をどう開拓するかを社長と一緒に取り組んでいて、少し前にeスポーツイベントを開いたんですけど。それを海外でも開いていくことで、消費者に対してアプローチできるチャンネルっていうのをイベントベースで開催していくことを検討しています。
今COUXUのサービス自体はセカイコネクトを通してtoBがメインですけど、消費者がその商品をどう思うのかというところは、食品や美容系で必要だったりするんですよね。現地での食習慣や気候がどうなのかも含めて、消費者がどういうものを嗜好するのかって重要なことなので。toBだけじゃなくてtoCに向けたチャンネルを作っていくことができれば、COUXUが海外に対して両方の戦略を提供できる環境作りっていうのが今やっていきたいことの一つかなと思います。
先浜
ありがとうございます。ちなみにeスポーツはapexですね(笑)。
【Q.未来のCOUXUのメンバーに向けてのメッセージを教えて下さい!】
安藤さん
CFRに絞って言うと、 海外ビジネスってなるとどうしても言語力がものすごく必要で、例えば商社とかに入るのは結構やっぱハードル高かったりすると思うんですね。それに対してCOUXUとしてできることは言語のサポート。自分たちができるわけではないんですけど。
ベンチャーのいいところの一つとして、自分で学びながらできるところがあります。なので、営業力はあるけど言語の部分にちょっと不安がある人は、どんどんチャレンジしていくっていう。チャレンジ精神と学ぶ事に対する好奇心が旺盛な人がCOUXUで成長できると思っています。
自分に難しいかなっていうゾーンって一番学べるフィールドだと思うので、コンフォートゾーンから出て戦いたいって人は、CFRに来てもらえると活躍できるんじゃないかなと思います。
先浜
ありがとうございました!
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