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こんにちは。コムスクエアで営業をしています小林です。広告代理店から転職し現在コールトラッカーというクラウドサービスの提案営業をしています。
これからコムスクエアで働くかもしれない人に向けて、なぜ転職をしたのか、転職して自分の仕事の仕方がどう変わったか、などを書いていこうと思います。
■なぜ転職をしようと思ったか
私は以前、広告代理店に勤務しており、大手企業を担当する営業としてやりがいを感じることもありました。
しかし、広告代理店はあくまで「代理店」であり、同様のサービスを提供している企業は多く、価格でしか差別化できないことや、自社でサービスの改修ができないため、クライアントの要望に本質的に応えられない場面が多いことに限界を感じていました。
よりクライアントの役に立てる提案ができる営業に成長できるよう、そうした環境に転職したいと考えていました。
■どんな企業に転職しようと思ったか
当時、営業の限界にはさまざまな要因があると思いましたが、大きな要因は「自社でサービスを持たない代理店」であることだと考えました。
その時点では想像に過ぎませんでしたが、自社で開発したサービスを保有する企業であれば、費用だけで比較されることなく、クライアントの要望に応じて自社でサービスを改善し、より的確に応えることができるのではないかと考えました。
加えて、それまでの営業経験は無形サービス(広告)でのものでした。そのため、無形サービスを扱う企業、さらに中長期的に成長が見込めるIT系サービスを提供する企業、かつ自分の経験に合う規模の企業という条件まで絞り込んで、転職活動を始めました。
■コムスクエアに内定をいただいた
面接時には、正直にIT経験がないことを伝えました。しかし、「IT経験よりも、マーケティング経験がある人の方が価値がある」「営業職なのでパーソナリティやマインドを重視する」というお返事をいただいたことを覚えています。
その後、無事内定をいただき入社しましたが、結果的にコムスクエアは、当時応募していた企業の中でも最も希少性の高いサービスを扱っており、その意味では最良の企業に入社できたと感じています。
■実際に営業がどう変わったか
広告イメージに対する要望はそもそも「できる」とも「できない」とも言えないものが多く、とりあえず「できる」と応える癖がついている状態でした。営業としては正しい姿勢とも言えますが、本来できることとできないことを整理し、できないことはこうすればできる、という提案が必要です。システムツールは非常に具体的なサービスなので、そうした提案ができるようになりました。
前職では上記のような理由で、交渉のプロセスの途中でも「できない」と言うことに対して恐怖感があり、そのため却って折衝が難航することなどもあったのですが、そうしたこともなくなり正しい折衝ができるようになりました。
広告イメージに対する要望はクライアント側も判然とせず、とりあえず制作してみないと話が進まない場合が多かったので、初回ヒアリングの重要性を意識できていない部分がありました。システムツールの場合、具体的なことの積み上げとして先方の要望があるので、できるだけ速い段階で詳細にヒアリングして要望をイメージする必要があり、初回ヒアリングがとても重要です。それを意識する中でより高いヒアリング能力も身についたと感じています。
■営業として成長したい方へ
今回書かせていただいた内容を振り返ると、特にどの業種からの転職だから、ということではなく、根本的に自分が営業として不足していた部分を鍛えられたのだと感じます。
ただ、やはり自社でサービスを持っていることや、論理的思考を重視するコムスクエアの社風、そして先輩からの教育のおかげで、自分が成長できたことは間違いありません。
営業として成長を望む方は、ぜひ一緒に働くことで、自身の成長も実感できると思います。