なぜCougerはトークンエンジニアリングコミュニティを進めるのか?ブロックチェーンプロジェクトにおいて重要なのは結局“ユーザー体験” | 【11/23緊急イベント開催!】
TET(Token Engineering Tokyo)とは
ブロックチェーンの「トークン設計」の側面に重きを置き、ゲーム理論や心理学、暗号学といった学問を応用した、最先端のトークン設計に関するディスカッションの場として開催しています。
そのため、ブロックチェーンの基礎的な内容は理解した上で、「どのようにサステーナブルなブロックチェーンプロダクトを作っていくか」を議論する中級者向けのイベントになっています。
第一回目はこんな感じでした
なぜ今トークンエンジニアリングなのか?
様々な仮想通貨が誕生したと同時に、多くのブロックチェーンサービスが生まれました。しかし、未だにサービスとして、大きく成功したプロダクトはほとんどありません。
10月に出された、コンサルティングファームEYのレポートには「ブロックチェーンのプロジェクトには進歩がほとんどない」というような事が書かれています。
2017年から大きな盛り上がりを見せていた数多くのICOプロジェクト、「トークンを発行すれば大量の資金調達ができる」という状況に、多くの企業が殺到していました。
しかし、何かのサービスにトークンを取ってつけたようなサービスは既存のサービスを代替するほどの力にはなりえず、多くのプロジェクトが上手くいっておりません。
そんな中、欧米を中心にブロックチェーン事業を成功させるための、”インセンティブ設計”が注目され始め、様々な視点からトークンエンジニアリングの手法が議論されています。
Couger 石黒が中心となって進めるToken Engineering Tokyo
CougerでChief Blockchain Architectを務める石黒はenterprise ethereum allianceの日本支部代表も務めています。そのため、多くのブロックチェーンプロジェクトのユースケースをみてくる中で、どのように社会実装を進めるかを考えております。
ブロックチェーンの技術的な課題の解決方法はシンプルに2つあります。
- 技術そのものをアップデートする
- ブロックチェーンと相性の良い形でサービスを設計する
TETは2に関する議論をおこなうコミュニティです。ブロックチェーンの得意な事・不得意な事を理解した上で、どのような設計をすれば、ユーザーが自律分散的に動いてくれるのか?ゲーム理論や心理学、暗号学などの技術を組み合わせて、考えています。
結局、ブロックチェーンプロジェクトに必要なのは価値ある”ユーザー体験”であり、自律分散型のエコシステムにユーザー視点は欠かせません。
Cougerはドイツ発ブロックチェーン企業、Ocean Protocolとの連携を通じて、日本でのトークンエンジニアリング活動を広げています。
11/23(金祝)今年のDevconで話題になったKickbackより、井上氏が来日&登壇!
TET#3の受付開始中
https://peatix.com/event/571331/view
申し込み方法はこちらに記載してあります。