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【プロフィール】
松井佑樹
2015年6月入社。前職では、放送業界でモバイル事業のディレクションを経験。現在は、ディレクターとして「ママリ」事業の統括を担当。
「世の中をもっと便利にしたい」
「世の中をもっと大きく便利に変えたい」。
その思いでキャリアを選んできましたが、なかなか自分の思い描くスピード感にマッチする職場は見つからず。歯がゆさを感じていました。
若い大事な時期に、思いっきりエネルギーをかけることができる対象と環境を常に求めていました。
人の生活を変えられそうだと、夢がふくらんだ面接
そんなとき、以前からの知り合いだったCTOの島田と再会。島田から社長の大湯に紹介され会話をする中で、コネヒトへの入社を決めました。
当時、スマホを使った「ママ向け、妊娠・出産領域」には強いプレイヤーがいませんでした。絶対的王者不在のこの分野で戦うことができることは、チャンスだと感じました。
大湯とのディスカッションを通じて「人の生活を変えられそうだなぁ」と夢がふくらんだことを覚えています。
ママリに感じた可能性
コネヒトを知る前から、妊娠・出産・子育ての領域には、役所の手続きや病院予約など、解決し切れていない「不便さ」が多く残っていると感じていました。
Q&Aアプリ「ママリQ」を使う中で感じたのは、そんな不便さを消し去る可能性です。
(事務的な質問はもちろん、ユーザーが今まで外側に出すことのできなかった精神的な不安や悩みも多く投稿される)
かつて航空業界で「LCC」ができ、移動コストが下がったことによって、人の可能性の幅・思考の幅は大きく広がりました。それと同じことがママリで実現できると感じたんです。
社長と2人きりのビジネスチーム
そんな期待感を持って入社したコネヒトでしたが、最初の3ヶ月間は仕事以外の記憶がまったくありません。
当時僕は6人目の社員で、ビジネスチームは社長と自分の2人きりでした。もちろん人手は足りておらず、本業であるディレクター職はもちろん、採用も、経理も、編集も。すべてが僕の仕事でした。
「自分ががんばらないと会社が死ぬ」
衝撃だったのは5人の先輩社員です。ただでさえ優秀な人材が、段違いのスピード感と気迫を持って仕事をしている。自分が今までいかに仕事に対して中途半端だったかを思い知りました。
「ここでみんなについていけなかったら、多分この先もずっとダメだ」。痛いほど危機感を感じたことを覚えています。
「自分ががんばらないと会社が死ぬ」。そんな思いで毎日働いていていました。必死でした。
仕様定義のない世界
コネヒト入社当初感動したことがひとつあります。それは、仕様書なしにissueが進行することです。*
前職では、サービスの仕様を変更するためには、仕様の定義に2週間、ブラッシュアップに1ヶ月かかっていました。それがコネヒトでは「朝起案して、日中作業、夕方リリースして、夜反省」。圧倒的なスピードでサービスを改善していけるということにワクワクしました。
仕様定義が必要ないということは、エンジニアとディレクターが言葉なしにサービスに対する認識を共有できていることを意味します。メンバー全員が日夜サービスのことを考えていなくては実現されない奇跡のような空間が当たり前にあったんです。それだけ僕たちは「ママリ」というサービスに真剣でした。
(*正社員数が30名を超えた2017年6月現在は、さすがに仕様定義の時間を設けています。サービス規模拡大にあわせてissueの数が増え、整理が必要になったためです。それでも仕様定義は1〜2日で終え、2週間後には新しい機能をリリースするスピード感を保っています)
15人のママスタッフがくれた気づき
僕がコネヒトに入社してから、ちょうど1年が経ちました。
この1年で社員数は二倍になり、2人だったビジネスチームも7人に増えました。入社時10人だった部下はさらに増え、現在は15人のママ編集・ライタースタッフと一緒に仕事をしています。
毎朝チームごとにミーティングを行い、進捗を共有するほかは、現場の仕事はなるべくメンバーに任せるようにしています。
ディレクションする中で、過度に管理しなくても僕には予想もできないようなやり方で、ママスタッフが自発的にポジティブな動きをしてくれることに気づいたからです。
例えば、SNS担当のチームではママスタッフが提案した「Eテレ」の特集記事がFacebookを中心にヒット。番組ではなく、チャンネル全体に注目した記事を作る発想は僕にはありませんでした。
ママであることを活かした発想がサービスの拡大を生んでいます。自分では決して考えつくことができないようなママスタッフのアイデアや気づかいに、敬意を持って働いています。
ママリでなくてはできないことがある
現在ママリは、年間に出産する女性の10人に1人が会員登録をしている業界最大規模のサービスになりました。
僕自身、地元の同級生など出産した友人から「ママリ使ってるよ!」と言われるたび「ああ、大きくなったんだなあ」と事業の成長を感じます。
世の中をより便利にするための情報を届け、日本の家族の生活をポジティブに動かす。
ママリを通じて、僕たちは世界をもっと便利に変えることができる。そう確信しています。
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