【社員ストーリー♯10】
社員へのインタビューからウェイブを紹介する社員ストーリー。
今回は、現在採用募集中のコミック編集職に携わる社員のインタビューをお届けします。
前職では公共施設の運転管理業務を受託する会社で営業を行っていた寺澤。エンタメ全般が好きで作り手として関わりたいと考え、未経験ながらコミック編集職としてウェイブに転職します。現在は、複数ジャンルの作品に携わる寺澤にコミック編集職のやりがいや求められるマインドなどを聞きました。
寺澤 美咲
2015年11月入社。コンテンツ企画部所属。未経験ながらコミック編集職として入社。現在は女性向け、青年、Webtoonなど様々なジャンルの作品制作を行っている。
ー前職ではどんなお仕事をされていましたか?
公共施設の運転管理業務を受託する会社で営業をしていました。
ーウェイブへの転職理由とコミック編集職を選んだ理由を教えてください。
前職は暮らしを支える大切な仕事ではあったのですが、営業の成果が出るまでに数年掛かることもあり、せっかちな自分には合わないと思って転職を決めました。転職を決めてからは、あまり業界を絞らずに幅広く転職先を探していました。
漠然と、「売る」仕事よりも「作る」仕事をやってみたいなという興味もあったので、業界というよりも職種にフォーカスしていましたね。
エンタメ全般が好きではあったのですが、自分よりもエンタメを好きな人はいくらでもいるはずなので、自分がそれを仕事にするのはおこがましいんじゃないか…と迷ってもいました。
でも、ウェイブのコミック編集職の募集要項を見たときに「漫画の原案作成」が業務の中にあって、興味が沸きました。自分でお話を考えるのが好きでしたし、応募にあたってコミック編集職経験が必須ではなかったので思い切って応募し、今に至ります。
ー未経験で挑戦することに不安はありませんでしたか?
未経験での入社は先輩方に迷惑をかけるんじゃないかと、当初かなり怯えていました。全く異なる業界からの転職のため、前職から活かせる知識・経験もあまりないのではと不安でした。
ーその不安をどのように解消したのでしょうか?
まず、先輩方も未経験からの入社がかなり多かったので、それを知ってほっとしました。ウェイブでは入社後研修や編集部内での育成プログラム、電子コミック市場のトレンド研究、ジャンル別勉強会など、多くの勉強会があります。加えて、OJTの先輩がしっかりと教えてくださるので安心して業務に臨めました。また、長く働いていると、未経験は未経験で貴重な視点なのだなと思います。慣れていると気にしないことにも、未経験の人だからこそ気づけたりするので、これから入社する方には、ぜひ「未経験」を活かしていただきたいです。
ー現在はどんなお仕事を担当されていますか?
コミック編集職として、作家さんの作品作りをサポートしています。ウェイブの特徴である原案作成から担当する場合もありますし、作家さんの持ち込んだネタから作品作りをスタートすることももちろんあります。それから、プロット・ネーム・原稿…といった各制作工程をチェックしていくわけですが、その際、色んな観点でチェックしていかなくてはなりません。
作家さんが表現したいことはなんだろうか、その意図がしっかりと反映されているだろうか、そしてそれは読者さんにとって魅力的に映るだろうか…などなど、じっくり考えながらチェックしていきます。作家さんに寄り添いつつも、一歩引いて見ることも必要なので、そのバランス感覚が難しいところです。
ーどんなところにやりがいを感じますか?
作品が売れた時が、最もやりがいを感じます。面白い作品を作る、ということがもちろん前提なのですが、作家さんにとって、出版社を通さずに自分で作品を発表するという選択肢もあるんですよね。その選択肢がある中、ウェイブで執筆してくださるからには「作品がより売れるためのサポート」をするのが使命だと思っています。面白い作品を作って、それがしっかり売れて、作家さんに印税でいい思いをしていただけると、私も幸せですね。
ー活躍するためにはどんなマインドが必要だと思いますか?
誠実さが必要だと思います。先述のように、社内での勉強会などもたくさんあるので学べることは多いのですが、結局作家さんとの関係は、自分と作家さんの1対1です。
何かご提案する時にも、借りてきた言葉だと響かないと思うので、作家さんと作品に向き合うために、自分の中でちゃんと考える誠実さが不可欠だと思います。
活躍するためには本当に色々なマインドが必要で、好奇心とか素直さとか貪欲さとか、挙げていったらキリがないのですが、活躍するための土台にあるのは誠実さなんじゃないかと思っています。
ー平均的な1日のスケジュール
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