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【社員インタビュー】コンサル会社から事業会社へ。地域コンサルタント 東海林にインタビュー!

こんにちは!採用担当の雫です。

今回は、地域プロデュース事業部に7月に入社し、地域コンサルタントとしてすでに最前線で仕事をされている東海林さんにインタビューを行いました。

東海林さんは、新卒で愛知県庁にお勤めされ、その後、コンサルティング会社で観光地および中央省庁の観光領域における戦略立案、マーケティング支援をされた経験をお持ちです。

是非、彼のインタビューをご確認ください!

一貫した観光領域でのご経験をお持ちですが、観光に興味を持ったきっかけを教えて頂けますか??

もともと観光に興味を持ったきっかけは、東日本大震災でした。当時の私は高校を卒業したタイミングで、仙台の大学に通う予定でした。入学直前の2011年3月に被災。大学に通う傍ら、何かできることはないかと考え被災地ボランティアに参加していました。

ボランティア活動の中で、復興が進み、徐々に人が訪れ地域が元気を取り戻していく過程を最前線で見てきました。地域の魅力を伝えるような復興キャンペーンが行われることで、観光客が訪れ地域が賑わうと共に、地元の人たちにとっても自分の地域の魅力を再確認していく。

そんな姿をみて、”観光”は、訪れた人を喜ばせるだけではなく、そこに住む人たちにとっても重要な存在なのだと、考えるようになったのがきっかけです。

前職でのご経験はどのようなことをされてきたのでしょうか。

観光への想いを、自分の地元である愛知で活かしたいと考え、新卒では愛知県庁の職員となりました。面接でのアピールの甲斐もあり、地域政策の部署に配属となりました。

最初の配属は予算編成の仕事をしていました。現場っぽい仕事ではありませんでしたが、なかなかやりがいのあるハードワークでした。

その後、上司の推薦もあり、実務の専門的知識の習得のために1年間の研修派遣制度を利用し、公共政策大学院で学びました。ここで、観光地経営をテーマに修士論文を執筆しました。

県庁に戻ってきてからは企画の仕事へ。観光振興施策の企画立案、観光戦略の改訂、観光統計調査の設計・実施、愛知・岐阜の広域プロモーションを担当しました。

特に注力したのは、観光デジタルマーケティングの新規施策立案及び実施でしょうか。

キーワードは“観光施策をアナログからデジタルへ”。今までアナログ媒体に頼っていたプロモーションにデジタル広告を活用し、視聴者傾向の分析を可能にしました。また、観光Webサイトのアクセスログや宿泊ビッグデータをレポート化して県内市町村に配布しました。これらは県・市町村のデータに基づく施策検討に寄与し、愛知の観光施策の精度向上に繋げることが出来ました。この取り組みによって知事表彰を頂けたのは良い思い出です。

その後は、縁あってコンサル会社に転職をしています。

ここでは前職のノウハウを活かし、観光地における戦略立案、マーケティング戦略の策定業務を行っていました。中央省庁との取り組みが7割、民間企業との取り組みが3割でしょうか。

中央省庁は調査から政策立案まで。例えば免税販売手続の電子化だったり、観光地域づくり法人(DMO)における観光地域マーケティング・観光地経営の普及促進に向けた取り組みを行っていました。

民間企業では、某大手交通機関での乗客数増加に向けたデジタルマーケティング支援や新規事業立案支援を行ったり。あとは自動車メーカーの全社DX改革だったり。

一見観光領域から少し離れた業種でも、他業種の案件を通じて得た学びから観光分野に活かせる部分が多いにあると考え、積極的に手を挙げて参画していました。


↑プライベートでの旅行を楽しむ東海林さん。一人旅やカメラもお好きとのこと。

羅針盤社に出会ったきっかけは?

前職は、非常にやりがいを感じていたものの、より現場感を持った仕事がしたいと考えたこと、コンサルティングワークだけではない、事業を持った会社でのキャリアを考え転職を決意しました。

羅針盤社は入社前から良く知っており、代表の佐々木さんのSNSでの発信も日々拝見していました。佐々木さんの考え方、視点に共感するとともに、自分にない発見も多くあり学ぶことが多いなと考えていました。

経営陣との距離も近く、一緒に仕事をしたら楽しいだろうなと考えたこと。ここでなら自分の経験を活かせるだろうと感じ、羅針盤社に入社を決めました。

現在のお仕事はなにをされていますか?

新規案件の開拓とプロジェクト遂行、民間領域の開拓ですね。

特に、自身の強みである観光地経営やマーケティングに近い領域の案件を広げて獲得していきたいと考えています。もともと羅針盤社はガイド育成や商品造成に強みがあるので、私は自身の強みとして持っている領域を攻めることで、更に会社として規模拡大ができるのではないかと考えます。

既に複数の案件を開拓させていただき、プロジェクト遂行面でも携わらせて頂いています。例えば直近では、3つの地域でDMOの伴走支援を行っています。

ここでは、地域に不足しているノウハウの提供と、最終的には地域が自走していけるように考え方を整理した戦略策定フレームワークを協働で作り、フレームワークを活用した戦略策定を支援しています。

あとは、民間企業の地方空港の利用客拡大に向けた案件や、中央省庁の通訳ガイド育成に向けた案件などもリードさせていただいています。

どんな人と一緒にお仕事がしたいですか?どんな仲間がいますか?

私が一緒に働いていてワクワクする人は、自分とは違う視点を持ち、異なる領域で案件を切り拓いてくれる人ですね。自分にとって刺激にもなりますし、事業部にとっても得意領域をカバーしあえる状態を作るのは良いことだと思います。

どんな人が多いかは、主観になりますが、前職がコンサル会社だったのでカッチリした人が多く、テストでいえば満遍なく点が高い。という感じの印象だったことに対し、

羅針盤社は、人間味のある人が多く、コミュニケーション力だったり企画力だったり、とにかくずば抜けているスキルを持った人が多い印象で、多様性があります。皆さん観光への熱量が高く、想いのあるメンバーが集まっていますね。

私は、観光は個人の力では及ばないことの多い領域だと考えています。だからこそ、同じ想いをもち、一つの目標に向かって進む仲間が大切だと思っています。

そんな仲間たちと、目指すは”日本最高の観光コンサルチーム”です!




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